ひたきさんのレビュー一覧

空に響くは竜の歌声 黎明の空舞う紅の竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

なにもかもの始まりのお話

神からの試練で始まる感じです。 なぜ竜と人間の姿にわかれてしまったのか? なぜ龍成がこの世界に召喚されるようになったのか? 今まで竜として生きてきたものが人になって、どう生活していくのか? 今まで感じたことのない感情も含め本当に始まりなんだなと。 何もかもが初めてなので、生きていくにも手探り状態のなか、龍成によってもたらされる生活の知恵などで徐々に変わっていってる。 ですがさすがに初めての妊娠、出…

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月下の縁 小説

水原とほる  ひたき 

魂で惹かれ合う

初めて水原先生の作品を読みましたが、ページをめくるうちにお話にのめりこんで一気に読みました。

昭和30年代の横浜中華街が舞台になっており、天涯孤独となり台湾人として暮らす晶と中華街の大店の跡取り息子で幼なじみの敬生は恋人同士。 みんなの目を盗んでは逢瀬を重ねているものの、晶の敬生への思いは「親愛」は伝わってくるけどどうにも「恋愛感情」という感じではありません。

あらすじや表紙でわかり…

1

空に響くは竜の歌声 黎明の空舞う紅の竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

はじまりはじまり。

今シリーズの中では一番好きかもしれません。
『黎明の〜』とタイトルのとおり、始まりの物語です。
竜王ホンロンワンと初代リューセーの話と、最後にタンレン×シュレイの短編があるんですが、またこの2人のお話が読めるとは思わなんだ!
大好きなCPです(*´ω`*)

神の怒りをかい、竜と人の2つの身体を持つようになった竜族。
竜は不死に近いが人も死ねば竜も死ぬといった、彼らの生への模索が描かれ…

4

空に響くは竜の歌声 黎明の空舞う紅の竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

エルマーン王国の始まり

『空に響くは竜の歌声』の前日譚にあたる今作品。竜王とリューセーの、物語の始まりのお話。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。




元々「竜」だったシーフォン(竜族)が、人の姿かたちになった理由。
人の姿になった初代シーフォンの竜王・ホンロンワンが、精霊をもらい受けるために龍成を見つけ、そして手元に呼び寄せるようになった過程。
そして、初代竜王と、同じく初代リューセーが、試行錯誤…

5

空に響くは竜の歌声 黎明の空舞う紅の竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

ここから始まる物語

読み終えた今、胸がいっぱいです。すごく泣けました。
この作品が正統派のBLかと言うと疑問なのですが、とにかく心を打つ事は間違いないと思います。私の拙い文章力ではどう伝えればいいのか分からないのですが、萌える萌えない以前に、もう心を揺さぶられるのです。シリーズファンならずとも、たくさんの方に読んでいただきたいです。


内容ですが、初代竜王ホンロンワンによるエルマーン建国の物語です。そして、…

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空に響くは竜の歌声 紅蓮をまとう竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

BL

以前から気になっていて最初は電子書籍で読みました。異世界トリップものによくある様な衝撃の展開!みたいなのはなく主人公2人が迷いながらもしっかりと結び合う。芯のしっかりした小説だなと思いました。 続編も読み、書店に直行!書籍版も買ってしまいました。手元にずっと残したい本です❤️同人誌の方も買えるものはすべて買ってしまいました。これから歴代の竜王とリューセーの物語が商業誌でも読める様になるのでしょうか…

3

犬も喰わないアレ「蒼銀の黒竜妃」番外編 特典

三十六計逃げるに如かず

本品は『蒼銀の黒竜妃』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、エイプリルが
クラヴィスと親交を温めようとするお話です。

本部に書類を届けるために
急ぎ足で歩いていたエイプリルは
別の歩道から歩いてきた法衣の男に
気づいて足を止めます。

法衣の男は魔術師団長クラヴィス。
副長ノーラヒルデの愛玩動物で
下僕の黒竜です。

滅多に人型でいることが…

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ミリオンダラーキス 小説

佐伯まお  ひたき 

さらっとしたショートストーリー2編

独立した話が2編収められている本でした。分量も少ないし、どちらの話もあっさりめ。濃やかな感情表現や心理描写もないままに、あれよあれよという間にカップルが成立していたなぁ…という感じです。

表題作は基本的にあり得ない設定で色々詰め込みました……という感じ。
人気俳優が冴えない主人公にそこまで執着していることがピンと来なかったりもしましたが、悪役による誘拐のエピソードなど飽きさせないよう盛り込…

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空に響くは竜の歌声 竜王を継ぐ御子 小説

飯田実樹  ひたき 

愛情たっぷり

2人が愛し合った結果、徐々に増えていく家族。 その国で不慣れながらも子育てを頑張る龍聖。 だけどその幸せな家族も世継ぎの子との別れが待っていて。 同じ時代に王は1人でいいと、世継ぎは次の時代になるまで眠りに入る。 次の時代になるということは今の王(父親)が亡くなってから目覚めるということ。生きて2度とは会えないんですよね。 その当日シーンは何回読んでも涙でるなぁ。 だけど最後のショートで目覚めた新…

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空に響くは竜の歌声 紅蓮をまとう竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

トリップもの

最近このサイズのファンタジーものまとめて読んだけど、どれもいいなぁ。 このお話も現代からある世界へと過去の契約により飛ばされるお話。 龍聖として国王の元に嫁ぐのですが出会った相手は自分よりも小さな子供? それにはある悲しい理由があったのですが、元の姿に戻れたフェイワンはカッコよかった。 そして少しずつ歩み寄り惹かれていく2人がなんかいいなぁ。 側近の方のお話も結構メインに書かれてましたが、そちらは…

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