彩景でりこさんのレビュー一覧

犬も喰わない コミック

彩景でりこ 

壮年思春期。男って、いつまでも子供のままだから。だからこその純愛。

このソファの色味が好きって事もあるけど、細くて長い脚。本越しにキス。
ため息が出るほど美しい表紙。タイトルもとってもニクい。
そして、男ってしょーもない、と思えばこそ。それでこそ純愛と言えるのではないかと思う。
もしくは、どこかにそうであって欲しいという夢。いつまでも醒めやらぬ、それは夢の様な。

「追いかける方が好き、追いかけられると途端に冷めてしまう。」などと言う女は多い。
割とよ…

3

Psychedelics007 コミック

彩景でりこ 

いつまでも続きそうなトライアングル。さらなるエロトロな後日談の後日談。

一個前の『Psychedelics006』で、でりこ先生が解説された様に、大学を卒業した拾もタケも就職をしている未来。後日談。
3人は一軒家で一緒に暮らしているが、拾の就職先がややブラックの様で、一応先生は、『職種の関係でそんなブラックなとこあるのかどうかはわかりませんが、実在の人物・団体とは一切関係ありません、でお願いします。』などと註釈を付けている。
友人が勤めていた会社か紛れもなくそんな…

3

PsycheDelics006 コミック

彩景でりこ 

実は幸せなのかも。エッチでトロ甘い後日談。

さらにさらに、でりこ先生からの詳しい解説付きで、難解とも言えなくも無い彼らのトライアングル・ラブについての説明書きが‼︎
まぁ、そうでしょうね…。という感想しか無くて、新たな発見があるわけでも無いですが。
歪かもしれないけど、当人同士が良ければ全て良し。うまくはまれば、幸せなんです!
な、エッチな後日談。セルフパロディだったり、パラレルだったりする、でりこ先生のご気分でツラツラと描かれた番…

3

PsycheDelics005 コミック

彩景でりこ 

本編を補って余りある補足エチ。

本編に収録するには蛇足過ぎると作者が意図して挿入しなかったという、タケとミネの2人だけのエチ。
ショートストーリーだけに、冒頭からヤリまくり。脱ぎかけのツナギがイヤラらしい。
そこに自分のアレやらナニやらを引っ掛けてしまうタケ。
拾を幼馴染として、好きだから拾を泣かせたく無い。
けれど、ミネが拾の一番というのは許せない。ミネなんか居なくなってしまえばいい。
けれど、ミネの身体は気持ちいい…

3

チョコストロベリー バニラ番外編001 コミック

彩景でりこ 

略して「チョベリバ!」90年代⁈色々エロくてエモい番外編!

作者も意図していなかったという、タイトル略して「チョベリバ!」になっているという、90年代ぽいその名の通りサイケでポップなカラー表紙。
「チョコストロベリーバニラ」が不穏な空気を醸しているから、あえてのポップなパラレルワールド。
もしくは、セルフパロディなんだそうだ。
擬人化というより、コスプレな着衣のミネは、拾が拾って来た(ややこしいな!)猫でネコちゃん。
ミネが来る前からずっと拾いに飼…

5

チョコストロベリー バニラ コミック

彩景でりこ 

変態か、歪か、それとも恋か。危うい均衡もギリギリなトライアングル。

表紙の色っぽさと美しさ。好きなもの全部‼︎ な、甘くてビターなこのタイトルと。
何度読んでも『はぁあああ〜』と、耽溺してしまう。とても味わい深い作品です。
フランス文学を読み終えた時の様な、背徳感と。その危うさにときめかずにいられない。
そして、どうにもこうにも薄暗いトーンの筈なのに、心が晴れるのは何故なのか。

三角関係は基本的には苦手。だって、意味が解らない。好きな人には誠実であるべ…

4

蟷螂の檻 4 コミック

彩景でりこ 

一番共感出来たのは本多先生

この物語で一番共感出来たのが真珠・本多先生。的を得たお言葉をいただきましたので。

一気に4巻読みましたが、もう少しスピーディに話を進めても良いんじゃないかと。育郎が思ったより(社会的に)無能で、ハラハラ感がない。典彦の企みだけがさくさく進んでいく(実行犯がよく失敗しちゃうんですけどね)。堕ちていく美学を丁寧に描きすぎてるのかな?

横溝正史や手塚治虫の「奇子」など、戦後を描いた秀作は少な…

11

蟷螂の檻 4 コミック

彩景でりこ 

「ただ、私の手に落ちてきてほしかった」

炎に巻かれながら、奥の部屋での情事。
そこへまさかの闖入者、蘭蔵さん。

「莫迦か逃げろ 死ぬぞ」と、蘭蔵さんに駆け寄る育郎を見た典彦の表情からは、動揺や絶望を感じます。

「まだ 足りなかったか」そう言った典彦は、一体どどのような顔をしていたのでしょう……

愛しくて、愛しくて、大切にしたい。
大切にしたいから、壊したい。
壊れていくところが、見たい。

「私以外の何もかも…

12

蟷螂の檻 4 コミック

彩景でりこ 

自分の目で確かめるまでは死は認められないかな

 あらすじでクライマックスと謳われていて、終盤もまさにクライマックスっぽい展開だったので、最後のページの「つづく」という文字を見るまですっかり最終巻だと思い込んでいました。仮にこれで終わりだったとしても、良い意味で後味が悪く印象に残る作品になったんじゃないかなと思いますが、続くなら続くでこの兄弟の行く末をしっかり見届けたいという気持ちもありますし、嬉しいですね。

 育郎の正の感情も負の感情も…

4

蟷螂の檻 3 コミック

彩景でりこ 

本当の地獄のはじまり。

この、表紙の典彦の表情が恐ろしい。
最初に一読した際はあまりの惨さに目を覆いたくなるばかりでしたが、最新刊が出たので渋々読み返す事に…。そして思い返せば、この頃まだ「坊ちゃん」である育郎は、まだ典彦の愛情を信じていたのですね。憐れ。典彦の閨での戯言、「愛しています。」にただ縋って。縋り付くしか無くて。
しかし、典彦はただ育郎の全てが欲しいと言い、その全てとは身体や愛情では無く、怒りや憎しみ 全…

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