高月紅葉さんのレビュー一覧

刑事に一途なメランコリック 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

一番可愛い刑事だよ・・・

「恋は誰かに認められて喜ぶものじゃない。祝福があれば、永遠に続くものでもないだろう」

刑事シリーズ既刊4冊に夢中になり続きが待ち切れずこちらを読みました。今までの刑事シリーズで一番文章が好きで引き込まれました‼︎
台詞との混合になりますが、
“強がってるけど、弱くもない。けれど、強くもない。”
こんな相反する絶妙な言葉大好きです。

今回、恋心的に抜き差しならないのにこのままでは一…

1

刑事にキケンな横恋慕 小説

高月紅葉  小山田あみ 

Domぽい甘々溺愛攻&可愛がられているのが可愛い硬派受No1

1.2作目と読み、この巻の変態パーティーに拉致されるという粗筋が余り好みで無く、飛ばして4作目を読んだ(最高だった)のですが、こちらブックパス読み放題にて上がっていたので恐る恐る読みました。
麻酔注射打つシーンはウッとなりましたが、事態は間一髪だったので大丈夫でした。
しかも初めはほのぼの甘々温泉旅行!

途中遭遇した女子大生に牽制したりする大輔の、ぎこちなく拒否するようで逆に誘っている台…

4

刑事に悩める恋の色 小説

高月紅葉  小山田あみ 

どうしちゃったの惚けちゃってあまい刑事さん

どんなに田辺がデロデロ甘々にしても心は屈しないのが最高だった1作目の大輔、その反動か、4作目のこちらでは(どうしちゃったの大輔さん…)と思うほど陥落して甘々〜〜でした。

このシリーズの好きなところは、刑事が主人公なのに事件がお話の要でないところ、ベッドシーンでも受けが男らしいのがそこはかとなく伝わるところ(ナヨったり感じ方とかが絶妙)、その男らしい人の中の可愛さ。そしてスパダリ攻めの甘々快楽…

2

刑事に口説きの純愛 小説

高月紅葉  小山田あみ 

(刑事さん…聞こえますか…あなたの脳内に直接

呼びかけています…田辺は貴方の事が大大大好きだから勘違い早めに切り上げて飛び込んでね…)
と言いたくなるほどこの続編の大輔、「〜邪恋」で大怪我をして守ってくれた田辺の言動と睦事をすっかり忘れて一人勝手にモヤモヤしまくってました。
ここまで世間体を重んじる(刑事だからね)頑なな受けは稀ですよね。それがちょっっとだけ甘さが出たり快楽に流されたり、「かわいい」と言われて締めつけちゃったり恥ずかしがる…

2

刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

陥落しない意地っ張りが最高

ブックパス読み放題で出てきたこちら、今まで出会わなかったのが不思議なくらい果てしなく最高でした〜〜
妻帯者ノンケが男の快楽に負けちゃうの好きには堪らなくて悶絶しまくりでした。しかも意地っ張りで全っ然堕ちないから攻めも益々頑張って責める、だから最高…(語彙力)

田辺の実況甘々言葉責めや、あんまりハードなものを大輔に押し付けない(フェは口先だけ)でそれでも大いに感じてるとことか、スパダリ風味…

3

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

なんかね、懐かしい感じの

いつの時代のお話なのか、頭の中で何度も確認しながら読みましたよ。
なんかね、懐古的とでも言うか、部隊が1950年代とか1980年代とかなんじゃなかろうかと思ったりしたんですよね。
でもね、攻め様の柏木は『共同経営者の友人にIT会社と恋人を奪われ、現在は何もしていないセレブ』なんですよ……ITってことは50年代とか80年代ではないわよな。

なんでそんな風に思っちゃったか考えてみると、やっぱ…

3

淫心 -身代わりオメガは愛に濡れる- 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

オメガバース版大人のグリム童話のよう…

なかなかのボリューム感のあるお話です。読み応えはかなりあります。私は電子全然書籍で読んでいたんですが…まだまだ中盤なの⁈って思ってしまいました。ですが、話の内容がしっかりしているので飽きることなく読み進めることができました。言葉遣いがちょっと固い印象があるのですが、私はおとぎ話の感覚で読んでいたのでお話の雰囲気には合っていたように思います。

政治的な思惑から、隣国の王のもとに人質としてやって…

5

小鳥たちの巣 ―新米諜報員と寄宿舎の秘密― 小説

高月紅葉  九鳥ぽぽ 

サスペンスBL

犯人捜しのサスペンス。
伏線回収が一つ一つ仕込まれていて、終わりまで読まないと、結末が分からない。
想像と予想はつくけれど、引き込まれていく展開。
すごく面白かった。

ギムナジウムに潜入した諜報員のミランにとって、親が子供=雛を預ける「托卵場=小鳥の巣=学園を守る今回の任務は、採用試験でもあった。
大人の中で育てられた美貌の孤児;ミランは、大人達に守られて愛されて育った自覚がない。

0

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

頽廃と官能

作者様の単発ものを楽しみにしています。今回は電子で購入。正直なところタイトルがあまり好みではなかったんですが、「ヤッてるブロマンス」を目指されたとのことで、メインカプの関係性には萌えるところがありました。タイトルやイラストを含めちょっと古き良きな印象があって、今作の意図したコンセプトなのかなと思いました。

とりあえず裏社会、女絡みが苦手な方にはおすすめしません。

本作の魅力は柏木と拝島…

5

淫心 -身代わりオメガは愛に濡れる- 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

タイトルにいい意味で裏切られました!

淫心というタイトルだし、王族・後宮モノだからどんなドロドロエロスが?!と思ったら、清らかエロスでした。
高月先生らしい男前な受け、ゼファが自分の世間知らずを必死に改善しよう・考えをめぐらせようと奮闘する姿もよかったし、恋愛要素も切なくて涙が滲みました。
攻めのエドラントがこれまたスパダリでかっこいいんですよ。ゼファのことを心から想う姿に惚れ惚れします。ラストはハッピーエンドでホッとしました。

3
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