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9/51(合計:503件)
丸木文華 相葉キョウコ
renachi
ネタバレ
会話文多めなキャラ先行型の探偵コメディ。三人称多視点で、二人揃った場面でも視点が不意に変わるため、読みにくいのが難点。この書き方で心理描写まで入れ込まれると、視点が変わるたびに集中が解けて残念だった。 メイン二人は両方チート的な能力・権力・財力持ちで面白い。映は身長160、華奢で女装が似合う童顔と、好みのBLキャラとは真逆の設定。だがコメディの主人公として見ると中身・言動と併せて魅力的に思え…
茶々丸53
映が嫉妬する姿が珍しいと同時に、そんなに雪也を愛してるんだなぁと思うと微笑ましかった。映と雪也はどちらもハイスペックだけど不完全、その不完全さも含めて互いに溺愛してる2人。お互いこの人しかいないくらい濃密な2人だけど、どこか欠けてるように感じてました。それが今作で埋まったなぁと。 映は不安だったのに包み込むように雪也を見守ってて愛を感じました。良いcpになったなぁとしみじみ感動でした。新たなステー…
丸木文華 門地かおり
執着攻めばかり読む崎
これぞ、聖母受け!! そして聖母を汚す腹黒執着攻め。 財閥の御曹司で学園では王様のような攻めが、受けにだけ特別扱い。 もうこの時点で美味しいです。 ずっと隣をキープするし、周りの友人が不審がるくらい。 対して受けは自慢するでもなく、攻めの母親に似てるからだろうな~と楽観的に受け入れているだけ。 最初が圧倒的に、攻め→→→→→受け、です。 嫌がらせしてくる奴が嘔吐し…
丸木文華 笠井あゆみ
ファンタジーというのか時代物というのか。ジャンルは分からないが、世界観の構築がしっかりしており、序盤から訛りも設定もすんなり入ってきた。文章も余計な修飾が少なく短文が多くなっていて、その雰囲気づくりに一役買っていた気がする。 与六の境遇は悲惨なものだったが、この時代なら仕方ないとも思わされ、与六に同調するように諦めの気持ちで読んでしまった。 与六視点で語られるモノローグは、感情に関する表現…
腹黒・執着・年下と攻めの属性に惹かれて読んだ。攻めの腹黒さは陰湿方向に偏っていて、黒いというか暗いというかじめっとしてる。丸木作品の腹黒攻めの特徴なんだろうか。 主人公の受けは芸術一家の落ちこぼれで劣等感バリバリというベタ設定。中盤の変なタイミングで、記憶が飛ぶ癖や暴れる設定が明かされたが、それそのものが伏線になっているわけでもなかった。話的に使えそうな設定なのに使われず、逆に驚いた。 攻…
丸木文華 乃一ミクロ
本編直後に読んだ。二人の雰囲気は変わらず湊を求め将来設計も完璧な悠馬と、人間を止めて流される湊の日常話。 湊視点で語られる現状、湊はそれなりに正しく状況を把握しているようだが、納得した上で流されているよう。ラストは自ら心まで明け渡してしまいそうな終わり方だった。絶望の中に光を見出す自己防衛措置かもしれないし、一方的から双方向への変化と見てハッピーエンドにもなるかもしれない。 本編は終わ…
攻めの属性に興味を惹かれて手に取った一冊。しかし腹黒さが陰湿方向に突き抜けていて、なかなかしんどかった。 丸木さん、たぶん初読み。するすると読みやすい文章。一人称だが独り言感が出たり説明調になって違和感を覚えることもなく、三人称一視点と変わらない感じ。 湊は甘やかされて育った設定どおり、精神が未熟。それに、学生だから仕方ないとはいえ、高校生にしては生きている世界が狭すぎる。悠馬からの優…
ひみた
丸木先生はグイグイ引き込ませる世界観とその作品だけの濃厚なエロが毎度感嘆します。 でもこの作品が(同年発売の鬼子の夢より)一番評価が高いのは個人の趣味を抜きにしても疑問です。母性や執着のドロドロ具合が濃い目だからでしょうか。 読み進めるのが厳しいほどでは無かったのですが納得いかない点や萌えないことも多かったので申し訳ないけれど「しゅみじゃない」ボタンにしました。 まず(ネタバレ)が犯人だ…
てんてん
本品は『フェロモン探偵 守りたい人』の 初版限定挟込ペーパーです。 雪也の学生時代のお話になります。 クリスマスだからとハメを外して いつもの溜まり場で仲間達と騒ぎだした龍一ですが 聖夜に響き渡る騒音はいつの間にか止み 部屋の中には酔いつぶれた仲間達が 死屍累々と言った状態で転がっていました。 残ったのは白松兄弟と頭痛と戦いながらも 辛うじて意識のある長谷川だけで…
本シリーズは実業家兼探偵助と探偵事務所所長のお話です。 受様が画家としての再活動を決める中、 攻様が長く贖罪として関わっていた人物との関係を変えるまで。 受様は日本画の大家と琴の名手という両親の次男として 2人の才を最も受け継いた子供でしたが、 自分の特殊な性質に悩んだ末に家を出て探偵事務所を開きます。 攻様は実家のヤクザ稼業を嫌って起業、 実業家として悠々自適な生活を送…