電子限定かきおろし付&イラスト入り
9代目竜王フェイワンと、竜王妃リューセーのお話の続き。
とうとう2人の結婚式。
妃になる、と決心して、フェイワンを受け入れ、心から愛するようになっていく龍聖。
変わらずに全身全霊でリューセーを愛しているフェイワン。
2人の姿をにまにまきゅんきゅんで見守らせて頂きましたヽ(*^^*)ノ
リューセーが愛し過ぎて、嫉妬も全開のフェイワンもいいわ~。
自分の半身である竜王ジンヨン相手にすら大人気なくマウントとりにいったり、2人(?)してリューセーを間に火花を散らせたりと、そのやり取りがとっても楽しかったです。
そして、リューセーの懐妊。
卵の部屋の前でダンダン足踏みしてるフェイワンを思うと、可愛いったらないです。
リューセーと家族が大好きで、とても大事にしている父親の顔のフェイワンも、リューセーだけに見せる情熱的な男の顔も大好きで、読んでいて私も幸せです。
リューセーが降臨するまで苦しい時間をすごしていたフェイワンを知っているので、幸せなフェイワンの姿を見れて、本当に嬉しい(っω<`。)
そして、まさかフェイワンの娘とラウシャンが結婚だなんて!
寂しかった時代を知った今では、よかったねぇ、な思いもひとしおです。
そしてそして、タンレンとシュレイ。
拗らせまくっていたシュレイが、やっとタンレンの隣を受け入れてくれてよかったなぁ。
ここから始まったエルマーン王国の物語。
とっても大好きなシリーズとなりました(*^^*)
2人が愛し合った結果、徐々に増えていく家族。 その国で不慣れながらも子育てを頑張る龍聖。 だけどその幸せな家族も世継ぎの子との別れが待っていて。 同じ時代に王は1人でいいと、世継ぎは次の時代になるまで眠りに入る。 次の時代になるということは今の王(父親)が亡くなってから目覚めるということ。生きて2度とは会えないんですよね。 その当日シーンは何回読んでも涙でるなぁ。 だけど最後のショートで目覚めた新王が新しい家族と過ごしてる姿が描かれてたので、なんかほっとする。
前半よりまたもや分厚くなった続編。ただ今回は分厚いのがとてもうれしかったです。
(前以上にひたれると思うとばんざ~い!!)
ただ他のリューセーが気になってきて、シリーズ化されること願っております。
『空に響くは竜の歌声』後編。
フェイワンの惜しみない愛情に心が癒やされました。温かいなぁ。。龍聖が羨ましいです。こんなふうに愛されたらすごく幸せだろうな(*^^*)
フェイワンに愛する家族がたくさんできて良かったです。子沢山で微笑ましい限り(龍聖えらい!)
タンレンとシュレイも主役ふたりと同じくらい好きなカップルでした。
最後の木漏れ日の中で、世継ぎのシィンワンと十代目龍聖との未来が幸せそうでほっこりしました。
完結して寂しいけれど今後は同人誌を追いかけます。
前巻にもまして分厚くなった今巻。
あまりの厚みに怯みつつも、楽しく読むことができました。
フェイワンと龍聖の婚姻からこの巻はスタートです。
様々な儀式が進み、子作りもし、エルマーンの后となった龍聖の、出産子育て編という感じなのですが、何だか本当にものの見事に出産子育ての話で1冊です。
これはBLか? と一瞬、我に返って思ったのですが、じゃあTLだと良いのかというとそういうわけでもないので、これはこれで男と男が結ばれて、腹の中に不思議な器官が出来上がり、子供産まれるんですよという設定にそういうものだと言い聞かせました。
今まで読んだ出産BLって、その辺上手にぼかしたりが多かったのですが、これは今まで見たことないパターンでした。
龍聖が身ごもり、妊夫生活から卵を出産し、孵化するまでの過程が非常に丁寧に書かれていて、結局やっぱりBLということをすっかり忘れながら読んでいたのですが、ちみっこも大好きなので私は楽しめました。
次から次へとぽこぽこ卵を産んじゃう受って凄い!
そしてそこからは子育て編が延々と続きます。
特殊な能力を持って生れた長姫、お転婆な二の姫、そして次代竜王となる王子、その後にも王子に姫にと休む間もなく出産子育て出産子育て……と忙しい。
出産はともかく子育てに関しては現実に引き戻されて、こんな聞き分けのいい子供いるかよ、と若干ひねくれ気味に。
お姉ちゃんなんだから、お兄ちゃんなんだからという子育ての仕方にモヤったりもして、この辺に関しては何度も首を傾げながらではありましたが、最後まで読んでみて満足感でいっぱいになったので良かったかなと。
きちんと次世代への繋ぎも書かれていて、続編への期待も膨らみます。
出産子育て大丈夫で、ちょっと変わったファンタジー読んでみたいという方にはおすすめです。