ナツ之えだまめさんのレビュー一覧

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

ダークファンタジー?


よかったです。
現代ものなのですが、オカルトあり、ファンタジーあり、スプラッタなところありとP260ほどなのにすごく内容の濃い話でした。
結末がどこへ向かうのかがわからずドキドキしながら読みました。
少し悲しいこともありますが、これが最良の結末だったと思います。

あらすじ
神谷善人(攻め1)は交差点に赤信号で突っ込んできた車から辛くも逃れた直後、大破したその車から出てきた瀕死の神…

1

俺が買われたあの夜に。 小説

ナツ之えだまめ  水名瀬雅良 

予想より純愛でした

タイトルとあらすじから売春系?と勝手に予想していたのですが、意外と純愛でした。

表題作は深井(受)の視点。五十嵐(攻)に一晩10万円で抱かれたのですけれど、初対面でムリヤリというのでなく、仕事で関係もあり、優しくて、事後、恋愛なのかもとほんのりしたのに、その後、音信不通になってショックを受ける。その二年後、再会し、一緒のプロジェクトをやる。という恋愛に悩みつつきちんと仕事もする話でした。

4

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

子どもの存在は難しい

イラストが金ひかるさんなら問答無用で買うシリーズ。
同じ世界観で、違うイラストレーターさんの前作があったようだけど、前作を未読でも大丈夫です。
オメガバースは作者さん毎に、それぞれ色々な世界観の元に物語が展開するわけですが、まあ、その世界観が、必ずしも好みに合うかどうかは読んでみないとわからないわけで、、、
運命の番に出会ってしまったために、ベータからオメガ変成して発情して妊娠、そして出産し…

4

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

恋に落ちるって理不尽なことだと思う

電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきあり。電子限定のおまけ『類的ラプソディ』が付いていました。

『蜜惑オメガは恋を知らない』は読んでいて「どうしてこっちはレビューの数も多いのにあまり評価が上がらないんだろう?』と不思議に思っていたのですが、読んで納得。姉の婚約者が『伴侶』だったのですね。おまけに、姉の母が存命中に主人公が腹違いの弟として生まれているという、結構、ガッツリとした『不倫もの』でした…

7

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

女性が当て馬のオメガバースもの

アルファ ミケーレ×オメガ 彼方
ミケーレは、彼方の姉の婚約者。2人は出会って、3日間で惹かれ合い、過ちを犯します。元々、関係がぎくしゃくしていた義理の姉弟。結婚を機に和らいだと思った矢先の出来事でした。当然、姉は怒り、彼方は身を引くが…それから長い年月を経た後、再び運命は動きだし…。


運命の番である2人に巻き込まれてしまった姉が可哀想で、素直に楽しめませんでした。話の中で姉にスポット…

3

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

すごいの持ってきたなあという印象

萌えたんじゃないですが、テーマがすごかったので萌2.なんとなく表紙がうす暗くて、どうしよう・・と躊躇われたですが、読んで良かった!王道なお話とは違っていたため、面白かった★です!本編のみ260P弱+先生のあとがきで、最初の方に少しスプラッタ的記載がありますが、そこさえ乗り切れれば大丈夫です!シリアス重め話でも大丈夫なら是非頑張って読んでいただきたいです・・・

お話は、齢95となる宗主(死神の鎌を…

3

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

死神の鎌が裁くものとは

今回は「死神の鎌」を継承した会社員と
「死神の鎌」を継承するはずだった神父のお話です。

攻様が継承した「死神の鎌」を狙う
非営利団体会長の手を逃れて
受様との幸せを掴むまで。

それは目に見えず、
匂いはせず、触れること叶わず、
されどそこに座す。

それが「沈黙の教会」が存在をかけて
護る「死神の鎌」です。

死神の鎌を持つ者が心を乱し、
相手の死を望んだ時、罪を…

3

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

スピンオフですがこれだけでも問題ないです

あとがきを読むまでスピンオフと気付かなかったです。そういえば前作が似たタイトルだったなという程度です。前作は読んでいませんがこれだけでも問題なかったです。

あらすじからも一筋縄ではいかないなと思っていましたが、かなり複雑というか面倒な人間模様でした。
姉の紗栄子の婚約者であるミケーレといる時に彼方はオメガへと変転しヒートを起こした事もあり、ミケーレと体を繋げてその1度の出来事で妊娠してしま…

7

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

第四の封印を開くと黄泉を従え蒼白い馬にまたがった者が現れた。其れを…

頭から聖数があり聖獣があり黙示録世界を思わせる描写が溢れて
先生には珍しくオカルティックな素材を散りばめられている。

血飛沫飛び散る展開になりながら 決してファンタジーアクションにならず
クローズドな世界を構築してしまうの展開はやっぱりナツの先生の特色だと思う。
隠されるモノ在ってはならないものを最初から「閉じ込める」目的しかなかったのだこの物語は。
これを残念と思う向きもある…

5

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

罪とはどこから来るのだろう

こちら、ダーク寄りのシリアス系サスペンスものです。
やや硬質な印象の文章がストーリーとピッタリきて、まるで映画を見たような読後感。読み応えがありました。



内容です。
受け継いだ人間の「憎しみ」に反応して人を死に至らしめる「死神の鎌」。
それを保有・管理する「沈黙の協会」の神父・野中ヨハネ和樹は、次代「死神の鎌」保有者になる予定でしたが、不慮の事故から会社員・神谷に引き継がれてし…

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