羅川真里茂さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 4 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

ストーリーもキャラクターも、そしていろんな人の気持ちの描き方も、素敵な作品

アルの暁への気持ち、情がどんどん深まっていくけれど、それは恋愛感情ではなく深い愛情で、でもちょっとだけ恋心も芽生えてきていて・・・
ゆらゆらとした恋が透けて見えるのにどきどきします。
アルが日本人ではなく、愛情表現が豊かな西洋人だから、好き、も、キスも、日本人のそれとは違う意味を持つということが、そうしたゆらめきに関係しているようです。

暁がアルに対する言動を少しづつ穏やかに緩やかにして…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 3 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

どんどん広がっていくアルに社会と人間関係

巻頭のショートストーリー、キエフの長い人生から何か所か切り取ったようなお話、深みがあってとてもよかったです。
吸血鬼それぞれのいろんなヒストリーがあるのだなと感じました。
キエフがメインのお話も読んでみたくなりました。

アルの日本での生活、社会が少しづつ広がってきました。
主に暁の職場の仲間たちですが、挨拶するだけでなく、花見に誘って貰えたり、がんばって日本語で交流をしていくアルのまっ…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 2 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

原作のすばらしさに羅川真里茂先生風味が加わってより素敵にしている

アルが雨の夜、通り魔に襲われ大けがを負ってしまうところで1巻が終わりました。
殺人未遂事件からの、新しい事実、初の人間の血液、楽しい誤解、とぽんぽんぽん、と勢いよく物語が進んでいく様が爽快です。

一方でアルを襲った男が未解決の連続通り魔事件の犯人との疑いが出て、警察官である友人の忽滑谷に頼まれたこともあり、人の役に立ちたいと頼まれたこと以上なことをし始めたために、さらに危険な目に遭うことに…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

末長く追いかけたい作品

原作未読。
青春時代を花とゆめで過ごし、羅川真里茂先生の著作に多く触れてきた世代です。
タイトルと羅川真里茂先生が作画ということで興味を持ち、購入しましたが、大当たり、でした。
興味深くおもしろい!

半端な吸血鬼のアル、と謎多く表情も言葉も少ないエンバーマーの暁の出会い、交流、やりとりの数々が楽しいです。
出会いから交流が始まり恋心が生まれていく、という流れではなく、保護者と保護動物…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 8 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

未来のことなんて誰にも分からないから今を大切にしてほしい

 リチャードから暁の母親であるリリーとの過去が明かされ、アルと同様に感傷的な気分になってしまいました。暁からしたら顔もよく知らない母親が亡くなったって悲しむ方が難しいでしょうけれど、だからといって2人を引き合わせることを妨げていい理由にはならない。リチャードが今暁をこれだけ大切にしている理由がよく分かりました。一方、日本への帰国を巡って暁とアルは大喧嘩になります。暁の言い分は理解できるけれど、それ…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 7 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

お互い落ち着いて対処できていてすごい

 飛行機のハイジャックの一夜に終始していた7巻でした。アルばかりこんな不憫な目に遭って可哀想ですが、それに居合わせたり、傷付いたアルを介抱したりする羽目になる暁も散々ですね。でも、今回は暁がアルを守ろうとするところだけでなく、アルが体を張って暁を守ろうとするところも見れたので、シリアスなシーンを追ってきた甲斐がありました。記憶操作の能力も役立ちましたね。不死身であること以外に吸血鬼である利点が今ま…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 6 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

一歩間違ったら……という展開続き

 アメリカへ来ても波乱続きで、アルと暁が2人でゆっくり過ごせる時間は訪れないのかなぁと少しやきもきしました。確かにアメリカの方が治安が悪いし、銃社会でもありますから、日本にいた時より物騒な展開になるのは確率的には自然かもしれませんが。でも、不死身とはいえアルが危ない目に遭ってばかりでさすがに可哀想になってきました。彼自身も死なないからいくら傷つけられても気にしない、というスタンスではありませんし。…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 5 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

最後の小説にもほっこり

 アルの故郷であるアメリカに渡航することになる5巻。一瞬暁は反対するんじゃないかと思いましたが、よくよく考えたらむしろこれを機にアルの手を離すという方が彼らしいですね。もちろんアルはアメリカには帰りたくても暁と離れたいわけじゃないし、人間と同じように簡単に渡れるわけでもないから、暁も一緒についていくことになりますが。ここまで面倒な手回しをすることも厭わないんですから、暁は相当アルのことを大事にして…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 4 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

今アルがいなくなったら暁はきっとすごく落ち込むよね

 アルの撮影現場では結構な波乱が起きて、若干ミステリー要素も感じられます。ただでさえ演技初心者で顔が割れないように気を付けなければならない立場で大変でしょうに、こんなことまで起きてしまってアルの精神は大丈夫なんだろうかと思いましたが、想像以上にタフで、自分よりも他人の方が心配なようですね。いくら不死身といっても痛みは感じるし、心は傷付きますが、そういうところは暁がいてくれればカバーできるのかな。相…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 3 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

いい妥協点が見つかるといいな

 まだまだアルはお子様な感じが否めないですね。モデルの仕事は顔が知れ渡ってしまうリスクが大きいのでやめた方がいいという晪の意見はもっともだと思うのだけど、アルの中身が少年だということを考えると、その頃って確かに大人の意見は何でも頭ごなしに否定しているように感じられてもっと挑戦させてほしいと思うことが多かったので、2人のすれ違いも妥当なのかなと思います。でも、ちゃんと根底にある優しさや心配も理解して…

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