※このレビューはネタバレ有です
うーむ……考え込んでしまったんですよ。
人を好きになるのってなんなんだろう?って。
睦月は自分のことをMだと自覚しています。
以前の恋人達にもそのことを話し、合意してもらえればそういうプレイも『してもらって』来ました。
睦月の支店に人事異動で来た史郎は、そのイケメンぶりで最初こそは女性社員に騒がれるものの、付き合いは悪いし、素っ気ないしで、輪の中からは外れ気味。でも睦月としては、その素…
※このレビューはネタバレ有です
「タイトルがちょっと難しい…?」
が、読み終えての最初の感想でした。なんだかすみません(笑)
不勉強なのでリコリスの匂いがぴんと来なかったのもあったかもしれません。
シリーズに出ていた正甫がお兄ちゃんが登場し、しかも恋人あり発覚して驚きました。それと「月夜ぎんいろ山犬異聞」ではちゃんと働いているの?と疑問だった未知留が結構忙しそうで予想外でした。
と、シリーズを通して読めば新発見が…
※このレビューはネタバレ有です
「あまりにも強烈」というご評判から「いつかは読まねばならんだろう」と思っていた今作。
折角なので新年に挑戦いたしました。
「凄すぎ」というレビューを沢山読んで覚悟がついていた所為か、衝撃で読めなくなったり、具合が悪くなったりすることはなかったです。
これからこのお話に挑戦する方は、これまでレビューを書いてくださった姐さま方に感謝しつつ、この方法をお試しいただくことをお勧めします。
この…
※このレビューはネタバレ有です
「いちご牛乳純情奇譚」「月夜ぎんいろ山犬異聞」に続く3作目のお話。
とは言え、前2作と話は絡んでいないので単独で読んでも問題ありません。
ただ、前作から出ている人もいるので読んでいると話に入りやすいと思います。
今作は、唯一1作目から登場していた「薬売り」千眼寺正甫の異母弟・千眼寺丹緒(受け)の話になります。
人に害をなす妖を退治し薬の材料にすることを生業とする「薬売り」。
丹緒…
最初は亜樹良さんの表紙がきっかけでした。
そしてタイトルの『アンダルス』と松岡さんのお名前で「歴史物?」と思って手に取りました。
アルハンブラ宮殿と聞けば「あぁ~あの宮殿ね」と思いつく方は多いと思いますが、そこにまつわる歴史となると日本では学校でサラッとしか習わないので記憶がうやむやになっている方も多いのではないでしょうか。
私もそのうちの一人でグラナダ王国とかオマル・ハイヤームとか懐かしい…