新井煮干し子さんのレビュー一覧

因果の魚 コミック

新井煮干し子 

一期一会

深い!
劇深い‼︎
評価も萌でいいのか分からないです……

従兄弟同士の逸成と涼一のお話です。

従兄弟として出会っていなければ、
関係性は変わっていたのかも……
それでも、こうして出会ったことが奇跡で運命だと感じる二人。

お互いに思い合っているのに決して言葉にはせず、
それでいて離れがたいのがよく分かる。
セリフは少ないし、さりげない表情や視線を頼りに読み取るしかない物…

0

渾名をくれ コミック

新井煮干し子 

私にとって難解

難しいのかシンプルなのか
読解力のない私にはわからない愛の物語でした。
天羽はジョゼの全てを愛していて、ジョゼが何をしてもいいと思えるのも不思議。
ジョゼも天羽を好きだと、全部知りたいと言ってくれているのに
描いたジョゼの絵は見せられないのは自分の欲望にまみれているから、
というのはなんとなく分かる気はしたのですが
見たいとジョゼが言うなら叶えてあげたらいいと思ってしまいました。
絵…

3

化学部のメガネ コミック

新井煮干し子 

心情がリアル

科学部のメガネというより科学部はメガネでしたけども
メガネ×メガネって趣がある気がします。
DKの友人同士がお試しで付き合ってみるか、なんて
やっぱり性的なことは避けられないでしょうの前に
鮎喰がゴミを受け取るつもりで出した手を
佐古は手を繋ぐものだと握り返した一瞬で
ド赤面してしまうピュアさにこちらがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!
付き合おうと言い出したのは佐古だけど
全くどのへんだ…

1

GATAPISHI コミック

新井煮干し子 

独特な世界に引き込まれる

すごいなー
こんな作品あるんだ!というのが第一声です。

男子高校生同士の阿野と瑞泉のお話です。
寺の子・瑞泉に一目惚れした阿野。
突然、瑞泉も阿野と付き合いたいと言い出し…

なんとも難儀な瑞泉と、
どこまでも真っ直ぐな阿野が対照的なのですが、
惹かれあっていくのがよく分かります。

寺の跡取りなのにゲイである瑞泉は、
父との関係を含め、とても悩んでいるのです。
その父…

1

化学部のメガネ コミック

新井煮干し子 

不思議な魅力

華やかな人物は居ないけどだからこそ不思議な魅力のある作品。
冴えない男子高校生の普通の恋愛と表現するのがいいかな。けど、2人の関係が少しずつ変わって行く過程がとても丁寧に描かれていて引き込まれます。

ピュアで凄く可愛いのに男子高校生の馬鹿さ加減に笑える所も最高でした。
ドロドロのBLを読んで疲れた時に読むのをおすすめしたいそんな作品です。

2

ふしぎなともだち コミック

新井煮干し子 

たくさんのあのとき

コミュ障は人をすぐ好きになるぞ!気をつけろ!と思いましたが、由岐(表紙左)は別にコミュ障でもないですね。己の世界が強めの人。オタクは大体そんなもんか。
一方で和も己の世界強めだと思う。人の世界に入るのも上手だけど、己の世界も強め。

そんな和だって上手く合わない相手は居たわけで、由岐と和はお互いに気を使ったり使わなかったり、言葉に出したり出さなくても伝わったり、うまいバランスで"こ…

1

化学部のメガネ コミック

新井煮干し子 

化学部のメガネ達

9月1日から始まる作品です。
読み返すにはいい時季でした。断然夏向きな作品。5,6,7,8,9月は夏だけどね。

メガネの影が顔に落ちるのが素敵
きっかけはどうであれ、好きになったのだから本物なんです。
商業BLにはあまりない展開の作品で、商業にのってない個人創作の感がありました。商業レベルではないという意味ではないです。新井煮干し子先生の作品は絵柄も相まってどれもそういう雰囲気がありま…

2

渾名をくれ コミック

新井煮干し子 

愛のはなし

圧がすごい。
作品全体からの圧、キャラクターからの圧、絵柄の圧、ぎゅうぎゅうと迫られる感覚のまま最後まで連れて行かれます。

決して万人がBL漫画に求めている雰囲気ではないと思いますが、好きな人は癖になる。むしろ表紙も特徴的なので好きな人しか手を出さないかも知れない。新井煮干し子先生の絵柄、自分は大好きです。

あまり講釈をたれたい作品ではないのですが、剣の2人への関わり方が絶妙でした。…

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化学部のメガネ コミック

新井煮干し子 

ちょっと不思議で、でも追いかけたくなる2人

 ドンピシャで萌え!とはならなかったんですが、新井先生の描く独特な距離感が改めて好きなだぁと感じました。女子と付き合う機会がないから、お試しで恋人になってみた鮎喰と佐古。佐古は鮎喰のことが好きで、鮎喰も徐々に佐古を意識していく。ロマンチックさはほとんどないけれど、季節感たっぷりに等身大の高校生の日常を交えながら距離を詰めていく様子が描かれていて、ページを捲るごとに引き込まれていきました。

 …

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化学部のメガネ コミック

新井煮干し子 

なんかキュンとする青春の恋

新井煮干し子さんも、こんなピュアな作品を描かれていたのかという驚きをもって読みました。

高校生の佐古と鮎喰。

佐古は何でもないような風で、もし一年後、なにもなかったら付き合おうぜ、という。
そして一年後、もう何もなく一年経ったよ、と。

一年、ずっと待ってたのかな、精一杯何でもない風を装う佐古から漏れてくる、恥じらいや戸惑い、真剣な想いを、次第に鮎喰は嗅ぎ取って、愛しく想う。

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