樋口美沙緒さんのレビュー一覧

ヴァンパイアは食わず嫌い 上 コミック

樋口美沙緒  夏乃あゆみ 

後半戦に期待を込めて!

悪くはない。
絵も綺麗だし、テンポも良くて読みやすい。
でも、どこか物足りなさを感じてしまうのは、
ちょっと表情が薄いように見える作画のせいなのかな……
それと、私にはアンリがいまいち煮え切らなくてモヤっとしてしまう。
アンリの過去とか色々ありそうで、
それの積み重ねの上でのあの性格なんだと思うけど、
まだその辺がはっきりしないので、ただの頑固者に見えてしまう。
湊も、もう少し何…

1

Chara BIRTHDAY FAIR 2017 C キャラ創刊22周年記念バースデーフェア小冊子 特典

個人的にイチオシ

漫画・文庫と全七種の小冊子があり、これら全て読みましたが、この『C』が全部既読という事もあり個人的に一番面白かったです。
超ざっくりとあらすじネタバレ失礼します。


『毎日晴天!』
真弓から、明信といつもどんな話をしているのか問われた龍。
いつも明信は龍の側で本を読むくらいで、特別なにも話さないような感じで…。
竜と明信、夫婦感あって良い関係です^ ^
この3作品の中で癒し担当で…

4

Chara BIRTHDAY FAIR 2017 Ⅰ キャラ創刊22周年記念バースデーフェア小冊子 特典

あ…男のプライドが…w

キャラバースデーフェア小冊子Ⅰ

A6サイズ・モノクロ印刷
各作品 4Pずつの構成になってます(^^)

フェア小冊子は文庫本全4種・コミックス全3種/計7種。
(参加してる作家さんはHPに掲載されてますのでご確認下さい)

又、バースデーフェアの帯が巻かれた作品を3冊買えば、全サに応募出来ます。
(今年はプレミアムペーパー2コース。応募締め切りは9/15)


「小山内准…

3

愛の在り処はここに「愛の在り処に誓え!」番外編 特典

シモンの初めての体験

本品は『愛の在り処に誓え!』の
コミコミスタジオ特典小冊子になります。

本編後、シモン視点で
葵の第二子妊娠判明後のお話です。

半年前、
シモンは午後の執務を4時までに
終わらせることに決めます。

国はいずれ共和制になるのだからと
議会の問題にも関与しないことにします。

今から慣れておけと言うシモンに
議員達が文句を唱えなかったのは
大公妃が妊娠したからでし…

2

翼の訪問「愛の在り処に誓え!」番外編 特典

大切なあの子のために

本品は『愛の在り処に誓え!』の
アニメイト限定特典ペーパーです。

本編後、翼視点で
2度目のケルドア訪問を果たすお話です。

南雲翼、私の伴侶、アオイのため
あなたの大切な時間を
分け与えてくださるだろうか

翼にとっては我が子のように思う葵が
酷いつわりで心細くなっていると伝え聞き
翼の体調を気遣う澄也を説得し
11月半ばのケルドアに向かいます。

翼がケルド…

1

愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

擬人化世界観は神評価です


ドラマCDを少しだけ聴いて「こういう健気受けは好きかも!」と思い、原作を購入しました。1巻の「愛の巣へ落ちろ!」も読了です。(村瀬歩さんの小動物系受けボイス最高すぎます!!)
切なさは期待に裏切らなかった。一気に読み終え、号泣しました。クロシジミの受けちゃんがかわいそうで、かわいくて…(涙)幸せになってくれて本当によかった…。

正直最初は「擬人化設定でなければ普通の王道BLじゃん…

0

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

少数派の戯言として。

前作三冊は勿論、amazon限定ペーパー、そして電子限定SS読みたさに紙だけでなく電子も買ったくらい、パブリックスクールは好きです。
ただ、今作は「またか…」という感が拭えなかったです。

礼と桂人の生い立ちや性格は違うのは分かります。
が、『頑張り屋な受け』『アジア人の差別』『皆から愛される』という設定の既視感がありすぎて…。
スタンにしても、ヘタレな面がある所などエドとかぶる点がある…

16

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

続編が読みたい作品です!

前作の『檻の中の王』から続く三作が好きだったため、本屋さんで見つけたとき、「またあの世界観が読めるのね!」と大興奮しました。

前作と同様にとても面白かったです。
ちなみにお話は一気に読み進めましたが、個人的には一度目よりも二度目と読み返すたびに面白くなっていく作品なのかなと感じました。
パブリックスクールを統率する者の人物像もキャラ達の位置付け(主役2人周り含め)も前作と異なるところがち…

9

パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

閉塞感がたまらない‼

『ムシシリーズ』も面白いですが、やっぱり樋口作品は『パブリックスクールシリーズ』いいです!大好きです!そして今回のスピンオフも期待を裏切らない読みごたえのある作品でした。

なんといってもあの息苦しい程の閉塞感!寄宿舎という狭い世界の中で、まわりの目を気にしながら自分の立ち位置を必死に守りつつ、そんな環境に苦心しながらもどうすることもできずに堂々巡り。この八方塞がり感がたまらなくいいです!

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パブリックスクール -ツバメと殉教者- 小説

樋口美沙緒  yoco 

健気受けの殿堂

読む前から想像していたものの、過酷な環境にいながらも心優しくて強くて健気な受けに泣かされました。
愛についての想いを語る演劇のシーンでは涙ボロボロ。。
分厚い二段組の分量を感じさせず、あっという間に読破しました。
最初はこれでもかというほど辛い目にあう受けが不憫でしたが、それでも人への優しさを失わない芯の強さに救われました。
そして攻めにも攻めの辛い過去や事情が多々あるのですが。。にしても…

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