yocoさんのレビュー一覧

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

( ゚Д゚)エエエ??!!

そういう内容だったの?、と吃驚。
高評価なので、シリーズ6冊セット買いして、1巻を読んで驚きました。
2巻目、ガンバッテ読んで‥ついに力が尽きました。もうダメ。
礼君のキャラ設定が哀しすぎる。

・・・( ;∀;) これは合わない、
1と2巻のテーマは、「愛さないことが 愛する事」
一貫して、礼君の思慮不足で騒動が発生、一見冷酷なエドやギルが後から対応して、礼君はそれにかなり後に気づ…

8

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

恋の魔法から醒めた後の物語

評価が割と分かれていますが、わかれる理由もわかるなあと思う作品です。

BLテンプレだと、お金持ちで育ちも良くてなんでもできるちょっと強引なイケメンスパダリが、なんの取り柄のないネガティブ凡人に、さしたる理由もなく執着し、謎の恋の魔法にかかったまま大団円を迎えますよね。

本作はそのお約束を裏切り、もしもスパダリが恋の魔法から醒めちゃったらどうなるの?というお話なんです。
だから、安心の…

3

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

健気受け万歳!!

美しい彼を読んでから凪良ゆう先生にはまってしまい、「薔薇色じゃない」に続いて先生の御本を読むのは3作品目です。

本音はゲイキャラの皮の下に隠して...受けのニコールちゃんがとっても健気でした。

初恋だからこそ大切にしてしまう、攻めが好きな人がまさか男で、でも自分ではない...

田舎って閉鎖的だから、しょうがないところはありますが、大好きな人の側で他の男を思う姿を見るなんて辛い以外…

1

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

苦手・・

短編漫画のアップテンポな展開に読みなれてしまうと、
こういうじっくりゆっくり変化に乏しい展開だと、先の筋が読み切れず苦しくなってしまう。
記憶喪失のリクトの視点と口調で展開するお話が、眠くなってしまう。
HONTOの電子版に、挿絵が無いせいかもしれない。

閉じて開いてをもう5回ほど繰り返して、2カ月たつのにまだ半分も読み進んで居ない・・後から買ったブライトプリズン9巻を先に読了してしま…

0

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

愛さずにはいられない

あまり値段を見て買いませんが、1000円オーバーなのですね。軽率に買って欲しいです。原作にも翻訳にもお金がたっぷり渡って欲しい。

最高でした。濃密です。ストーリーも、男性と男性の関係性も、社会との関係性も濃密。社会との関係性が濃密という点は自分が好きになる作品によくある傾向で、こちらに至っては国を背負っている皇太子が主役ですから、存在が社会と直結しています。

舞台がイギリスだけあって、…

6

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

受の健気さがいい

読み応えのあるボリューム、しっかりとした世界観や設定が良かったです。
おとぎ話のようなイラストも好みです。
BL要素よりファンタジー要素が強めで、どちらかというと戦記物が好きな人におすすめしたい作品ですし、攻受にはすれ違い期間も結構あるので常にいちゃこらしているのが読みたいという人には向かないかもしれません。
が、周辺国に娘を差し出さなければやっていけない国なのに…という設定からしてめちゃく…

7

「錬金術師と不肖の弟子」電子限定SS「錬金術師と休日」 特典

これも良い!

本編で甘さ薄めだよなと思ってましたが、このSSでちょっとだけ甘さを足してもらえました。とはいえ無器用攻めと直球受け、大したことしてませんが。愛しい可愛い二人の後日談。

人気のカロンの工房で「本日お休みします」との札を見たリクト。アビーのお店にも定休日があるのかと尋ねると、新年なんかは休むよとのこと。休みって何する日なんだろうと言うリクトに、アビーは「誕生日は?」と重ねて質問してきて・・・とい…

2

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

面白かったなあ

charaバースデーフェア2020で円陣先生が推していたので購入。こういう世界観好きなのと、すっとぼけた印象の受けも堅物無器用そうな攻めもサブキャラもみんな好きだったので神にしました。円陣先生、おススメしてくださって本当に有難うございます。
金髪黒髪イケメン複数+竜?可愛いトカゲ?まで出てくる本編+後日談(電子限定っぽい)+あとがき。残念なんだけどho○toさんでは挿絵が無かったんですよう、うう…

8

いたいけな弟子と魔導師さま 小説

水無月さらら  yoco 

ショタだけどショタじゃなーいっ!

『受け』リシャール
金髪に青い目 美しいことこの上なしっ。
品がありおっとりしていて。
だって大国の王子様なのだもの。
『攻め』ギスラン
最後の魔法使い。
目鼻立ちぎょっとするほど整っていて、黒髪は長くてくしゃくしゃで赤青緑銀が混じってる。
右目が紫で左目が緑・・・あぁなんて美しい。
また言葉遣いが良いのよ。
なんともいえない『べらんめぇ』調で。
上手いなぁ!
200才を軽…

3

哀しくて、愛しい(表題作 声) 小説

愁堂れな  yoco 

喪失感を埋める

小山田あみ先生がイラストを担当されていた旧版を読んだ時から、惹きつけられてやまない作品です。そして読むとたこ焼きが食べたくなります。

事故で妻子を亡くした有名企業の会社員と、AVのスカウトで生活する青年。普段の生活圏から逸脱しなければ出会うことはなかったであろう男同士が、深い愛欲に落ちていく物語。

レビューでよく使う「エロ」と「エロス」は、別物として使い分けています。「エロ」は行為その…

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