小中大豆さんのレビュー一覧

となりの新妻さん 小説

小中大豆  いさき李果 

エロ業界のお仕事をしている人達なのに爽やかです

電子書籍で読了。挿絵有り。

電子書籍中心で読むようになってから本棚を気にする必要がなくなったので『新旧取り混ぜ読み放題』状態なのですが、この『初心な官能小説家』って、一時期の流行だったのでしょうか?それとも『官能小説家』というジャンルがあるのかな?設定の中にありますものねぇ。
攻め受けとも、実に真面目にAVを撮り官能小説を書いているタイプの作家さんですが、仕事の現場はそれほど描かれてはおり…

0

愛されたがりなウサギですが。 小説

小中大豆  鈴倉温 

動物好きな方にはオススメ

すずくら先生の愛らしい表紙から見て「私は対象年齢外かも・・」との恐れを抱きつつ、兎と猫が表紙にいるので、絶対動物ものだと思い込み(笑)、購入。当たりでした。私としては、主人公は兎(コムギ)と猫(サバちゃん、コモモ母さん)という気分です。それで萌。軽妙な語り口で動物の思いを楽しめるので、動物好きな方にはオススメです。書下ろし220P弱。地雷は、ちょっとだけ出てくる女子 というものがありますが、攻めは…

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愛されたがりなウサギですが。 小説

小中大豆  鈴倉温 

可愛いだけのお話じゃ無いですよ

ちょっぴりファンタジー風味のほのぼのラブコメディ。
・・・ーかと思いきや主人公成長ものでした。
いやもう最初はかわいいだけのかなり考え無し主人公が、ウサ耳を付けてイタい事をやってる・・・。そこにハイスペの攻め登場と、それこそまさにかわいいだけのラブコメかと思いました。
失礼ながら「小中先生、こんな無難なお話が書きたかったのだろうか・・・。やっぱ3冊連続刊行となると、こんな薄っぺらい作品になっ…

6

呪禁師百鬼静の誘惑 小説

小中大豆  yoshi 

うっさんくさいハイスペ男

表紙の攻めにひかれて購入。好きな絵だなあと思っていたら、yoshi先生のコミックを購入していたことに気付きました。好きなタイプの絵ってやっぱり惹かれるんだわ。
で、表紙の印象通り、怪しい人でした。そして期待通りの軽妙な読み口の詐欺師?異能持ち?のお話です。
異能持ちとはいいながら、実際はっきり異能を発揮するシーンはお話の最後の方のみで、どっちかというと胡散臭さ満点(笑)。胡散臭いけどなんだか憎めな…

7

呪禁師百鬼静の誘惑 小説

小中大豆  yoshi 

ラストが生殺し

オカルト系なのですが、推理サスペンス要素あり、コメディ要素ありと、読みやすい作品でした。もちろん、メインはラブであります!


内容です。
内定していた会社が倒産し、困っていた大学生・鳴海。企業説明会でたまたま気になってエントリーシートを書いた、総合コンサルタント会社の社長・百鬼からスカウトされ、彼の会社で働く事に。社会人としての希望にあふれながら働き始めるものの、総合コンサルタント会…

10

冷徹王は翼なき獣人を娶る 小説

小中大豆   

差別意識とかについても自然と考えてしまう

電子書籍で読了。挿絵有り。

直前に数日かけて「BL進化論 対話編」を読んでいて、そちらにかなり引っ張られたせいか『互いに害があると思っている二つの民族の間は理解し合えるか』とか『個人の感情が社会全体に影響を与えるか』とか、読みながらそんなことを考えてしまいました。
勿論、これらのことがレトヴィエとユノ・ファ+その他のカップルの恋愛事情と大きく絡んでいるからそんなことを考えてしまった訳で………

1

嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

惹かれ合う理由がもっと欲しかった

攻めがそこまで受けにハマる理由がよく分かりませんでした
薄めの美形で、天然で、頑張り屋だから?
いつの間にそんなに好きになったんだろうと不思議に思いました
受けは外道の母親に脅されたとはいえ
攻めを騙そうとしていたし…そもそもそんなに絡みもなかったし
でも悪意というものがないのが良かったのかも
これまで人の醜い面ばかりを見てきた大金持ちの攻めとしては
受けの無垢さや庇護欲をそそるとこ…

1

奥さまは外法使い! 小説

小中大豆  陵クミコ 

気軽に楽しめるけどほっこりできる、現代ファンタジー

honto電子書籍で購入。限定おまけ小話付きでした。

表紙とタイトルで気になって、外法の意味がわからないまま購入。勝手に法律のこと?などと思ってましたが、外法使い=魔法使いのような意味でした。アホな勘違いをしてました笑


外法使いは公には正体をバラさず、一般人に溶け込んで生活をしていく。外法使いの真輝は、小さい時から隣人のお兄さんである神の事が気になっていた。外面が良くて真輝には意地…

1

指先がすれ違う 小説

小中大豆  陵クミコ 

万人受けはしないかもしれない

一枚岩ではない、という言い回しがあります。これは組織とか党内とか集団(2人以上)に対して使う言葉でしょうが、今作をよんでいて自分一人の心の中ですら一枚岩ではないよね、そういえば…とぼんやり思いました。

人間100%良い人なんて、そうそうありえないので、そうはなりたくないのに嫌な言動をとってしまったり、自分の気持ちすらままならず、どうしてそうなるのか分からない事だってあるでしょう。
ちょっと…

2

奥さまは外法使い! 小説

小中大豆  陵クミコ 

手に入らない葡萄ほどおいしそう

電子書籍で読了。挿絵なし。

下法使いになる修行中の真輝くん(小学5年生)のお家の隣に、イケメンで優秀でお金持ちでタラシの鈴鹿神(19歳)が引っ越してくる所からお話は始まります。ことある事に自分をからかってくる神に、いつしか恋をしていることに気づくけれど、所詮その恋は高望み。けれど、どうしても諦めきれずに、真輝くんは禁断の魔法を神にかけてしまいます。見事、二人はご結婚!だけど、どんなに甘やかさ…

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