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一穂ミチ 青石ももこ
Krovopizza
ネタバレ
明光新聞社シリーズ番外編集、その1。 (その2は来年の1月19日発売予定。) このシリーズは一穂作品の中でも別格に好きで、特に『off you go』はBLにハマって間もない頃読んで衝撃を受けた一冊。 幼少からの特殊な三角関係を情趣豊かに綴りつつ、記者の仕事もリアルに描き出す作品世界に大変引き込まれたものです。 そのリアリティはシリーズ通して健在で、海外特派員、校閲部員、速記者…など様…
snowblack
私にとって、何よりも特別な作品『off you go』, それを含む全4冊の新聞社シリーズは、 もしかするとBL作品としてはかなり特異な作品群かもしれない。 例えば、主人公全8名のうち、結婚歴があるのが4名…… 新聞社が舞台なだけに、紛争地域に飛んでいったり 報道をめぐる事件に巻き込まれたり、もある。 その新聞社シリーズの同人誌や小冊子、ブログなどで発表された小品集。 まるで…
一穂ミチ 穂波ゆきね
エミィ
執着攻大好きです! 一穂さんの作品は静かで落ち着いた登場人物が出てくるものをよく読ませてもらってるのですが、この作品はわんこ弱気攻めと強気受けのおかげか、シリアスな部分もあるのですが全体的な印象として私はあまりシリアスっぽく感じませんでした。 押してだめなら引いてみろ作戦ではないですが、攻の意図しないところで?!受けがほだされてくれて、追いかけられてる方がグルグルしちゃうのがいいです。 …
一穂ミチ 藤たまき
縞馬
発売当初から購入してあったのですが、あらすじを見て少々寝かせ過ぎた今作ですが、読み始めると一息に読了しました。 始めの出会いからして偶然じゃなく必然。 全ての出来事が微妙なバランスを持って物語を形作っている 二人の家族全員がこんな真実によって繋がっていたなんて やっぱりあんまり重い話は…と思っていましたが… 始めから終わりまで、複雑な事情を抱えているのに こんなに綺麗な形で纏ま…
一穂ミチ 草間さかえ
muccu
貴金属買取店に努める座波榛名のお店に、矢上比呂が結婚指輪を売りに来店。 帰りがけ突然の降ってきた雨がおさまるのを待つことにした二人でしたが、突然比呂が涙を流し・・・。 理由も聞くことなくもう会うこともないと思っていた榛名でしたが、町で再度比呂に再会し親しくなっていきます。 社交的で明るい榛名と、真面目で天然(鈍感)な比呂という全くタイプの違う二人ですが、違いすぎるからこそ相手に興味がわい…
かん衛門
今回はページを捲っても捲っても青を感じる作品でした。 海の青や空の青、深さや天候によって全然違うけど、分類するなら「青色」と表現される色。それをずっと感じていました。 一冊通してその本のイメージというか雰囲気というか・・・そういうものが全然ブレません。言葉では表現しにくいはずの感覚的なものを伝えるのがすごく上手な作家さんだと改めて思いました。 宗清が泉の弟・靖野に似ていた理由。確かにそれ…
よんよん
設定がこの先生でなかったら、読めないくらいぶっ飛んだ設定で驚いた。 ネタバレはしないが、初めて読むのを投げようかと思った。 最後まで読んだのは、心情や描写がよかったから。 いつも思うのが、男男の設定より男女の設定の方がしっくりくる。 読み手を飽きさせない展開。 イラストを担当された藤先生も病気の描写が他人事とは思えなかったと書いてらっしゃるように、細々した設定に読まされた。 難しいけど…
一穂ミチ 竹美家らら
最初に読んだ時は、正直おもしろいと思えませんでした。ごめんなさい。 『ふったらどしゃぶり』を読まずに、先にこちらを読みました。 評価が高い作品だし、本屋を探して『ふったら~』が見当たらず、スピンオフだけど大丈夫と判断し読み始めたのですが、登場人物たちに好感を持てず、苦手な一冊だと記憶していました。 それが今回レビューを書こうと『ふったら~』と続けて読んで、びっくり。 おもしろい。 以前は…
さぼ
『ナイトガーデン』と、その後の二人を描いた『ブライトガーデン』が収録されています。 『ふったらどしゃぶり』がすごく好きだったので、そのスピンオフと聞いて迷わず購入しました。 が、私には合わなかった……。 うーん、趣味じゃない。 何がダメだったのかな。 多分、『ふったらどしゃぶり』の時から、和章が好きではなかったというのが、大きいと思います。 考え方にちっとも共感できなくて、勝手なヤツ(…
『ふったらどしゃふり』とその後の二人を描いた『ふったらびしょぬれ』の2作品が収録されています。 BLでセックスレスがテーマって、すごくビックリ! そんなのあり得るんかいっ!!って……。 でも、読んでいくうちに、これってBLならではこそだなって気がしました。 BLじゃないとここまで書けないな…… 私は、物語に彼女が出てきても気にならないので、この作品も全然大丈夫でした。 むしろ、萩原の彼…