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空に響くは竜の歌声 紅蓮の竜は甘夢にほころぶ

sora ni hibiku ha ryuu no utagoe guren no ryuu ha amayume ni hokorobu

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表題作空に響くは竜の歌声 紅蓮の竜は甘夢にほころぶ

フェイワン,152歳,エルマーン王国の国王
守屋龍聖,28歳,九代目龍聖で元銀行員

あらすじ

◆フェイワンと龍聖、運命の出会いの“前夜” タンレン×シュレイも収録!◆

「まだ見たことのない君だけど……オレの声が届くといいな」
龍聖がまだ降臨せず、竜王フェイワンが若体化した時代。
フェイワンは決してあきらめず、まだ見ぬ龍聖に焦がれていた。
だが竜王の力が弱まるにつれ、竜族は少しずつ荒ぶる感情を制御できなくなる。
それは心からシュレイを愛するタンレンも例外でなく…!
「空に響くは竜の歌声」の“前夜”を描く物語! 
フェイワン&龍聖の子供時代も収録

作品情報

作品名
空に響くは竜の歌声 紅蓮の竜は甘夢にほころぶ
著者
飯田実樹 
イラスト
ひたき 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
空に響くは竜の歌声 紅蓮をまとう竜王
発売日
電子発売日
ISBN
9784799764817
4.3

(8)

(4)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
35
評価数
8
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

いくらでも読めるよ(≧▽≦)

大好きな竜王フェイワンと9代目リューセーのお話。
いくつかの同人誌と書き下ろしを1冊にまとめたもの。
同人誌はもっていないので、ペーパー以外は初めて読むお話ばかりで、嬉しい(#^.^#)

まずは「まだ見ぬ君に」
リューセーを呼ぶ儀式を行うお話。
緊張するフェイワンと、傍で見守るタンレンと。
この後、リューセー降臨まで10年の月日があるので、その間の辛い時期を知ってるだけに、微笑ましいのが切ないお話でした。

「慙愧は降りつもりやがて愛を覆い隠す」
こちらはタンレンとシュレイのお話。
リューセー降臨まで後2年。
狂っていくシーフォン達の様子が書かれていて。
タンレンの愛が重さに、正直ビックリでした。
あんなに穏やかに何よりシュレイの気持ちを尊重してるけど、狂おしい気持ちを内に秘めてたんだなぁ。
でも、我に返る所がタンレンだわ。

「黄金の血」
研究バカな人が突き止めた発見が、エルマーン王国らしかったですわ。

「黄金の衣」
竜の鱗って生え変わるんですね(^_^;)
そりゃー、見応えある景色だろうなぁ。

「もしもどこかで…」
こちらのペーパーのお話だけ読んでました。

「紅蓮の竜は甘夢にほころぶ」
フェイワンと父親であるランワン、龍聖と父親、2組の親子の絆のお話。
こちらもやはりその後を知ってるだけに、切ない。
もしも…を夢想せずにはいられません。

「深緑の竜は甘露の味を知る」
シーフォンの独身族の間で流行っている『想いを伝える贈り物』にまつわるお話。
リューセーに刺繍を教える形で、不本意ながら刺繍をすることになったシュレイ。
ツン多めのシュレイに、タンレンへの贈り物をさせたかったリューセー、ナイス(๑•̀ㅂ•́)و✧
照れ屋で慎み深いにも程があるシュレイの刺繍にきゅんでした。
貴重なシュレイのデレ、タンレンよかったね(´∀`)
でも、フェイワンカプ推しなので、できればこちらの2人の贈り物の様子も読みたかったです。
飛び上がって悦ぶフェイワンの姿は簡単に目に浮かびますけどね(≧▽≦)

変わらないひたき先生のイラスト。
裏表紙がめっちゃ可愛い♡

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