ナツ之えだまめさんのレビュー一覧

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

子どもの存在は難しい

イラストが金ひかるさんなら問答無用で買うシリーズ。
同じ世界観で、違うイラストレーターさんの前作があったようだけど、前作を未読でも大丈夫です。
オメガバースは作者さん毎に、それぞれ色々な世界観の元に物語が展開するわけですが、まあ、その世界観が、必ずしも好みに合うかどうかは読んでみないとわからないわけで、、、
運命の番に出会ってしまったために、ベータからオメガ変成して発情して妊娠、そして出産し…

4

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

恋に落ちるって理不尽なことだと思う

電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきあり。電子限定のおまけ『類的ラプソディ』が付いていました。

『蜜惑オメガは恋を知らない』は読んでいて「どうしてこっちはレビューの数も多いのにあまり評価が上がらないんだろう?』と不思議に思っていたのですが、読んで納得。姉の婚約者が『伴侶』だったのですね。おまけに、姉の母が存命中に主人公が腹違いの弟として生まれているという、結構、ガッツリとした『不倫もの』でした…

7

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

女性が当て馬のオメガバースもの

アルファ ミケーレ×オメガ 彼方
ミケーレは、彼方の姉の婚約者。2人は出会って、3日間で惹かれ合い、過ちを犯します。元々、関係がぎくしゃくしていた義理の姉弟。結婚を機に和らいだと思った矢先の出来事でした。当然、姉は怒り、彼方は身を引くが…それから長い年月を経た後、再び運命は動きだし…。


運命の番である2人に巻き込まれてしまった姉が可哀想で、素直に楽しめませんでした。話の中で姉にスポット…

3

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

すごいの持ってきたなあという印象

萌えたんじゃないですが、テーマがすごかったので萌2.なんとなく表紙がうす暗くて、どうしよう・・と躊躇われたですが、読んで良かった!王道なお話とは違っていたため、面白かった★です!本編のみ260P弱+先生のあとがきで、最初の方に少しスプラッタ的記載がありますが、そこさえ乗り切れれば大丈夫です!シリアス重め話でも大丈夫なら是非頑張って読んでいただきたいです・・・

お話は、齢95となる宗主(死神の鎌を…

3

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

死神の鎌が裁くものとは

今回は「死神の鎌」を継承した会社員と
「死神の鎌」を継承するはずだった神父のお話です。

攻様が継承した「死神の鎌」を狙う
非営利団体会長の手を逃れて
受様との幸せを掴むまで。

それは目に見えず、
匂いはせず、触れること叶わず、
されどそこに座す。

それが「沈黙の教会」が存在をかけて
護る「死神の鎌」です。

死神の鎌を持つ者が心を乱し、
相手の死を望んだ時、罪を…

3

愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

スピンオフですがこれだけでも問題ないです

あとがきを読むまでスピンオフと気付かなかったです。そういえば前作が似たタイトルだったなという程度です。前作は読んでいませんがこれだけでも問題なかったです。

あらすじからも一筋縄ではいかないなと思っていましたが、かなり複雑というか面倒な人間模様でした。
姉の紗栄子の婚約者であるミケーレといる時に彼方はオメガへと変転しヒートを起こした事もあり、ミケーレと体を繋げてその1度の出来事で妊娠してしま…

7

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

第四の封印を開くと黄泉を従え蒼白い馬にまたがった者が現れた。其れを…

頭から聖数があり聖獣があり黙示録世界を思わせる描写が溢れて
先生には珍しくオカルティックな素材を散りばめられている。

血飛沫飛び散る展開になりながら 決してファンタジーアクションにならず
クローズドな世界を構築してしまうの展開はやっぱりナツの先生の特色だと思う。
隠されるモノ在ってはならないものを最初から「閉じ込める」目的しかなかったのだこの物語は。
これを残念と思う向きもある…

5

死神にくちづけ 小説

ナツ之えだまめ  黒山メッキ 

罪とはどこから来るのだろう

こちら、ダーク寄りのシリアス系サスペンスものです。
やや硬質な印象の文章がストーリーとピッタリきて、まるで映画を見たような読後感。読み応えがありました。



内容です。
受け継いだ人間の「憎しみ」に反応して人を死に至らしめる「死神の鎌」。
それを保有・管理する「沈黙の協会」の神父・野中ヨハネ和樹は、次代「死神の鎌」保有者になる予定でしたが、不慮の事故から会社員・神谷に引き継がれてし…

6

白いカモメと薔薇の島「愛罪アルファは恋にさまよう」番外編 特典

薔薇の島

関連作品である前作の登場人物が出てくるので、前作を読んでいないとちょっと物足りないかもしれません。
前作を読んでいると感慨深いものがある感じでした。
前作ありきのSSでした。
残念ながら私はまだ前作を読んでいないので・・・。

マッシモが青年に成長しているので、本編よりかなり年数が経っています。
ミケーレと彼方の間に他にも子供がいるような描写があったのでそれまでのところが読みたかったな…

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愛罪アルファは恋にさまよう 小説

ナツ之えだまめ  金ひかる 

運命の番は・・・

あとがきを読んで前作があるのを知りました~。
でもこれだけでわかるようになっているので読んで無くても問題はないです。
(前作に出てくる登場人物のその後なようなので読んでた方がより良いかもですが)

姉の婚約者、ミケーレ。
ミケと彼方の母から呼ばれてるワンコなスパダリ。
二人は出逢うべくして出逢い、番ってしまうのですが、義理の姉だった事からさらに複雑になって罪の意識に苛まれてしまいます。…

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