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藍のその一途な恋に翻弄される真樹。アラサーで友人たちはそれぞれ家族を持ち始め、色々考える岐路に差し掛かるお年頃。そんな時に12年ぶりに現れた、友人の弟、藍。
長い間会ってもいなかったし、ほんの幼ない頃に交わしたたわいも無い約束だったのに。
藍は真樹に焦がれて、恋い焦がれて、一途に想い続けていて。
幼ない藍にとっては、優しい真樹を好きになったのは、一種の刷り込みだったのか。
それ以上の恋はし…
攻めの秦の周囲への苛立ちが抑えられなくてそのまま言動に出てしまうという性格は、斬新で面白かったです。ただ、それをある程度コントロールするのに、同性との性行為に走るというのはちょっと無理があり過ぎるかなぁと思いました。その時点で既に本人の無意識下で受けの常盤に対する好意が出来上がっていたのかもしれませんが、いくら何でもそこを踏み止まるくらいの理性は持ち合わせていて欲しいな、と。相手が同性だとはいえ…
うーん。もっとハッキリと文系あるある、理系あるあるが、描かれていることを期待してました。
何度か読み直したんですけど、普通に性格の違い?程度じゃ無いですかね。
そこまで分けられても無いような…、気がしました。
理系の中津先生がもっと数学バカで、文学的な情緒を欠いた変人でも良かったのに。
学生の頃、そんな変人の理系、多くなかったですか。それでも何故だか魅力的で。
中津先生はまず、ルックスが…
とっても不思議なのだ。きらきらとしたイケメンに深谷が心奪われるのはともかく。二十八はいつ、何故?深谷を好きになっちゃったのか。あれか? 後先考えずにキスした時か? 好意の返報性の為せる技か。素直で、おそらく人を疑う事など考えてみた事も無い、二十八は、ビックリするくらい自分の気持ちに正直で。清々しい。この男は愛情深く育てられたのだと思う。終盤には二十八の家族構成がちょっぴり明かされる。
届けられた…