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一穂ミチ 絵津鼓
えすむら
思ってたより萌えました。 小学生と大学生でしょ~~…としばらく躊躇して、長らく積んでたのですが、いや、これはピュアラブとしてアリよりのアリじゃないか!と思いました。じっくり、丁寧に関係性を育む、とても素敵なラブストーリーでしたし、絵津鼓先生の絵が作品の雰囲気にマッチしてました。 そして、なんとなく最近読んだ、夕映先生の「倦怠期は犬も食わない」と近い設定だなぁと。(前と後っていうか…) ま…
一穂ミチ 小椋ムク
一穂先生もムク先生も好きなので買わねば!と購入してたのですが、 長らく積んでて、やっと読了しました。 文芸み強い一穂作品でした。攻と受が抱えているものがしんどいですが、ラストに向かってそのしんどさが解消されていく、優しい作品だなと思いました。 あれ?BLだった?と確認するほど、情報量が多くて…勉強になりました。世の中には様々な苦しみがあるんだなと。特に、縁(受)が抱えている問題がシリアス…
一穂ミチ 竹美家らら
あさだ2枚
ネタバレ
本編3冊を読み返したのでこちらを。 ちなみにスピンオフは未読です。スピンオフ未読でこちらを読んでも大丈夫でした。 本編の理解にも重要な短編がいくつか収録されているので、併せて読んだ方がいいなと感じます。本編がお好きな方は必読の1冊でしょう。 気になった点いくつか コーヒーメーカーをクリスマスプレゼントとして潮が買ってるシーンありますが、これも父親に(西條に)捨てられちゃったのかなぁ。だ…
renachi
深視点で語られる、「ゴーゴーダッシュ」最終回を竜起と一緒に観る話。表面的なストーリーはそれだけだが、内面的には深が失ったものと得たものの話。 竜起と深は一緒に何を食べるか、ただそれだけの会話もスムーズに進むことはなく、二人らしくごちゃごちゃ言い合いながら決めていく。 深はなんだかんだ言い返しながらも、竜起には失うことなく何でも得続ける人生であって欲しいと願っている。そこについていく覚悟がす…
あとがきのその後。これがないと竜起はちょっとばかり酷い男のまま終わってしまうのでは……?部屋で竜起に放置された深が、職場の飲み会に出かけて行くお話。 前半は秘密の職場恋愛あるあるな、彼氏の恋愛過去遍歴を周囲から暴露される展開。竜起のキャラ通りというか、ぽいな~という内容で、聞いた深が飲み過ぎるのも既定路線。 そこから強引に連れ戻しに来る竜起の行動はベタだが、竜起がやるの⁉という驚きで意外性…
「ふったらどしゃぶり」の番外編『answered pray』。 友人の結婚式に出た一顕は、ビンゴでグラスを当てる。それは整がかつて好きだった和章が作ったもので……?という内容。 一顕視点で語られ、家で待つ整の元に持って帰って気付くかな、どうかな、と考えるのはもちろん、和章側の時の流れを感じ取って安心したり、いろんなところに思いを馳せる。 一顕は整の性格を把握し、行動予測が正確にできる…
一穂ミチさんは名前隠して本文のみでも作家名を言い当てられる、数少ない作家だと思う。クセの強い独特の言い回しを抜きにしても、人物の浮き上がらせ方が上手い。描き方が一般とラノベ(BL含む)のいいとこ取りみたいな印象だった。 内容はとにかくテーマがすごい。女が出るだけで嫌悪するBL読者もいる中で、よくここまでファンタジー感を強めずに書いてあるなあと。 一顕は最初から最後までずっと悩み続けてい…
軒並みの神評価に萌評価のレビューですみません。あえて苦手なところを書いてみる。 1巻のレビューに書いたとおり、何度か読み返してるし久々にまた読み返したら面白いしで、この作品に対する謎の苦手意識はなんだったんだろうな?と思いながら3巻読み出したら、そうでした…この巻が苦手だったんだと思いだしました。だから3巻は読み返した記憶があまりないんだ。 啖呵で物事が解決する作品が苦手で。この相手に…
1巻より計の暴言レベルが落ち着いていて、自分にとってはまたより一層読みやすくなりました。 計の精神乱れっぷりに比べて、潮の安定感が素晴らしいです!こういう書き方は嫌いな方も多いのを承知で素直な感想ですが、計が女性だったら読んでられないんだろうな…と思ってしまう。泣いて癇癪起こして心の広い彼氏が受け止めてくれてっていう展開。 しっかりラブコメで、エッチシーンもしっかり。エッチシーンだけ計…
何度目かの再読です。 初読の時は正直この評判にしては…と思っていましたが、会社員が主役で現代が舞台の他の小説をいくつか読んだら、この作品が面白いことがわかりました。それまでは読んでいたのが所謂泣ける名作の類が多かったので、ラブコメの比較対象が少なかったのです。 どうもハマり切れないのは計の言葉遣いと、笑いのテンポが自分とずれてるからだと思いますが、これはもう相性の話です。 何度か再読…