梨とりこさんのレビュー一覧

満願成就 ―周と西門― 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

すごく面白かった

まさかもう出ないのかとびくびくしていたのですが、やっと続きが出ました~。ビビりの私ですが、前作より怖さはマシで(しょっぱなに一発あり)、どちらかというと二人のぐるぐる模様を楽しめました。プロローグ+本編+エピローグの270Pほどで、先生のあとがきが無い!前作は先生のあとがきが一番怖かったので、今回無かった事でほっとしたようなびびったような・・・先生、これ続き書いてくださるんですよね???ということ…

4

満願成就 ―周と西門― 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

続編を待つ

これすごく期待してたシリーズなんです。前回のお話もホラー部分がめちゃくちゃ怖くて、結構濃厚で魅力的な濡れ場も書かれる凪良さんにしては珍しくエロ要素なしで、「ようし次こそは!」と思ってたけど今回もまさかのキスどまりでした。完全にBLよりもホラー部分重視で、その部分は決着が着きましたが、最後に二人が結ばれるという腐女子の満願成就はならずです。第3巻にも続きそうなので乞うご期待という感じです。

受…

7

満願成就 ―周と西門― 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

ホラー要素満載ですが

凪良作品の『闇を呼ぶ声 -周と西門-』の続編。ホラー要素満載なので怖いのが苦手な方にはちょっときつい描写もありますが、めっちゃ面白かった。

ネタバレ含んでいますので、苦手な方はご注意ください。





物や場所に取り憑いた怪奇を、そこから強制的に引きはがす「呼児(よびこ)」。
呼児が引きはがした怪奇を、彼岸に送ったり強制的に封じる「戻児(もどしこ)」。
呼児と戻児が、二人ペ…

14

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

訳ありな二人の遠回り

 束井艶は幼いころ、キッズモデルとして活躍していた。
 けれど、とある事故からキッズモデルの仕事を辞めざるを得なくなる。
 そんな時に出会ったのが、雑貨屋にいた永見嘉博だった。
 決して女らしいとは言えない見た目の永見は、店番をしながらワンピースを着ていた。それを不思議に思う束井だったが、実はそれには理由があって……と。

 そんな訳アリの二人が出会って惹かれあって、離れて、再開してくっ…

2

運命ではありません 小説

一穂ミチ  梨とりこ 

運命という名の

AIが選ぶマッチングサービス。
まさに運命レベルの結果あらわれたのは男!?
いや、無理ですから!!!
ちょっとずつ絆されていつの間にか。

結果、意図的に生み出された運命だったとしても、
ある意味結果ちゃんと成立したのであればそれは運命と呼んでもいいのではないかとおもうのよね。
そもそも女の子とすら・・というのは置いといても
ノンケで男となんてカケラも想定していなかったのにもかかわ…

1

運命ではありません 小説

一穂ミチ  梨とりこ 

体温低そうな変わり者×夢見る乙女

マッチングアプリから恋愛に発展のラブストーリーはありえそうな話です。
♂×♂ではどうかと思いますが、多様性の時代の可能性としてありだとする社長の方針からマッチングの末男同士が運命の相手と紹介されるという、突拍子もないお話に初めからくすくす笑ってしまう展開でした。
ギャグでもないのにこんなに気持ちよく笑わせていただけるのはイエスかノーか以来です。

付き合うことになるのは、マッチングアプリの…

3

なぜ彼らは恋をしたか 小説

秀香穂里  梨とりこ 

これぞツンデレメガネ

やーっぱり秀香穂里さんの作品て好みだわ…
本作も、色々とツッコミどころはありますよ、もちろん。でも一気に読んでしまう。
本作は、秀先生お得意の「お仕事BL」系の作品です。
主人公は、建設業界準大手の東峰建設で異例の昇進を続ける一級建築士で建設部チーフ・緒方。
冷酷と言えるほどクールで、甘さも遊びもなく、理詰めで何もかもをはかる男。
彼の毎日は仕事仕事。合理的で無駄は全く無い。誰とも馴れ合…

1

裏を返せば…! 小説

栗城偲  梨とりこ 

好きなんだけど

栗城さんの作品は名前買いしてしまいます。
どの作品も私的にほぼハズレが無いので安心して買えます。
このドM本郷…本物のSMは知らないのですが何となくMの生々しさを感じます。知らないけど。

作品としては好きなのですが、この2人はカップルとしてはどうなのだろう?
このS役を望まれる南雲さんはドM熟練者の本郷さんに応えられるんだろうか?
応えるにしても相当知らない世界の扉を開かないと無理っ…

0

運命ではありません 小説

一穂ミチ  梨とりこ 

あんまりすっきりしない・・・

いつもの一穂先生らしくない、あっさりさっぱりした作品です。
正直、読んでもあまり心に残りませんでした。
サクサク読めたのですが、その分、色々なものが通り抜けてしまったように感じます。

そしてあまり攻めが魅力的じゃなかった。
これが痛い。
一穂先生の書くキャラはクズでもどこか憎めないのですが、今回の攻めは何がしたいのかよく分からない感じのキャラでした。

やはり先生の作品はもっとテ…

5

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

強いて言うなら、方言受の魅力v

雨に濡れるいい男……こんなシチュエーション、いいなv
……と思って読み始めた本作ですが、
ちょっと私の期待したのとは違ったかなと。

表題作の『濡れ男』は、攻の岸尾視点で話が進むのですが、
いやいやいや!そうじゃないだろう!と突っ込みまくり!
恋する男は、賢い准教授先生でもこんなものかと!w
とにかく嫉妬に目の眩む先生の意地悪に、健気に耐える楢崎!
両片思いは分かっていたのですが、…

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