海野幸さんのレビュー一覧

ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

ただのケモミミものと侮るなかれ

いや、皆様のレビューにある通り、これ、本当に本当に深いし考えさせられるお話…!
紛うことなき神作です。神ボタンがあるなら連打したいぐらい。

面白すぎて貪るように読みましたよ。途中ちょっと泣いたりもしながら…

強がり意地っ張り受けと、それを思う存分甘やかしてくれる頼もしい攻め。もう大好物であります、はい。

オメガバースでリーマンもの、×ケモミミ。
作者様自身もあとがきで語られて…

1

社長、会議に出てください! 小説

海野幸  ミドリノエバ 

お仕事BL要素高め

アプリ開発のベンチャー企業に転職するキッカケから始まるオフィスラブ。年下イケメン社長と歳上オカン部下の、"仕事も恋も大改革しちゃうぞスペシャル"なお話です。

とにかく目立つのが仕事の中身。お仕事BLど真ん中の作品で、仕事に関する描写がすごく細かい。作者さんの取材力すげーです。臨場感に溢れていました。

畑違いの業種から転職してきた重治が、会社の風通しを良くするため奮闘する社内改革的な側面…

4

社長、会議に出てください! 小説

海野幸  ミドリノエバ 

年下社長攻め 仕事する男の魅力が感じられる 

久瀬×重治


恋愛よりもビジネスに焦点を当てている気がする。

重治の経験からくる洞察力、
久瀬の仕事に対する真剣な姿勢とかがリアルで、
仕事する男の魅力が感じられる。


前の会社で社内恋愛のせいで辞めた34歳の重治が、
中途採用された会社が全員20代で、社長は24歳の久瀬。

久瀬がちょっとクールで不機嫌そうで、
社員たちとあまり関わらない、孤独な感じがする。

5

小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

設定が面白いで賞

小説の内容が現実になるという”イタコ小説”…?っていう設定のインパクトに惹かれました。イタコって…!?若い世代はこの言葉の意味わかるんかいな?!っていう興味もありましたw

海野先生はいっつも発想が面白いというか、個性的な設定に魅力を感じて、それがめちゃくちゃドはまりするときと、あんまりハマらないときとw、50:50なんですよね。んで、今回は後者でした…

なぜなら…攻め受けの人物像とか魅…

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逢魔が時の花屋で会いましょう 小説

海野幸  コウキ。 

ホラーBLと言うけれど、本当に怖かったのは、、、

元僧侶のイケメン花屋と幼い頃から異質体質で自分の意見を口にするのが怖いリーマン。

レビューで、寝る前読むと怖いとあったのでビクビクしながら読んでいたら、身構えていたこともあってか、そこまでホラーではありませんでした。

2作収録されているのですが、後半のお話に出てくる攻めの元カレが受けにストーカーして現れるほうが、よほどまりあげはにはホラーだった。
人間ホラー。

それ以外はいつも…

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小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

題材が面白い。

唯一の親友から告白された政治家の息子の受けが、物語が現実となるイタコ小説を書く従姉に、自分とその親友の小説を書くよう頼む冒頭から始まるお話。
イタコ小説=夢小説ということなんだけど、この発想が面白かった。

実際に作中で従姉が書いたイタコ小説も読めて(ただしバームクーヘンエンドだったりするけど!)、なおかつ本来の2人の恋模様も読めて、なんだかお得な気持ちになった。

商業のBL小説でハピ…

1

恋する犬のしぐさ図鑑 小説

海野幸  yoco 

可愛い<心配、になってしまったので

好きな人に犬耳しっぽがくっつき、気持ちが読めるようになっちゃった!?ってとこまでは楽しく読めたが、ヒトがイヌ化していく展開はシュールというか何というか……。キャラが心配になるばかりで萌えるどころじゃなかった。

真柴は天然なのかあほのこなのか、思考がよく分からない。そこでポジティブになる?そこで卑屈になる?と自分の感覚とは真逆をいくキャラで、最後まで遠いとこから見ていた感じ。

重倉は犬耳…

0

軍人さんと金平糖 小説

海野幸  八千代ハル 

キラキラな金平糖が宝物のよう


遊郭で生まれ育ち下働きをしていた清(受け)は上司に連れられてきた正嗣(攻め)と時間稼ぎのため1晩過ごし、優しかった正嗣に恋してしまいます。叶わない恋だと思っていたのに、楼主とゴタゴタの勢いで身請けされることになるのです。


遊郭で生まれ育ち、年季もなくタダ働きを死ぬまで続けなければならない奴隷のごとき生活をしていた清でしたが、心を鼓舞するため、花が咲いたとか綺麗な夕日を見たとか金平糖を…

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あやかし蝶と消えた初恋 小説

海野幸  Ciel 

カマキリのようなアナタ

どんなに好きだと想いを伝えても「知ってるよ」という答え。
決して同じ想いを返してくれない。

うわーん。
もうずっと、朝陽がかわいそうでかわいそうで。
本気の想いを国吉に躱されてしまい、この気持ちを諦めようと何度ももがく朝陽の姿に、読んでいて何度も涙を誘われました。

昆虫オタクとして喜々と薀蓄を語る朝陽の無邪気な朗らかさと、切ない恋心を抱く朝陽の痛いほどのケナゲさとの対比よ。
も…

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小説仕立てのラブレター 小説

海野幸  羽純ハナ 

色々な選択肢

作者買い

結婚して子供を作って家庭を持つ。
それが一般的普通である。と何事にも普通(ちょっと普通じゃ無いんですが)を目指した受け様が常識を覆すまでの色々な選択肢を従姉妹に「イタコ小説」を書いてもらうお話です。
20代から30代の方が読むと刺さるかも?

「素敵な選TAXI」のドラマを思い出しました。
ドラマは過去に戻って選択をし直しましたがこちらはイタコ小説によって未来を見せてもら…

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