榊空也さんのレビュー一覧

犬の王の溺愛花嫁 小説

かわい恋  榊空也 

プロポーズの言葉が可愛い

受けが赤ちゃんの頃から一緒に過ごしてきたワンコが攻め。
人間並みの知能があるとはいえ〝まさかの勘違い/覚え間違い〟発動してて、ところどころ噛み合ってない会話が面白かった。
郁己の部屋そっくりに揃えさせた部屋も、蔵書の中身は真っ白ページとかあるし。
何より「優しくしてね」→「分かった。よし俺のを舐めろ」展開には郁己と一緒になんでやねん!ってなりましたw
でもよくよく話を聞いたら人間界における…

2

百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

ケモ萌えナンバーワン!

異種間ゆえの切なさ、感情面での齟齬、すれ違い。
ワンコ特有の健気さ、一途さ、執着、そして独占欲。
それら全てがうまく融合していて、最高のケモ作品だと思いました。

あらすじに「人のかたちに変化できるようになった壱ノ護に夏生は身体を奪われてしまう」とありますが、前半のエッチは獣のままでした。つまり獣姦。
獣姦は実は苦手だったのですが、この前半の獣姦は激しく萌えました。
組み敷かれている受…

3

きんいろの祝祭 小説

中庭みかな  榊空也 

ちょっと悲しめ設定のファンタジーだけど、本当に幸せそうに終わります!

表紙右上のイケメンに撃ち抜かれて気になってた当作、やっと読めました~
読んでよかったー
とても嬉しい終わり方で、幸せ感満点!
途中ひっかかった点があったので、萌2でお願いします。
ファンタジー好きで、健気受けがお好きな方にはよいのでは。
(受けは作中では そんなひどい目に遭わないです(笑))

受けさん:通常の「きんいろ」とは異なり、10歳まで両親と一緒に暮らす。
そのため、きんい…

4

禍と一つ屋根の下で 小説

水原とほる  榊空也 

物の怪と人間の共同生活


怪奇小説家の了則(受け)は散歩していると暗闇から物の怪「肉吸い」の禍(攻め)に声をかけられます。
失恋のショックで寂しさに耐え兼ね自殺しようとしていた了則は自殺を思いとどまり、禍を家に連れて帰り食事代わりに精を与え、禍の話をきかせてもらうことにするのです。
それから3年がたち、その間に性転換した元雪女の小吹雪も住み着いて、三人で穏やかに過ごしていきます。

全体を通して温度の低い話だっ…

3

その、ひとことが 小説

椎崎夕  榊空也 

結局 どのひとことが問題だったのか???

表紙買いした方、何人かいらっしゃるのではないでしょうか?
私も表紙にひかれた&椎崎先生のぐるぐる話が割と好き なので、当本get。

榊先生、あんまりこれまで意識していなかったのですが、
線がすっきりしていて、すごくキレイな絵を描かれるなあと思いました。
中の挿絵はほぼほぼ二人の様々な表情の絵。
最後の二人の肌色絡みシーンは、ちょっとせつない表情した受けさんが
すんごくいい感じでした…

2

きんいろの祝祭 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子 特典

天然な勘違い

本品は『きんいろの祝祭』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

イルファがカヤのために
何かしたいと思いたつお話になります。

ガロのきんいろとして
カヤの花嫁となったイルファ。

カヤがそばにいられない時に
イルファの目となり不自由のない様に
側仕えとしてジアがつかえています。

じアはまじめで仕事熱心で
イルファを助ける目印となる誓いの布を
今も変わら…

1

禍と一つ屋根の下で 小説

水原とほる  榊空也 

物の怪×無自覚魔性受け!

オカルトものです。怪奇作家である受けと、物の怪の『禍』、雪女(男)の小吹雪の3人が、一つ屋根の下で家族のように暮らして…というオカルトなんだか、ほのぼのなんだかちょっと不思議な雰囲気の作品。本編中に受けが怪奇作家として書いた小話が3作入ってますが、2作が背筋がゾッとする系。1作が「禍」の過去です。いい味を出してました。夜中に読んではいけません…。

怪奇作家の了則(受け)は、夜の散歩中、邪悪な…

4

きんいろの祝祭 小説

中庭みかな  榊空也 

かなりの不憫受け(つд`)

花嫁ものの異世界ファンタジーです。読み終わって一番の感想って、とにかく受けが不憫…。普段、どちらかというと甘い作品ばかり読んでいて耐性がないせいか、とにかく不憫すぎて胸が締め付けられる…。ちゃんとハッピーエンドなので、そのへんはご安心下さいといった感じなのですが。
読んでいてかなり切ないし、気になる部分もあります。しかし、その不憫さに萌えてしまったのも事実ですし、変則的な三角関係とでも言うのでし…

10

百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

めでたし、めでたし

BL小説としての萌えや切なさもありつつ、昔ばなしを読んだような不思議な読後感の作品でした。

半妖の夏生は半妖ゆえに人間離れした美しい容姿を持つ青年です。しかし、人間とは異なる時の流れに生きる彼は孤独で、唯一こころを許せるのは長年一緒に旅をしている妖犬の壱ノ護だけ。人間への愛憎や半妖として生きる運命への哀しさに疲弊する夏生を守り、癒そうと、壱ノ護は全身全霊をかけて愛情表現します…ワンコなりに。…

4

犬の王の溺愛花嫁 小説

かわい恋  榊空也 

わんわん王国

陵辱強姦でエロエロな作品は嫌いじゃないけど、かわい恋さんの作品は淫乱受(苦手)なイメージだったのでちょっとだけ読むのに躊躇っていましたが、もふもふの誘惑には逆らえませんでした!
結果、読んでよかったです。
白毫は、基本的には男前で伴侶には優しく一途で、まさに理想の旦那様なのですが、郁巳のことが好きすぎてぐちゃぐちゃに抱きながらも、泣いて「捨てないで」と懇願する様がいじらしく愛らしいです。人の姿…

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