ひたきさんのレビュー一覧

空に響くは竜の歌声 竜王を継ぐ御子 小説

飯田実樹  ひたき 

愛情たっぷり

2人が愛し合った結果、徐々に増えていく家族。 その国で不慣れながらも子育てを頑張る龍聖。 だけどその幸せな家族も世継ぎの子との別れが待っていて。 同じ時代に王は1人でいいと、世継ぎは次の時代になるまで眠りに入る。 次の時代になるということは今の王(父親)が亡くなってから目覚めるということ。生きて2度とは会えないんですよね。 その当日シーンは何回読んでも涙でるなぁ。 だけど最後のショートで目覚めた新…

2

空に響くは竜の歌声 紅蓮をまとう竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

トリップもの

最近このサイズのファンタジーものまとめて読んだけど、どれもいいなぁ。 このお話も現代からある世界へと過去の契約により飛ばされるお話。 龍聖として国王の元に嫁ぐのですが出会った相手は自分よりも小さな子供? それにはある悲しい理由があったのですが、元の姿に戻れたフェイワンはカッコよかった。 そして少しずつ歩み寄り惹かれていく2人がなんかいいなぁ。 側近の方のお話も結構メインに書かれてましたが、そちらは…

1

彼の背に甘い爪痕を残し 小説

鳩村衣杏  ひたき 

恩返しラブ

うお〜、キましたよ、好みのしっとり系萌え尽くし!

出版翻訳代理店「バビロン・エージェンシー」で繰り広げられるラブストーリー。舞台は大学卒業後二年間NYで働き、帰国してきた主人公・仲江音弥の新しいアルバイト先なのですが、個人的に憧れの業界というのもあって、お仕事内容そのものにも存分に楽しませていただきました。

音弥の仕事は、敏腕エージェントで専務でもある英(はなぶさ)駿介のアシスタント。…

3

空に響くは竜の歌声 紅蓮をまとう竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

ファンタジー好きにはたまらない

異世界トリップファンタジー。こちらはCDがよかったので商業誌を読むことができてとても嬉しかった。うっかりと異世界へトリップして、現実をなかなか受け入れられない龍聖。フェイワンも精魂がないと生きていかれないんだけど、フェイワンが龍聖への思いやりに感動した。フェイワンと龍聖の気持ちが寄り添いあうまでの過程をじっくり書かれていた。竜王のジンヨンがとてもかわいい。脇カップルのシュレイとタンレンも切なかった…

2

蒼銀の黒竜妃 小説

朝霞月子  ひたき 

この受けは凄まじく強い!

「空を抱く黄金竜」、「緋を纏う黄金竜」のスピンオフ。やっぱり二段組み。
これ単独でも読めなくないですが、前2作を読んでた方が
面白いこと間違いなしです。
竜、魔獣、騎士が出てくる中世ヨーロッパみたいな国の騎士団が舞台の
ファンタジー。

今回は、騎士団が他国内戦?に介入するまでのお話に、
私が今まで読んだ中では最強!の騎士団副団長(美人!)と黒竜のお話が
絡んできます。
この副団…

6

月下の縁 小説

水原とほる  ひたき 

歴史の隙間に「もしかしたら、こんなこともあったかもしれない」。

昭和30年代の中華街、台湾人コミュニティを舞台にしたBLは珍しいですね。硬すぎず、甘すぎない文体でスラスラと読めました。
個人的には、登場する人たちの人物像や言葉遣い、ちょっとしたエピソードなどにもう少し「その時代の世相感」が出ている方が作品世界に入り込めるのに…という気もしました(読む人がサラッと読みやすいように、ということなのでしょうが)。

それぞれの登場人物の生い立ちや家のことなどに…

2

空に響くは竜の歌声 暁の空翔ける竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

甘々なお話でした

『空に響くは琉の歌声 紅蓮をまとう竜王』『~竜王を継ぐ御子』に継ぐ、シリーズの3作目ですが、CPとしては2組目。前作のフェイワンとリューセーの長男にして時期国王・シィンワンのお話。前作がとても面白かったので楽しみに待っていました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。



『~紅蓮をまとう竜王』はそもそも竜聖が「リューセー」になることを知らなかったり、とある事情により国自体…

6

空に響くは竜の歌声 暁の空翔ける竜王 小説

飯田実樹  ひたき 

ほのぼの平和な十代目です。

『空に響くは竜の歌声』第三弾、前作カップルの息子・シィンワンが主役です。
そして、十代目リューセーとして召喚されたのは18才の高校生。

こちらの作品、竜が歌う国で繰り広げられる竜王とその王妃の、大河ドラマを思わせる壮大な物語ー…。
……なのですが、実のところ根幹をなしているのは、バカップルのイチャつきです…。

前作に比べると、やたらと甘くて平和なのです。もちろん前作も相当なバカップ…

10

緋を纏う黄金竜 小説

朝霞月子  ひたき 

やっぱり息子にほしい・・・

前作よんで、めっちゃ好きだったので続きget。
前作で攻め受けは既にくっついていて、
当作の登場人物はほとんど前作で出ていて
前作の説明はほとんどないので、前作を先に読むことをお勧めします。

どっちかっていうと前作の方が好き。でも登場人物みんな好きなので萌2.
ちょっと盛り上がりに少し欠けたかな というところがあり神にいたらず。
BLというより、いい子の成長日記みたいなお話と思いま…

5

無明の華 小説

井上ハルヲ(オハル)  ひたき 

ラーメンが食べたくなった、オッサンラブ

井上ハルヲ先生の作品は「デンパ男」と、オハル名義の「SH」と読んでます。この「無明の華」はSHに雰囲気は近いでしょうか、シリアスでハードボイルド寄りですが、意外に読後感は爽やかでした。
攻めは刑事の木崎。受けは十五年服役した狭山。47歳と35歳のアダルトなお二人です。
この狭山が大変に苛酷な中を生きてきて、15歳で食べるために男相手にウリをしていたところを木崎に保護され、何と刑事の木崎がヤクザ…

3
PAGE TOP