榊空也さんのレビュー一覧

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

母は強し!

中華風ファンタジー。

聖華国の皇帝には五人の子供がいて、末息子には秘密がありました。

身分制度が絶対な時代、城外にすら定住することを許されない流民達は、技芸で娯楽を提供することで国中を転々とするしかありませんでした。流民で天空雑技団の獣使いとして生きる琉央は、雑技団の見物に来た王妃にその才能を買われ、皇城に登ることとなります。

末の皇子の青麟は美しい青色の瞳をしていて、彼が飼って…

6

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

年下皇子が可愛い

じわじわと懐いていく攻のツンデレ年下皇子が可愛いです。
受より背が低いことを気にして受の頭をぐいと引き下げて自分は背伸びしてキスするとか最高。
ひたすら大人な年上受も良かったです。主従ものなので年上が従なのも萌えました。

4

獣使いは守護獣と愛を誓う 小説

月東湊  榊空也 

生きる為に、足掻き続けるのです

哀しい運命を背負った皇子と、そんな彼が唯一心を許した流民との、切なくてとても優しい愛の物語です。
中華風ファンタジーになります。

月東先生と言うと、わりと痛い設定がブチ込んである事が多いと思うんですけど。
今回も、まさにそんな痛くてやりきれない運命を、攻めが背負っています。
ただ、その中でしっかり愛も描かれていて、すごく優しくてあたたかいお話でもあるんですよね。
ラストでは、思わずホ…

13

好きでなきゃいけない 小説

椎崎夕  榊空也 

病み?

椎崎先生買い。情報に2カプ登録ありますが、1つはカプじゃないと言いたいほど強烈野郎だったので、スパダリなはずの攻めの印象が弱まってしまいました。そのため中立。こんな方、いて欲しくないですが、昨今のニュース見てると「いるのかも」とちょっとビビる本編230Pほど+後日談14Pほど+あとがき。

自転車便やコンビニバイトで生計をたてている一陽(いちはる)。中学時代に両親を亡くし、父親同士が親友だった…

3

好きでなきゃいけない 小説

椎崎夕  榊空也 

好きでいたいんですけど…

前作にも感じていたんですが、時代とともにシリアスなイメージが払拭されてきましたよね。椎崎作品特有の静謐な緊張感が薄まって、とっつきやすくなってきているというか。

タイトルに「好き」があしらわれた作品群の代表的な挿絵といえば葛西リカコさんだったのが、同じく繊細さを備えた榊空也さんのイラストに代わったのも、作家さんのアップグレード感を意識させる大きな要素の一つかと思います。

今作は親友との…

2

好きでなきゃいけない 小説

椎崎夕  榊空也 

主人公がひたすら流されてくと(他力で)幸せになるお話です

とある事情から、周囲に誤解されて完全に孤立している不憫な主人公。
そんな彼が、攻めと出会って幸せになるー。
と、個人的に大好きなパターンの作品になります。

が、何だろうな・・・。
こう、ストーリーとしてはドンピシャで好みなんですけど。
実際、誤解が解けて受けが報われるシーンなんか、めちゃくちゃ滾っちゃうんですけど。

が、これは完全に個人的な好みの問題なのですが、主人公にイラつい…

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報酬を払ってもらおうか? 小説

  榊空也 

お話が『クール』なのが魅力なんだと思う

前の方々も書かれていますが、黄金期のアメリカの刑事ものTVドラマ(アクション系)の様なお話でした。
上院議員の娘でありながら麻薬の売人と出奔したジェシカを連れ戻す密命を受けたFBI捜査官マックスが、現大統領言うところの『世界で一番危険な街』エルパソに赴いて、そこで便利屋(私立探偵?)をしているハンターと一緒に事件を解決するまでが書かれます。

私がこの「いゃん、とってもカッコイイじゃん」と思…

2

「オオカミパパに溺愛されています」コミコミ特典小冊子 特典

熱海でしっぽり

本編後、家族旅行をする話

本編で結婚式もせず籍を入れただけの二人ですが、せめて旅行くらいはと大神が千明に二人で新婚旅行へと誘います。
子供たちはシッターさんに預けていこうと誘う大神に、子供はすぐに大きくなるから二人きりはその時の楽しみにして、自分が子供時代の憧れだった家族旅行を提案するのです。

ハワイなど候補に上がるのですが、ハイブリッドアルファの2人には暑い場所はしんどいということ…

4

オオカミパパに溺愛されています 小説

かわい恋  榊空也 

子供達は可愛いし、エロ多めのあまーい話




オメガバース設定のお話です。運命の番の話ですが、発情期のせいで差別もあり、結婚に反対されたりとオメガには生きにくい世界です。

バース性の成り立ちが少し変わっています。
はるか昔、性欲が減退し妊娠しにくくなるというウイルスにより人類は衰退の危機にありました。打開策として取り入れられたのが狼の細胞を移植するという行為で獣人を作り出し、女性は妊娠しやすくなるようにホルモン剤を用いまし…

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報酬を払ってもらおうか? 小説

  榊空也 

洋画を見てるみたいで楽しい

舞台はメキシコ国境近くのアメリカテキサス州、エルパソという街です。受けは美形のFBI捜査官。もうその設定だけで私は萌えゲージMAXになりますね。

攻めはワケありそうな地元のなんでも屋。でも仕事出来そうなワイルドな男です。イラストは受けはサラサラヘアの細身で理想通りでしたが、攻めはもっとガッチリ系でも良かったかな。かっこよかったですけど。

ストーリーがしっかりしてて、洋画を見てるように楽…

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