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かわい有美子 小椋ムク
御影
ネタバレ
この『空色スピカ』は、『流星シロップ』『星屑シトロン』などの清泉学院シリーズの一作目にあたるのですが、どのシリーズもきれいに作られたアルバムを見ているような気がしました。 清泉学院は私立の男子校で、その生徒会長は代々イケメンを起用するというルールが定着しています。それは、学園祭などの数少ないイベントの時に、他校の女子を呼び込むという、いかにも思春期男子が考えそうなことなのです。(笑) …
木原音瀬 小椋ムク
『キャッスルマンゴー』を読んでいたときから、十亀さんが海に花を手向ける場面や、「弟がいたんだ」という台詞がとても気になっていたのですが、『リバーズエンド』を読んでこのもやもやした気持ちが解決しました。 『リバーズエンド』では、社会人の姉、小春、高校生の十亀、そして小学生の弟、俊介と暮らしていた過去までさかのぼります。まだ万と出会う前で、十亀の高校生時代は、ご飯も満足に食べられないほどの…
一穂ミチ 小椋ムク
海外赴任を終えて、8年ぶりに達夫ですが、彼の勤める光陽商事に戻ってみると、なんと昔たった一度だけ関係した和と再会するのです。 昔、達夫は偶然の休暇で何気なく北海道に行くのですが、そこで和と出会うのです。 独身で誰が待つわけでもない生活で、一人で時間もお金も使える生活を達夫は送っているのですが、そこで何気なく北海道に行けるところが格好いいです。 達夫と和は道中を共にするのです…
Krovopizza
本編で受に健気にアプローチするも 綺麗にフェードアウトしたあて馬・颯々野のエピソード。 知美にフられた三十分前のことを回想しながら 夜の街を歩く颯々野。 悔しいし切ないが、知美は元同窓生の男が好きなのだから仕方ない、 せめて知美の恋がうまくいくよう願おう…と気持ちを切り替える。 (この引き際のよさ・・・あて馬の鑑ですw) 駅へ向かう途中、おそろしく美形の男性と出会う。 道を…
遠野春日 小椋ムク
両想いなのに告白できない、学生来の親友の再会愛。 攻と受の視点が交互に入れ替わります。 表向きは久しぶりに会った友人として大人の対応をしながらも じつは相手のこと意識しまくりな二人。 サッサと言っちゃえよーー!とジリジリさせられること数多です。 高2まで親友だった二人。 二人とも、ひそかに相手のことが好きだったが 同性に欲情する自分に戸惑い、 相手への後ろめたさもあって…
marun
普段は互いに相愛なのに思いが通じ合わないもどかしい作品はじれったくて イライラしてしまうことが多々あるのですが、何故かこの作品はその焦れったさが たまらない感じで良かったと思えるのです。 異性ならこんなじれったさも感じないでくっ付くのでしょうが、 やはり同性で、学生時代からの同級生で一時は親友と読んでもいい存在ゆえに、 相手への欲情込みの恋心を自覚したのが高校時代の二人ではなかなか上…
崎谷はるひ 小椋ムク
minami07
ひたすら!受けの三橋さんが甘やかされるだけの1冊です。ラブラブで甘いだけのBLなので、疲れたときに糖分がいいように、クタクタになりながら帰った金曜に自宅で読みたいBL小説だと思いました。 当て馬キャラは出てきますが、彼との確執のエピソードもあまり掘り下げられず。個人的に、当て馬キャラが絡んできた時点で萎えてしまうので、このあたりの軽さはとてもよかったと思います。また、三橋さんの仕事のゴタゴタ…
小林典雅 小椋ムク
雀影
前作「恋する遺伝子」の裏話? キイチ×ナオのリアル編は、無人島でのサバイバル出歯亀生活!? 「恋する遺伝子」の主役に抜擢されたナオは、キイチ相手のラブシーンにどうしても嫌悪感が押さえきれず、座長のだめ出しばかり。 そんなナオが苦手克服のために座長に申し渡されたのは、キイチと二人でゲイカップルの観察をすること。 そして連れて行かれた無人島で繰り広げられる、ジンジン×ユイユイの盛りっぱなし…
郁子
読んでいる間はこちらまで顔がほてってどうしよう!ってくらいにとにかく、本当に甘い! 颯生は第一印象とデレた時のギャップが悶絶モノ。 心の中でこっそり「謙ちゃん」って呼んでたり、Hの時の乱れっぷり・・・。 強気クールビューティなルックスと印象からのこの隠し乙女っぷりは反則でしょう。 私は特に、颯生のトラウマ持ちで気にしやすいところにグッときました。 「甘えたい、だけど年上としてかっこい…
スズキ27
会いたい、会いたい、と思う気持ち。 けれど子どもにはそれが分からず、大人は後ろめたく思う。 そして会えないまま。 距離を置いたら、いつか忘れるのでしょうか。忘れたら、いつか本当の幸せが見つかるのでしょうか。切なさがないのが、本当の幸せなのでしょうか。愛する人の幸せを1番に考えるのが、本当の愛なんでしょうか。 そんなことではないと分かるために、必要だったんですね。 説教部屋大賞…