栗城偲さんのレビュー一覧

玉の輿ご用意しました 小説

栗城偲  高緒拾 

水と油の関係からの変化に萌えた!

発売当初は『玉の輿』という言葉に受けが女性化してるのかな?と連想し、
あらすじの『当たり屋』にツンツンな荒くれ者受けなのかなーと斜めに見てしまい。

どちらの予想も私の見当違いで、面白かったです!

セレブで頑固、庶民の依怙地。
生まれも育ちも正反対で水と油のような攻めと受け。
セレブと庶民では常識も全く異なり、それぞれの領域で理解に苦しむ場面も多々。
それがうまく撹拌されて、水と…

6

玉の輿謹んで返上します 玉の輿ご用意しました(2) 小説

栗城偲  高緒拾 

good

前作『玉の輿ご用意しました』がすごく好みだったので購入しました。

いや~、良かったです! 年下の恋人が愛しくて仕方ない攻め、最高ですよ。印南さんは口数多くはないですがそれがちゃんと伝わってきます。青依くんも疑うことなく純粋に愛情を受け止めていてすごく良いカップルだなと感じました。そういった意味では前作の、あのツンツンしていた印南さんが好きな人には少し物足りないかもしれませんね。本当に甘々です…

8

玉の輿謹んで返上します 玉の輿ご用意しました(2) 小説

栗城偲  高緒拾 

社長と元当たり屋、続編

当たり屋の青年受けと、会社社長の攻めのカップリングの『玉の輿ご用意しました』の続編になります。
前作がかなり好みだったので、今回続編が出るということで楽しみにしておりました。

期待通り、なかなか楽しめた続編でした。前作で好きだった、受けの鼻っ柱の強いところや攻めの愛想なしでムッツリなところ、そんな2人の丁々発止のやり取りが健在で嬉しかった。なのに糖度は増し増しで、続編としては過不足ない感じ…

3

玉の輿謹んで返上します 玉の輿ご用意しました(2) 小説

栗城偲  高緒拾 

盤石な結びつきを感じる続編

前半は糖度の高さが堪らずニヤニヤ
後半に向かうにつれ涙ダパダパで読了+゚。*(;ω;)*。゚+

2人の強い結びつきを感じられてすごく良かったです!

続編は前作より2年後のお話です。
目の前に立ちはだかる壁を乗り越えようと頑張る受けと、
受けの懸命さを優しく見守りながら精神的な支えになる攻めという盤石な関係。
些細な痴話喧嘩はあれど、互いを認め合って尊重しあって。
とても良い…

14

もういいかい、まだだよ コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子 特典

優しい気持ちになれる小冊子です

コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただける、おなじみの特典小冊子。A4の紙3枚を真ん中で折ってつくられているA5サイズの大きさで、小説部分のページ数は11P。
本誌の表紙がこの小冊子の表紙でもあるので、ムクさんの描かれた可愛らしい絵柄が大きく見ることができて眼福でした。

という事でレビューを。すみません、ネタバレしてます。






本編は春宵視点で描かれていますが、…

4

もういいかい、まだだよ 小説

栗城偲  小椋ムク 

面白かったけど

『てのなるほうへ』で、主人公・草枕の親友であり、良き理解者でもあり、巽との恋のナイスサポートをしてくれていた春宵のお話。

『てのなるほうへ』がめっちゃツボだったので、『もういいかい、まだだよ』の発売を楽しみに待っていました。前作が未読でも問題なく読めると思いますが、草枕も少しだけですが登場していて物語としても時系列がリンクしているところもあるので、読んでいると「あの時のシーンか!」と気づく部…

12

もういいかい、まだだよ 小説

栗城偲  小椋ムク 

今度はろくろっ首

「てのなるほうへ」で出ていた、ろくろ首 春宵がメインとなるスピンオフ。
前作はせつなさありのハピハピものに感じましたが、
当作は「永遠に近いもの」をどうするか ということが
少し取り上げられているようで、ちょっぴりせつなさありの印象です。
お話が好き。小椋先生の挿絵がこれまた秀逸!
で神に近い萌2でお願いいたします。
いいんです、妖怪が。

表紙でお分かりになるように、とても描きこ…

7

玉の輿ご用意しました 小説

栗城偲  高緒拾 

学歴なんてクソクラエ

当たり屋として車に故意にぶつかってきた青依を、警察に届けない代わりに恋人のフリをするよう連れ帰る印南。
こりゃないわーと思った出だしですが、当初の思いとは裏腹に面白くてどんどん読み進めちゃいました。

何と言っても、青依が可愛いです。
恵まれた生活はしてきてなかったけど、素直だしちゃんと物事を考えられる良い子(犯罪行為はこの際置いといて)。
印南は嫌なヤツかと思いきや、単に不器用な人だっ…

4

後輩が目を合わせてくれません 小説

栗城偲  石田惠美 

コミックで読みたい

ヘタレ後輩攻めの、男前先輩受け。
見つめることと、映画を撮ることを重ね合わせた設定は面白くていいなと思った。
好きだからこそ緊張して目を合わせられなくなってしまう川崎と、好きって言われて自分も好きだって確認したはずなのに目をそらされてしまう久地のすれ違い。
お互い勝手に自己完結してすれ違っているわけだが、とってもじれったい。
川崎はヘタレすぎだし、久地は痴漢の件といい無自覚すぎ。
目に映…

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エブリジャック、ヒズジャック 小説

栗城偲  yoco 

できれば分冊にして欲しかった

珍しく2カップルの話が一冊にまとまった作品です。
ただやはりそのぶん駆け足ですしエロの濃厚さもなく、分冊で出してもらいたかったなあと正直思いました。
キャラ達も魅力的ですし。

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受けの幸也は恋人の久住にベタ惚れで、彼のために借金までするデパートマン。
28歳で責任ある仕事を任されるような立場でありながらも、久住のこととなると非常識の塊となり…

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