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1/6(合計:54件)
柴田よしき
ゆん21
ネタバレ
聖なる黒夜、私立探偵・麻生龍太郎を先に読んでからその後の彼らを求めて読みました。RIKOシリーズ2作目。 母となった緑子が、人探しの過程で刑事を辞めて私立探偵となった麻生と再会します。 酒を飲みながら緑子に自らの「辛い恋」を話す麻生。これが凄かった。麻生の口から出たとは思えない惚気の数々。麻生の煮え切らない態度にムカつくこともあったけど、練をちゃんと愛してるんだな、と安心しました。 …
事件の捜査が進むと共に、恋愛小説としての色も濃くなった下巻。愛憎劇が凄かった。練が麻生を「鈍感で残忍、卑怯」と言っていたけど、その通りだと思う。 及川との関係を錯覚だったと切り捨てて女と結婚した麻生。普通に恋愛として終わっていれば及川もここまで拗らせなかったのでは? 練の麻生に対する感情は、上巻に収録されているサイドストーリーの歩道を読んでから読み返すとよく理解できる。本当に麻生は罪深い。…
同性愛要素がある一般小説としてあまりに有名な作品ですが、そんなことはつゆ知らず何となくあらすじに惹かれて購入。どんどん引き込まれあっという間に下巻まで読み終わりました。 そして山内練にどっぷりはまる。あまりに哀しくてあまりに魅力的。坂道を転がるように堕ちていく姿が辛かった。 ミステリとしても面白いけど、この作品は麻生と練の恋愛小説ですね。そこに韮崎や及川らが複雑に絡んでくる。 サイド…
RIKOシリーズ最終巻。色々突っ込みどころや矛盾はあるけど面白かった。 猟奇殺人事件を捜査をしていく中で、前作ではただただ残忍で冷酷だった練の過去、麻生の罪が明らかに。 練の姉・雛子も登場。雛子とは縁遠いパソコンを買った理由を考えた時切なくなった。朽木を紹介するページも、故郷を失った弟に届けるためかと思うと泣ける。麻生は雛子に恨まれてるけど、誤認逮捕した挙句、一年も保たずに練から逃げたんだから…
聖なる黒夜から8ヶ月後、刑事を辞めた麻生のもとに練が帰ってくる。 綺麗さっぱり足を洗わせたい麻生と、麻生との未来を描きつつも色んなしがらみもあり決断出来ない練。どんどんすれ違いが大きくなるのが読んでいて辛い。 麻生の言ってる事はすべて正論なんだけど、一番肝心な練の気持ちに寄り添ってない。おまけに自分は元妻を引きずってる。不満に思っていたら、田村が思ってた事全部言ってくれました。初出でのクズ…
本当に待望の続編。連載版を読んでたけどまさか発売するまで10年かかると思わなかった。 時系列としてはRIKOシリーズ最終巻・月神の浅き夢のあとで、数年は経っていそう。元妻の手掛かりを求めて訪れた温泉街で事件が起き、押しかけてきた練と2人、調査することに。やっぱり麻生といる時の練は雰囲気が柔らかくて可愛いなぁ。 麻生は練と別れて、冤罪事件も放ってまだ玲子玲子言っとんのかと苛立ちましたが、…
ぱるりろん
※ネタバレも甚だしいです。未読の方は御注意くださいね。 「聖なる黒夜」から23年ぶりに続編が刊行、という触れ込みの本書。 実際には「聖なる黒夜」の続きにあたる物語は他にも複数出ていて、本書はそれらの続きにあたる、と思われます。 (花咲慎一郎の後半がいつぐらいなのかがちょっと不明。でも周辺の状況等でいつか照合できるでしょうか) 「聖なる黒夜」から本書にいたるまで、関連作品を9冊読ん…
甘食
まさかまたあの2人に会えるなんて!嬉しい限りです。時々気にしてはいたけどもう出ないかも?と少し思っていたので。令和の龍練ですよ!でも物語上の年代はまだ平成かな?という感じ。久しぶりなので彼らの年齢も忘れかけてますがおそらく龍太郎アラフィフ、練ちゃんアラフォーでひとまわりは年齢差があったはず。 今回は麻生さんの逃げた女房を探す(何故?)旅の途中ひなびた温泉宿で2人が殺人事件に巻き込まれるという…
yumyumyum
怒涛のラストに、ドキドキが止まりませんでした。 登場人物たちがとにかく魅力的でした。 *** 玲子や及川、山背など登場人物たちが語る、麻生という人物。 そこから浮かび上がる麻生の人柄。 山背が静香に話した麻生の人柄がピッタリなのではないかと思う。 繊細。完璧主義。 刑事という仕事の限界を悟っている。 いつもひとりで生きている。 家事も仕事も完璧。自己完結。 不器…
美男で独身の警察官ばかりが次々に殺害され、しかも両手両脚と局部を切断されるという猟奇的な連続事件が起こる。 リコは辰巳署所属だが、高須から声をかけられ捜査本部の一員として捜査に携わることになる、というお話。 猟奇的殺人事件の捜査そのものが面白くて、どういうことなんだろうと色々考えながら読んでいきまして、四人目の被害者の親戚が十二年前に起こった冤罪事件に絡んでいたという真相にたどり着いたときには…