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9/30(合計:298件)
高月紅葉 笠井あゆみ
ねこのしん
本のタイトルで「淫」の字があるので身構えてしまうかもですが、この話は純愛です。確かにエロくはあるんですが、下品じゃないです。 良いなと思ったところ ・鬼の青柳がスパダリなところ。受けの嘉槻が大事で大事でたまらないのが常に伝わってきます。大切に扱われているからこそ親の仇かもしれない相手に恋心を抱く嘉槻の葛藤がこちらとしては大変美味しゅうございます。 ・表紙にはありませんが、モフモフしたキャ…
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 作家買いですが、笠井さんが挿絵を描かれているということで発売日を心待ちにしていました。高月さんの新刊は「鬼」が登場するファンタジーもの。「淫呪の疼き」というタイトルや笠井さんの描かれた肌色率の高い表紙から、もしかしたらエロエロなお話かな?と思いつつ手に取りましたが、「鬼」というバックボーンを生かしつつ紡がれていくのは純愛のお話。エロ度も低くはなく、エロと純愛のバランスが絶妙な1冊でし…
高月紅葉 黒埜ねじ
ひみた
「恋は誰かに認められて喜ぶものじゃない。祝福があれば、永遠に続くものでもないだろう」 刑事シリーズ既刊4冊に夢中になり続きが待ち切れずこちらを読みました。今までの刑事シリーズで一番文章が好きで引き込まれました‼︎ 台詞との混合になりますが、 “強がってるけど、弱くもない。けれど、強くもない。” こんな相反する絶妙な言葉大好きです。 今回、恋心的に抜き差しならないのにこのままでは一…
高月紅葉 小山田あみ
1.2作目と読み、この巻の変態パーティーに拉致されるという粗筋が余り好みで無く、飛ばして4作目を読んだ(最高だった)のですが、こちらブックパス読み放題にて上がっていたので恐る恐る読みました。 麻酔注射打つシーンはウッとなりましたが、事態は間一髪だったので大丈夫でした。 しかも初めはほのぼの甘々温泉旅行! 途中遭遇した女子大生に牽制したりする大輔の、ぎこちなく拒否するようで逆に誘っている台…
どんなに田辺がデロデロ甘々にしても心は屈しないのが最高だった1作目の大輔、その反動か、4作目のこちらでは(どうしちゃったの大輔さん…)と思うほど陥落して甘々〜〜でした。 このシリーズの好きなところは、刑事が主人公なのに事件がお話の要でないところ、ベッドシーンでも受けが男らしいのがそこはかとなく伝わるところ(ナヨったり感じ方とかが絶妙)、その男らしい人の中の可愛さ。そしてスパダリ攻めの甘々快楽…
呼びかけています…田辺は貴方の事が大大大好きだから勘違い早めに切り上げて飛び込んでね…) と言いたくなるほどこの続編の大輔、「〜邪恋」で大怪我をして守ってくれた田辺の言動と睦事をすっかり忘れて一人勝手にモヤモヤしまくってました。 ここまで世間体を重んじる(刑事だからね)頑なな受けは稀ですよね。それがちょっっとだけ甘さが出たり快楽に流されたり、「かわいい」と言われて締めつけちゃったり恥ずかしがる…
ブックパス読み放題で出てきたこちら、今まで出会わなかったのが不思議なくらい果てしなく最高でした〜〜 妻帯者ノンケが男の快楽に負けちゃうの好きには堪らなくて悶絶しまくりでした。しかも意地っ張りで全っ然堕ちないから攻めも益々頑張って責める、だから最高…(語彙力) 田辺の実況甘々言葉責めや、あんまりハードなものを大輔に押し付けない(フェは口先だけ)でそれでも大いに感じてるとことか、スパダリ風味…
高月紅葉 石田惠美
fandesu
いつの時代のお話なのか、頭の中で何度も確認しながら読みましたよ。 なんかね、懐古的とでも言うか、部隊が1950年代とか1980年代とかなんじゃなかろうかと思ったりしたんですよね。 でもね、攻め様の柏木は『共同経営者の友人にIT会社と恋人を奪われ、現在は何もしていないセレブ』なんですよ……ITってことは50年代とか80年代ではないわよな。 なんでそんな風に思っちゃったか考えてみると、やっぱ…
ちろこ
なかなかのボリューム感のあるお話です。読み応えはかなりあります。私は電子全然書籍で読んでいたんですが…まだまだ中盤なの⁈って思ってしまいました。ですが、話の内容がしっかりしているので飽きることなく読み進めることができました。言葉遣いがちょっと固い印象があるのですが、私はおとぎ話の感覚で読んでいたのでお話の雰囲気には合っていたように思います。 政治的な思惑から、隣国の王のもとに人質としてやって…
高月紅葉 九鳥ぽぽ
碧雲
犯人捜しのサスペンス。 伏線回収が一つ一つ仕込まれていて、終わりまで読まないと、結末が分からない。 想像と予想はつくけれど、引き込まれていく展開。 すごく面白かった。 ギムナジウムに潜入した諜報員のミランにとって、親が子供=雛を預ける「托卵場=小鳥の巣=学園を守る今回の任務は、採用試験でもあった。 大人の中で育てられた美貌の孤児;ミランは、大人達に守られて愛されて育った自覚がない。 …