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小中大豆 みずかねりょう
雀影
ネタバレ
いや、マジで、白雪姫モチーフのおとぎ話ファンタジーだと思い込んで電子で買ったから、冒頭、普通に、売れなくなった元アイドルが、芸能事務所でクビの宣告の覚悟をしていたら、、とか、最初???の嵐だったのですが、 「奇跡のミューズ」くんが、鏡の、ある意味呪いを乗り越える、とっても真面目なお話でした。 この作品、小説なだけに、挿絵のない脇キャラの声が某リアル大御所俳優さんで脳内に響いたりしてしまい、その…
有浬
天才フォトグラファーx美貌のモデル兼俳優 すれ違い思い込み、両片思い系の性癖ストライクな作品。 初めの方は受の永利が攻に相当依存しているのが描かれています。依存心の強い受はどうも苦手なので不安になりましたが、全くそんなことはありませんでした。小中さんの書かれるキャラクターは悩んでても結局最後には自分で前向きに頑張る子ばかりなので安心です。最後俳優として成長した時には、良かったねえええええ!…
chikakumaco
もうね、写真家の紹惟の情緒不安定っぷりったら無い。彼に振り回される永利が不憫過ぎて。芸術家の面倒臭さを遺憾無く発揮していて。目も当てられ無い。 物語的には。今一つ伸び悩んでいた売れないアイドルの永利が、著名な写真家に見出され、スター街道を駆け上っていく、いわゆるシンデレラ・ストーリーなんだけど。シンデレラの様な、スカッと感は無い。なにせ、タイトルは「白雪姫」ですからね。 さらに、さらに、ス…
kurinn
小中大豆先生の作品は作家買いしてるんですが、こちらの作品は自分の中では久々に性癖に刺さる内容でした。 長い片想いをやはり長い年月を掛けて隠す事を覚えた受けの永利、そして天才で撮影の為ならどんな事でも平気でする美貌の攻めの紹惟。 新しい寵愛を受ける存在が現れてって、もうドキドキしながら夢中になって読みましたよ。 もう小中先生の心理描写の見事な事!永利の心が痛い時はこちらまでキリキリ…
てんてん
今回は俺様な天才写真家とモデル兼俳優のお話です。 攻様に見出された受様が攻様との新しい関係を築くまで。 受様はゼロ歳からモデルを始め、年齢ほどの芸歴があります。 幼い頃から母に言われるままに仕事をし、 中学に上がる直前に有名なアイドル事務所に入所、 高校生でアイドルとしてグループデビューするも目が出ず メンバーが細々とソロ活動を続ける開店休業状態となります。 受様は子…
小中大豆 麻々原絵里依
小中さんの書くちょっと駄目な大人のBLは読後感が悪くないので大好きです。 売れっ子画家x学生->新米社会人カプで、すれ違い…というと一見スパダリものっぽい設定ですが、攻めが良い感じに駄目な人ですw だけどそこが良い。 この攻の駄目さの具合の匙加減が見事で、イイ男として登場したはずが駄目な所がボロボロ出てくるのに、何か憎めない。攻も受側もお互いに愛情あるのがきちんと書かれてるからか…
みざき
小中先生の現代ものが読めて嬉しい。 もう、すごく面白かった。 文章も読みやすいので、あっという間に一気読み。 今作は、主となる登場人物達がモデル兼俳優・写真家…と、どちらかというと華やかな職業設定なのですけれど、お話全体のトーンはあくまでもシリアスベース。 小中先生といえば心理描写が丁寧な作家様という印象があるのですが、今回も主人公・永利の10年に渡る心情が本当に人間臭くて、人の心の描…
窓月
作者のまるっと現代もの、昨今では貴重なのですごく楽しみにしていました。 今作は、カメラマン×元アイドルだったモデル。気鋭の天才カメラマンが、造形は整っているが凡庸なタレントのポテンシャルを見出して開花させていくという、いわばマイフェアレディ型のラブストーリーでした。 カメラマンと被写体の関係って、とってもヤラシイ関係なのでBL的に好物の設定です笑 攻めに恋する受け視点で進むので、…
はるのさくら
小中先生のお話にみずかねりょう先生のイラストがつく、となったら、買わずにはいられません。 受け様は、0才からモデルとして芸能界で生きてきた永利。 売れなくなり事務所をクビ寸前の時に、攻め様である天才写真家紹惟に見出だされ、一躍時の人に。 紹惟のモデルは、代々『ミューズ』と呼ばれ、紹惟のモデルをやめた後ものしあがって売れっ子になっているのだから。 自分が納得する作品の為なら…
甘食
小中さんの作品はBLを読んだ!という満足感を得られます。途中はちょっとドロドロするけど最後はハッピーエンド。主人公の受けは元売れないアイドルだったけど有名写真家の攻めのミューズとして見出されモデル・俳優として売れるようになります。華やかな芸能界の話なのでみずかねりょうさんのきらびやかで美しい挿絵がピッタリでした。表紙のアンティークっぽい鏡とかイバラのデザインも素敵で力入ってる感じです。 俳優…