宮緒葵さんのレビュー一覧

華は褥に咲き狂う~火華と刃~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

御台

宮緒葵先生の「華は褥に咲き狂う ~火華と刃~」を読みました。
この話は、すごく立派な将軍の光彬と、そのお嫁さんの純皓が主役のお話です。純皓は男なのに、息をのむほど美しくて、まさに「華」という感じ。
一番すごいのは、純皓さんのギャップです。
昼間はすごくしっかりしたお嫁さんなのに、夜になると光彬を誘うのがめちゃくちゃ良い、読んでいてドキドキが止まりませんでした。

この「昼と夜の顔」の設定…

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悪役令息(偽)の孫ですが、精霊の王に溺愛されています 小説

宮緒葵  伊東七つ生 

時を超えた、素晴らしき執着愛。異世界トリップ×精霊ファンタジー

いやーーーー、素晴らしき美人攻めの執着!!
さすが宮緒先生!と感嘆のため息の出る、ねっっっとりじっくり執愛物語でした。

タイトルの「精霊の王に溺愛されてます」は”溺愛”よりも
「執着されてます」がぴったりな気がする(。-∀-)

そしてタイトルと表紙の色合いはふんわり柔らか、ポップな感じですが
内容は割とシリアス寄りです。陰謀や激しい戦闘シーンもあり。

もしかしたら、ちょっと…

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華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

シリアスかと思いきやわりとコメディちっく

時代ものでどシリアスかと思いきやわりとノリがコメディ感もあり、すごく読みやすかった。
まさかの男が御台という設定も、地名をもじった設定も面白い。
攻めの貞淑な妻モードと荒々しい男モードのギャップもよかったし、受けの将軍が荒々しい男モードをわかっていながらも妻として守ろうとする所がいじらしくてかっこよくて可愛いくて好き。
先が読めない展開で飽きることなく、あっという間に読み終わってしまった。

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華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

お世継ぎ

華は褥に咲き狂う 悪華と純華
江戸時代の将軍と、その奥さんになった美男子のイチャコラ…いや、深い愛の物語。

強くて優しい将軍・光彬。
彼の心を掴んだのは、息をのむほど美しい男性の奥さま純皓です。
二人は本当に仲良しなんですが、今回はちょっとしたピンチが。

将軍家に跡継ぎがいないからって、家臣たちが光彬に「新しい奥さまどうですか?」と女性を送り込んでくるんです!
果たして二人の愛…

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華は褥に咲き狂う~鬼と剣~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

時代もの

前作から二人の愛がさらに濃厚になってて、とにかく最高でした!
将軍の光彬と御台所・純皓の二人、時代物って聞くと身構えちゃう人もいるかもしれないけど、これがめちゃくちゃ良いんです。

光彬が純皓を本気で守ろうとする姿が、もうたまらなく魅力的!読んでいると、彼の愛情表現に何度も胸が熱くなります。

辻斬り事件も加わって、ただ甘いだけじゃなくて、ハラハラする展開も楽しめます。
時代物なのに文…

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華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

大奥

時代劇だけど設定がすごく面白いです。
将軍の奥さまである「御台所」が実は男の人で、正体を隠しながら生活しています。

御台所は表面上はおしとやかな妻を演じているけど、心の中では将軍への強い執着を隠していて、それがとてもゾクゾクしました。
将軍もただの偉い人ではなく、ひたむきで優しい性格なので、この二人がどうなるのか気になって、読むのが止まりませんでした。

時代劇は苦手な方であまり読ま…

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エルフたちの愛しい宝玉は森の中 小説

宮緒葵  央川みはら 

No Title

えろかった!!
ただ、最後主人公の妊娠設定が出てくるのですが、どこから産むんだろう??それだけ疑問でした。

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最後の愛犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

終わり方がとても良かった

シリーズ最終巻。やっぱり敵は胸糞!でも解決の落としどころや終わり方がとても良く、すっきり気分で読み終われた。シリーズ全巻共通して、最後にメイン二人のシーンが長くあり、嫌な気分を引きずらない構成なのが嬉しい。面白かった!

最終決戦を前に少々不穏な空気を漂わせる日秋と烈。日秋を避けたり、極端な思考に陥る烈に違和感を覚えなくもないが、一度手に入れてしまったからこそ、恐怖が膨らんでしまうんだろうか。…

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悪の愛犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

最終決戦が見えてきた?

シリーズ二冊目。内容的には中ボス戦といった印象で、次に控えるラスボス戦の準備を整えた感じ。前回とは打って変わってゆるゆるな雰囲気で油断していたら、終盤で一気に胸糞展開にやられた。今回も犬すぎる烈が癒やし。

恋人として常に一緒にいる日秋と烈のやりとりは、ボケとツッコミ、天然とたしなめのような、飼い主と犬らしいコミカルな雰囲気。これがエロシーンに突入すると主に烈がガラっと変わり、激しすぎる欲望を…

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悪の飼い犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

一冊でまとめるのはもったいない

面白かった!ただしあまりにも胸糞。メインカプがわりと最初からBLしてたおかげで嫌な気分を忘れられるシーンがあり、どうにか最後まで読めた。内容的には、一冊でまとめるのはもったいない気がした。

日秋はハッカーとして有名だったり、父の死の真相を探っていたり、付加要素多めな主人公。だが内面は平凡な印象で、標準的な倫理観を持ち、環境適応力も高くない。日秋が感情優先で物事を見るたびに、敵の醜悪さがより際…

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