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凪良ゆう 葛西リカコ
圓歌
スピンオフですが、前作は未読です。 世界と自分との隔絶は、誰でも多少感じたことがあるだろうと思います。そんな気持ちを常に重く抱えた主人公が、たった一つあたたかい居場所を探し求める物語です。 受けである主人公の気持ちが丁寧に繊細に描写されており、ヤクザが登場する作品に多い鋭い雰囲気はありません。読んだ後、自分も誰かに優しくしたくなるような、そんなあたたかみのある作品だと思います。表紙や挿絵も内容…
肉太郎
ネタバレ
『甘い水2』本編後のショート。 寮部屋での平和なイチャイチャが読めます。 本編ラストの温泉で 遠藤がオイルマッサージも気持ちよさそうだよな~(健康的な意味で)と言ったのを聞き逃さなかった神宮寺。 ハンズの売場でアロマオイルを(いかがわしい目的で)黙々と物色する彼を想像すると笑えます(笑) そんなムッツリな神宮寺を遠藤がヒイヒイ言わせてやろうとする… 『甘い水』の冒頭…
英田サキ 葛西リカコ
青海
三巻の最後はとんでもない所で終わったので、気になって悶えました(笑) そしてとうとう最終巻です! 葉鳥が餓死事件の犯人を見つけ、一人で追っている事を知った新藤と瀬名。 一方上條も、行方不明になった祥が犯人を追っていると確信しており、 三人は一緒に葉鳥と祥を追い、犯人に辿り着きます。 そして、そこで三人を出迎えたのは、上條の予想していた人物だった・・・ 事件に関する色々な伏線がこ…
さてさて、三巻目となりいよいよ複雑になってきました。 色々な事が同時に進行し、絡み合ってきました。もうちょっとで全容が見えそうな・・・ 三人目の行方不明者の吾妻の情報が殆ど掴めないまま、 羽鳥は最後の犠牲者となるであろう光田をつきとめ、監視を始めます。 一方上條は、捜査は殆ど進まない中、 偶然に野々村美久が自殺未遂をした過去と関わりをもちますが・・・ なんかただの自殺未遂ではないみ…
ドキドキの二巻目。面白かったです!! 事件、上條と瀬名、新藤と葉鳥、そして祥・・・ それぞれが少しずつ同時に進展していき、先が気になって読み始めたら止まりません。 殺人事件は、上條、葉鳥のそれぞれが、少しずつ新事実を掴んでいきます。 上條は、犠牲者二人を含む4人の男が少女に暴行している動画を発見、 飢餓事件と暴行事件がなんらかの形で繋がっていると確信します。 一方葉鳥は、鈴村と三年…
いや、面白かったです!一気に読みふけってしまいました。 サスペンス&推理小説大好きな私には、BLでこれも楽しめるのは大歓迎! もちろん、純粋なそれに比べるとぬるいですが、いいんです、BLですから。 大好物のどちらも楽しめて、一度で二度オイシイ!的な(笑) 餓死死体が発見されるという奇異な事件がきっかけで、上條と瀬名は偶然再会します。 十六年前と、見た目も中身もすっかり変わってしまった…
marun
人気シリーズの外伝、新藤と忍偏で、忍が愛人候補をしている時のお話で、 忍の新藤への溢れるばかりの強い思いが感じられる作品でしたね。 忍の一途で純粋、かと思えば意地っ張りでこうと決めたら絶対にやり貫く姿、 子供だったり大人だったり、普通の相手では忍の相手なんて出来ないだろうと思うけど、 相手が新藤だからの忍の行動なんだとも思えるのです。 忍が18才で新藤の愛人になるまでを描いた前編と、…
snowblack
英田サキ先生の面白い!シリーズのうちの一つ、『ダブル・バインド』。 主役は刑事の上條×クリニカルサイコロジストの瀬名なのだが、 個人的には(という人多いよね?)途中から脇役だった葉鳥忍に持って行かれて読んだ。 今回、その葉鳥が主人公の外伝、待ってましたっ!という新刊。 そう厚くない本に、二編が入っている。 瀬名の従兄(その実腹違いの兄)でヤクザの三代目の新藤が、まだ10代だった葉鳥を…
茶鬼
ダブル・バインドで貴方の新藤一途のその気持ちを知り、 愛する人の為にとてつもない行動力で、自らのチカラで核心に迫っていくその迅速さ。 スレンダーなボディなのに、強くたくましく、そしてしなやかなミノコナシ。 健気なのに女々しくなく、素晴らしい男前を発揮しながらも でしゃばらず、常に愛する人を念頭においた愛あふれる心持ち。 猫のようなのに、犬のような、その魅力にすっかりまいりました。 今回…
アロマ
ついにです、ダブルバインド進藤×羽鳥メインのお話出ました〜 というか一冊丸ごと忍ちゃん祭り!! どこを開いてもいろんな忍が見られます。 本編ではサブキャラ?だった忍の人気ぶり、スゴイですね! この容姿で、このハチャメチャキャラで、床上手で(笑)、でも一途に健気に進藤を思っていてって、最強の受けキャラじゃないですか!? いつの間にかダブルバインド一のキャラに成長しましたね。 今回は小説…