yocoさんのレビュー一覧

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ネタバレ注意

後書きにもあったように榮は普通の男の子で
ニコだって片思いする普通の男の子で、。
榮がニコのことを好きになって、でもニコはもう榮のことを好きでなくなっててっていうのが切なかったです。私はニコ推しで読んでたので、後半は榮目線になって、少し物足りなかったかなぁ。
ニコの気持ちの動きが分からないのにパッパッとくっついちゃったように感じました。
けど、、前半はほんとに神でした。
高校でニコールを…

8

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

お・重い。。

パブリックスクール卒業後の2人のその後を描いた短編集的な続編。
幼い頃の受け・レイの無垢な健気さに改めて泣けます。。
本編ではあまり描かれなかった攻めのエドの心の揺らぎや葛藤がより見えました。
それにしても攻めの立場やら血統やらが重過ぎて、萌えというより、苦しくなるくらいでした。。
一緒にいることがこんなに困難なのかと。。
攻めなりに受けを守りたいという気持ちからの行動だとは分かるのです…

4

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

自分は誰なのか

リクトは、育ての親であるエレズの体調不良を理由に、エレズの錬金術師の弟子であったアダルバートの元に修行に行かされます。
リクトは幼いころから、自分の意識の奥底に別の記憶があることを感じて不思議に思っていましたが、アダルバートの元にいき、神人にあったり古い書籍を目にする中で、過去の記憶がより鮮明に思い出されるようになります。

自分は50年前に忌み子として扱われていた王子なのか、それとも異国か…

5

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

重い血の宿命と愛を抱いて

パブリックスクール第3巻となります。
レビューをするには、あまりにも苦しい物語でした。
読んでいて、心が大変痛みました。

物語は、3編で構成。
最後の「八年後の王と小鳥」が表題作となります。

◆「八年目のクリスマス」

エド視点。
イギリスで仕事をするエドと日本で仕事をするレイ。
両想いになってから八か月ぶりの逢瀬になる予定だった
クリスマスが、レイの仕事の都合で取消に…

24

「ダークホースの罠」出版社SSペーパー 特典

コメディだとしても…

胡桃の女性部下・玉置にスポットライトを当てたSSです。

殺人事件の現場に遅れてやって来た玉置。

キャリーバッグを引きながら現れた姿に、
「ご苦労さん。旅行中だったのか」
と胡桃が尋ねると、
「コミケですよ。今日、初日だったんです」
という返答。

更に、殺人事件の概要を説明しようとする胡桃を遮り、
「戦利品」こと同人誌を安全な場所に置くことを優先しようとしたり、
18禁…

8

秘書は今日も悩んでいる「パブリックスクール-八年後の王と小鳥-」Amazon限定特典ペーパー 特典

恋は盲目♪

本品は『パブリックスクール-八年後の王と小鳥-』の
Amazon限定特典ペーパーになります。

本編後、
ロードリー視点での2人のその後のお話です。

エドワードは
世界を股に掛ける
巨大コングロマリットの社長にして
史書にも明らかな血筋を誇る家の
本家直系の次期当主です。

本日もつわものぞろいの役員会議でも
冷静、大胆な話術で切り抜けた手腕は
見事なモノで

11

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

過ぎたるは及ばざるがごとし、かな。

時空を越えた純愛物語。
かな?
プラハとボヘミア王国を、伝説の狼王のタペストリーを介在に行き来するファンタジー。
夜は狼の姿で狼の王国を治め、昼は人間の姿で王国を治めなければならないボヘミア王家の王をめぐる、呪いだの、陰謀だのに翻弄される、王国の王太子アレシュと、彼の側でなければ生きることができない予言者であり運命が定めた花嫁悠羽。
果たして悠羽は伝説のタペストリーのように、アレシュを王に…

4

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

樋口流(&yocoテイスト)、なつかしの身分差もの

前2作は既読。
8年後ということで、30代になっている二人の話かと思ったが
(←個人的な期待?)実際には違いました。
パブリックスクールを出てから8年後、
『群れを出た小鳥』の最後からは8ヶ月後の冬、
二人が恋人になってから初めてのクリスマス〜の話。

最初に短編が二つ。

『八年目のクリスマス』
思いが通じて後遠距離恋愛中のエドが、
久しぶりに会えるクリスマスを前にウキウキ…

16

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

礼が試されるの巻

今回収録されているのは
「八年目のクリスマス」(小説Chara Vol.33掲載)
「つる薔薇の感傷」(Char@ Vol.20掲載)
「八年後の王様と小鳥」(表題作/書き下ろし)

●「八年目のクリスマス」
イギリスと日本で遠距離恋愛中のエドが、クリスマスに礼に会えるとウキウキする。でも急な仕事の都合で礼はクリスマスにイギリスへ行けなくなり
エドがっかり……でも、その代わりもっとい…

48

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

イギリスに1ミリも魅力を感じない女子なんていない。

先生のおっしゃるとおりです。英国に魅力を感じない、興味が1ミリもない女子なんていないとおもいます。
はっきり言って、想像以上のお話でした・・・!!
個人的に大好きな設定が夢のように詰め込まれた世界観でした。
エド・・・!気高く、傲慢な、パブリックスクールの王。なのにどこか寂しげな美しい貴族・・・
最高です!!!!!!

礼にもエドにも感情移入しすぎて胸が何度締め付けられたことか・・・!…

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