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一穂ミチ 青石ももこ
nanao77
ネタバレ
新聞社シリーズのうちの一作。 今回の攻めは国会担当の新聞記者西口。 彼のよく通る声をなんとはなしに記憶していた、速記者の碧は、ある日彼の手作りのお弁当が縁で西口と交流を持つようになり、やがて二人は…という。 この作品、新聞社シリーズの中でも好みなのですが、その理由は大きく3つ。 まず、一穂作品の魅力として、登場人物の仕事ぶりが生き生きと描かれていることがあるのですが、この作品も…
てるてるせぶん
一穂ミチさんは心理描写や比喩表現がお上手で、匠に適度に職業的なところも絡めてあって、好きな作家さんの一人です。 ですが、この作品についてはあまり好きになれませんでした。 辛口コメントなので、苦手な方は読まないでくださいね。 あらすじについては他の方が詳しくご紹介してくださっているので、割愛。 先に「is in you」を読んですぐにこちらを読んだのですが、こちらのお話は、「is i…
窓月
新聞社シリーズ第4作目。 3作目で予想していたカプは大外れ。まだまだ修行が足りませんね笑 ぐいぐいと引き込まれるストーリー展開だったし、文章もとても好みなんですが…、BL的にはもう、笑えるくらいわたしには向いてないみたいです、このシリーズ。 明光新聞の社員、和久井視点です。 和久井がスピード証明写真の撮影中、酔っ払ってブースに乱入してきた有村と出会い、離れ、17年後に再会する長…
新聞社シリーズ第3作目。本作を最初に読んでシリーズと知ったにもかかわらず、リンク作を読む気になれなかったのが再読してよくわかりました。 本編は国会速記者、名波碧視点のラブストーリー。昼時、議事堂の食堂で頻繁に居合わせる男の声に惹かれ、意識するようになった碧。自分の手作り弁当がきっかけで、声の主、明光新聞記者の西口と言葉を交わします。 西口は前作『off you go』のメイン、佐伯と静…
新聞社シリーズ第2作目。前作で妙に存在感を主張していた佐伯のお話でした。シリーズなのでリンクしていても当然なのですが、彼がスピンオフ候補になると思い至らなかった自分は迂闊でした。よく考えると確かに彼しかいないですよね…。 佐伯と妻の十和子、十和子の兄・良時の関係性を描いたもの。 『is in you』で爪痕を残していった、あの「佐伯」が香港から日本に戻ってきてからのお話だったので、めち…
個人的に当たり外れがあるけれど、心象風景や比喩表現において作家様の卓越した表現力をリスペクトしています。繊細な作風もすごく好きだし、読むたびに知らない世界を教えてくれるんですよね。うーん、でもキャラやエロでハマる時とそうじゃない時の落差が激しすぎて、正直購入時はどっちの結果となるのかいつもドキドキします。 新聞社シリーズの第1作目。かなり前に『ステノグラフィカ』を読み、シリーズと知りました。…
藤原チワ子 青石ももこ
おがり
内容は面白いけど、絵がちょっと残念
縫子
「ずっと遊んでいようぜ、俺とお前と静、三人で」 攻めの良時と受けの密は幼馴染み。良時の妹の十和子と、喘息を患っていた密の病室が同じだったことをきっかけに知り合う。出会ってから良時と密と十和子は、お互いをかけがえのない存在として認めて成長していくものの、時間を重ねるにつれて、ずっと3人でいることの難しさに気付いていく。 そんな中で、良時を想っている事を自覚しながらも、3人…
国会記者の年上攻めと国会速記者の年下受けのお話。速記って何か分かりますか?私は知らなかった。国会での議員の発言を話すのと同じスピードで全て書き留めて、議事録を作る仕事なんだそうです。普通の文章だとまず追いつかないから、訓練された速記者だけが使える、暗号のような、速記文字という記号を使うそう。求められるスピードは10分間に4000字。速記者は記録することが仕事だから、議会では何か発言をすること…
ごまくろ
面白かった〜‼︎ 大きな声で一言、初めに書きたかったのです笑 『is in you』シリーズ3作目、今作のカップルはかなりの年の差ということで、読む前は若干尻込みをしておりました。 44歳は、一般的におじさんと言うのでしょうか?私見ですが、30代後半からは印象によりけり、その人となりによると思っています。結論からして、西口さんは私にとっておじさんではありませんでした。壮年期真っ只中の、魅…