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こめり
まこりす
ネタバレ
こめり先生の本は初読みでした。読了いたしましたのでレビューしていきたいと思います。 絵(人物) 5/5 商業BLっぽくはない絵柄ですが、人体構造がしっかりしていてデッサンを熱心にやられていた方なんだな、と感じました。鶴間の髪の毛の描き方ももふもふ感溢れる描き方で、すごく好みでした。幅広い年代のキャラクターが出てきますが全員同じ顔なんてこともなく、しっかりと描き分けができていました。 …
アキタ
決して派手さはないのですが、当たり前にそこにある 日常が繊細に、リアルに描き込まれていて 大満足の一冊でした。 図太いふたりの十年の間の距離感、空気感、雰囲気が とにかく素晴らしい。 長年の片想いを経てからのムードもなにもあった もんじゃない初めての時の流れも、 ちょっと雑な感じもまた逆にリアリティがあって んんん〜って悶えちゃいました。 大好きな三木のを舐めて出させて「…
masaBL
「月に叢雲花に風」 いつ?どうなる?と心配しましたがタイトル諺とは無縁の二人でした♪ 10年来の友人。そして恋人になった二人。 何も変わらず日々が流れていくのが最高でした! あとがきに「友情と恋愛のさかいめなんてない人たち」とありましたが ホントまさに。 学生時代鶴間の告白を聴いてないふりをして流した三木。 しかし、それによって関係は続き平穏な生活を送ってきたが 鶴間はそん…
ぷれぱーる
なんてステキな日常を描くのだろう… マイペースだけど繊細な日本画家・鶴間と、大らかなお坊ちゃん教師・三木の幸せな時の流れを感じさせてくれる作品です。 10年もの間三木に片思いしている鶴間は、幾度となく告白してはスルーされている。 絶対に三木も鶴間のこと好きじゃん?て思うのに長年スルーしてきたのは、恋人になって鶴間と別れるのが怖かったから…… そんな三木に、「10年も思ってきて簡単に別れ…
honobono
試し読みで即買いしました。 親友の初告白を寝たふりでスルーした十年前、 また告白されて「五年ぶり八回目やな~」「いや、三年ぶり十回目」の二人のやりとり… 九回目は四年前?なんで覚えてないの?と勝手に妄想が膨らみジワジワくる面白さに鷲掴みされました。 親友から恋人になり、ゆっくり恋人関係を築いていく二人が丁寧に描かれた秀逸な日常BLです。 練り込まれた内容に、作り込まれたキャラ、 1…
しろたん9610
日本画専攻の鶴間と、デザイン専攻の三木。美大在学中から、なにかと自分にはないものを感じて、鶴間は三木に惹かれていた。が、何度も鶴間に告白されてるのに、のらりくらりとそれをかわし続けている三木。 この三木というキャラがなんだか不思議な人。育ちがいいからなのか、おっとりのんびりしていて、なんかふわふわしてる。で、とうとうもう会わないと言われてしまった三木は、鶴間を絶対に失いたくない、という本音を吐き…
ぷわっちょ
ものすごく作り込まれた作品だと思います。 ストーリーはありがちかもしれませんが、キャラクター設定だったりバックグランドがかなり細かく作り込まれているのがわかるので、とても独特な世界観とテンポの作品になってます。 描き込みもすごい。 こういう作り込みが半端ない作品って、キャラクターがみんな生き生きしてて、自分で軸足を持って立っているというか、「漫画の登場人物」って感じがしないんですよね。 す…
うーゆむ
こめり先生の作品は、ほんとに良作だといつも思います。 こちらも連載から、ずっと追っていましたが読んでると京都の大原みたいな景色が見えるんです。 美大で、知り合った専攻科こそ違うけど同級生の鶴間と三木。 鶴間は、三木と出会ってから絵を描く事が意味を強く持ち、ばぁっと視界が拓けるような感覚にもなるんです。 三木は、元々京都の不動産を営む家に生まれた、いわゆる、いーとこのぼんぼん。 …
表題作、同時収録作ともに非常に素晴らしかったです! 2作品収録されているのですが、どちらも相互関係があります。 後輩リーマン・草野⇆先輩リーマン・滝川⇄友人・タカコ この滝川の元カレが電気屋・マコトです。 前半、は草野と滝川の物語なのですが、タカコとマコトも登場します。 遊び人の滝川が真面目な草野にほだされて恋人になっ…
Sakura0904
◆俺と上司のささやかな日常(表題作) テンポも良く読みやすかったのですが、上司の滝川を完全に好きにはなれませんでした。貞操観念が緩いのは全然構わないんです。どちらかというと職場での態度が、あまり良い上司とは思えず苦手に感じました。部下が終電帰りになるのも構わず仕事を投げたり、休出を気軽に頼んだり、機嫌のコントロールができなかったり…。ブラックな会社や人間に過剰になり過ぎているのかもしれないけれ…