一穂ミチさんのレビュー一覧

「世界のまんなか」購入特典書き下ろしペーパー「世界をとめて」 特典

最後の花火のように、優しく寂しく愛おしく

あとがき、の、さらにその後。

波乱万丈だった(笑)計の休暇の最終日の日曜、
日がすっかり暮れ、月の位置が高くなる頃、
会社に行きたくねえとわめく元気も萎んだ計が
あれこれ考えていると、仕事に没頭していた潮が上がってくる。

最後の晩餐〜サッポロ一番(塩)卵ネギ乗せ黒胡椒バター添え〜、
湯気の立つ土鍋から、二人で麺を手繰り合う。
十年、もっと前からこんな夜を過ごしていた気がする不…

3

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

ツヅキが読めて幸せです!

こんなに本の発売日が待ち遠しかったのは本当にいつぶりか。荷物が届く今日1日この本の事ばかり考えながら仕事してました。
読み初めて先を早く読みたいけど、読んだら減ってしまうからと一文字一文字大切に読ませてもらいました。
計の弱さと、強さと、潮が好きだって想いと、可愛さがいっぱい詰まって溢れて来て何度も何度も読み返しました。
もうちょっと国江田さんに翻弄される都築さんも見てたかったけど、半分だけ…

7

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

もっと読み続けていたい、そんな続編!

昨年11月に出た『イエスかノーか半分か』の続編。
こんなにまたすぐに、しかも同人誌やスピンオフでではなく
彼らに会えるとは!
嬉しくてワクワクしながら手にとった。

前作は、びっくりするほど新鮮な作品だったが
今回は国江田計くんの超裏表ぶりは周知(潮&読者)のことだし
そういう意味では前作ほどのインパクトはないけれど
コメディとして思わず吹き出しつつ、
仕事観や生き方と…

23

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

フライングゲッツ!!!笑

ネタバレなんですけど、攻めとの記憶と自分の二重人格の記憶だけ無くしてしまったピュアホワイトな受けがやばかわいい。笑
そんでそのときに記憶戻すシーンが…なんとも…悶える…その一言です。
一穂ミチさんの作品ってやっぱりホカホカするな~と思いました。
全作品制覇も近いかな。笑

6

朝から朝まで 小説

一穂ミチ  山本小鉄子 

山本小鉄子先生のイラストが好きなんで購入

まだ、3冊目だけど……この作家さんテレビ関係好きなのかな。

クローンの牛の件。
普通に考えても、クローンのぎゅうなんて言わないと思う。
誰が喋るかわからないけど、相当馬鹿なんだろうか。

ビルの中で迷子になる結は可愛いかも。
山本小鉄子先生のイラストだから、想像すれば更に可愛い。
まあ、迷子になってる描写はなく先輩が新人の頃、そんなことあったよな位な会話なんですが。

登場人…

3

窓の灯とおく 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

不器用な受の恋

「窓の灯とおく」
築(受)は最低な登場をします。
痴漢に合っている女の子を見て見ぬふりをする(>_<)
対して新(攻)は、嘘をついてまで女の子を助ける。
相反する登場の仕方です…
痴漢にあった女の子が勇気を振り絞って声を出すと、痴漢は開き直って証拠を求める。新は見てもいないのに見たと嘘をつき、築に見てただろうと同意を求めるが築は見ていないと嘘をつく。
その理由が面倒に巻き込…

2

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

BL作品に相応しくない人物さえ出てこなければ…

この作品の評価は難しいですねー。
「神」と「シュミじゃない」が混在している感じなんですよ。
迷った挙句、中間ということで「萌」。
でもなー、「萌」って評価じゃない気がするんだけどなー。

序盤~中盤は、かおり(女性)がめっちゃ重要人物すぎて、
「BL作品に女がめっちゃ関連して、性欲対象になってるなんてキモい」
とか思いました。

けど、中盤以降は…ごにょごにょ……。
詳しくは、…

10

ステノグラフィカ 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

秀逸なおしごとBL

中堅新聞記者(バツイチ)西口氏×国会速記者の碧くん

ふたりとも自分の仕事に拘りと誇りを持っており、あまり色恋に夢中になることなく、生活の一部として恋愛してる感じに好感が持てます。

西口氏の「こういうオッサンいそうだな~」感と、碧くんの「こんなやついねーよ」感がアンバランスなのに不思議と相性がいい。

ただ、お互い一人の人間として興味が湧く過程はとても自然でしたが、恋に落ちて恋愛に発…

3

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

二重人格

丸ごと一冊がひとつのストーリーでした。

面白かったですね~。
あまりの口の悪さに、笑いが出る出る・・・。
そして、作品自体もジメジメしているところが一つもなく
さっぱりと読める。
爽快感がある作品だな~と感じました。

そして、潮の懐の広さといったら素晴らしいですね。
これだけ悪態を付く人間に対して
どうして優しくなれるんだ!?と思うけど
確かに、最初に遭遇したのがその人格…

3

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

萌えのスイッチは何処だ。

CDを先に聴きました。
ちなみにCDの評価は「萌」。
背景の静かなピアノ音を評価しての「萌」評価でした。

そして原作は……
読んだときはCDと同じく「萌」かな?
うーん、でも背景音がないだけちょっと劣るし…。
どしよ、どしよ、と思ってたのですが、
時間をおいて再度読み返したら、
うーん、やっぱ「中立かな」と思ってしまいました。
スンマセン。

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