柳沢ゆきおさんのレビュー一覧

僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

ラスト3回声が出た

織田の表情が柔らかく笑顔が見られるようになり。殺害容器の真相がわかり、ふむふむやはりそうかと。
しばらくして水谷がセリフではなく素で話していて。
気づいたらBLということを忘れて、この先どうなるの〜と夢中で読んでいました。

ラストの場面で思わず、え〜?!と声が出て
……てことにしたんよな、と思いながら読んだのですが。

その後の美羽の衝撃の事実にまた、えーっ?!と声が出てしまいまし…

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僕が君を殺すまで (上) コミック

柳沢ゆきお 

フィクションならではの設定がおもしろい

柳沢先生作品初読みです。
目力がすごいですね。
設定がフィクションならでは。
地下に町一つ作っちゃうって予算どれだけかかってるんだろうと変なことを考えてしまいました。
そのための契約チャンネル、CMの多さですねきっと。
JUST DO ITというチャンネル名が悪趣味というかふざけているというか。
ま、この独特の死刑執行をエンタメにしている時点で悪趣味だし、これが許される世界ってどんなの…

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銀次と桃田(シルバーとピンク) コミック

柳沢ゆきお 

衝突ばかりしている二人が。。

骨太な人間ドラマを描かれる作者さん。
こちらはタイトルが色にまつわる二人で、ちょっとかわいいテイストのカバーだったので、どんなお話かな?と読み始めました。
銀次さんが抱えている額がちょっと不穏ですが。。

妻を突然死でなくし、荒れ放題の銀次。
そこへ婿の親である桃田がやってきて、あれこれを世話を焼く。
しかし桃田がゲイであると分かり、昔気質で乏弱武人な銀次は酷い言葉をなげつける。。

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神とペン コミック

柳沢ゆきお 

アングラやサブカルが匂う

デビューコミックスということでいいのかな。2011年発表の短編集です。

「神とペン」
ゴミ捨て場で拾う案件。落ちてたのはセーラー服の男。
拾った男(エロ漫画家)は人助けだから命の恩人だからと言いながら朦朧としている男をヌルッと強姦。(←ダメゼッタイ)
…という、え〜…という始まり。
その上、拾われた男は自分が「神様」だと言い出して。
非常に変わったお話で、本当にこの男は神様です。

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

役を演じている二人は。。

上巻で、嫌が応にも期待が高まった下巻ですが、実はよくわからなかった。。

一緒に暮らすうちに、相手の本当の姿が見えてくる。脚本家がいて、指定された台詞を言っているだけなのに、けがをすると本当に心配してかわいいバンドエードを貼ってくれたりと、何気ないことから次第に役ではなく本当に心の交流が生まれてくる。
いっしょに過ごす時間がながいほど、当然といえば当然かもしれません。
よく人質が犯人に同調…

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僕が君を殺すまで (上) コミック

柳沢ゆきお 

事件もの

BLサスペンスという大好物ジャンル、しかもシリアスなストーリーに定評のある先生とあって注目していた作品です。
でもタイトルが重いのでしばらく積ん読してました。。
ようやく決心して読んでみると、そこまで重くなくて大丈夫だった。もっと早く読んでいればよかった。このレーベルにしては各話HではなくむしろHないんですが、お話が面白いので全然良かったです。

サスペンスが大好物なのでちょっと甘めの評価…

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銀次と桃田(シルバーとピンク) コミック

柳沢ゆきお 

異文化コミュニケーション

単純にBたちがLして萌えるっていう作品じゃないです。
私が好きな”多様性”のかたちが表現されているようにみえて、とてもいいな~と、いろんな人に読まれてほしいな~という意味で推したいです。(とはいえ、タイトル!!そのまま攻め受けとして、期待しちゃってていいかしら?)

定年退職した銀次、これからは老後をゆっくり…って思ってた矢先、妻が突然死してしまい、生活能力ゼロなお父さんを心配した娘(既婚)…

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

正解のない問題

雑誌で飛び飛びで読んでいたので余計に読むのを避けていた本をふと今なら読めると思って読みました
内臓が圧迫される様な気がしましたが最後まで読めてよかったと思います

愛は一瞬で細胞から人を変えることがあると思います
だからこそ刹那で永遠なのだと思わずにはいられない

昨今のリアリティショーは興味ないので見ていないのですがジムキャリーの映画トゥルーマンショーを思い出しました
世界観はあれ…

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銀次と桃田(シルバーとピンク) コミック

柳沢ゆきお 

哀愁 老後を扱う人生ドラマ ちょっとコメディ

コメディタッチで描く「人生ドラマ」は、柳沢先生の得意なジャンル。
面白いけれど、笑い泣きしたくなるような哀愁を感じる。
誰でも成長=老化していくし、いつかは死が訪れる。

一生懸命働いて退職、明日から早起きしなくてもいいわね・・と笑って話しかける妻は、退職した翌日、天に召されてしまう。

汚部屋化した家を子供達が来て、片づけていく。
二人の実子の他に一人混ざる桃田(53)との関わりが…

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僕が君を殺すまで (下) コミック

柳沢ゆきお 

死と日常の狭間に芽生えた『愛』

ちるライブで、アンリさんが白米さんにオススメしていたのを見て、面白そう!と思い、すぐに購入しました!

ストーリーの構成に捻りがあったり、BLとしてのクセがわりと強めであったり、100点満点のハッピーエンドではないお話を読みたい人には超絶オススメしたいです。

絵は、かなり青年誌っぽい感じで、なんならストーリーも刑事事件を扱う青年漫画のような雰囲気……ただ、その中にしっっっかりBL=愛は存…

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