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榎田尤利 湖水きよ
つきよ
榎田先生は初読みです。 設定が気になって買いました。 神経質な攻めとだらしのない受け。 正反対の二人ですが、不思議と噛み合っていて、そこが面白かったです。 喧嘩するほど仲がいい。まさにそんな感じ。 言いたいことを言う男前な受け。好きです。 暴漢に襲われたあとの展開が少し急で、え?いつの間に受けの心境に変化があったの?と違和感を覚えましたが、テンポよく話が進んでいったので飽きずに…
榎田尤利 峰島なわこ
cryst
私は小説は読まないので、榎田さんの作品は全く知りませんでした。評価が高いのも納得の内容のお話でした。コミカライズされたお話をほかにも読んでみたくなりました。 表題作は、どこかで読んだなと思っていたら、泣けるBLに入っていたお話。これは、複雑な気分にさせられました。死を前にして、失ったものをより思い知らされて、畠はいったいどうやって前を向けるというのか。それを救うための言葉が「海があるってこと…
榎田尤利 高階佑
御影
ネタバレ
百瀬青は、青薔薇という名前で体を売る男娼です。この物語の中でも何人かの男性と体の関係を持ち、その度に心に残るエピソードがあるのですが、私は最初の高瀬との話が心に残りました。 高瀬はゲイという自分の性癖のせいで、家族と絶縁状態のまま過ごしているのです。酒浸りの日々の中で、共同経営者でもある友人から青をプレゼントされます。 気乗りではないどころか、青のことを疎ましく思っていた高瀬ですが、…
くぅ
ではさっそく表題作のストーリーをざっくりと。 最初はさっそく畠さん(黒髪の方)が癌宣告をうける所から始まります。 さらに昔の恋人の和久井と分かれてる上に和久井が結婚して子供もいてされに死んでいます。びっくりです。 こうやって文章にすると余計びっくりですね。 そして畠さんが和久井の奥さんと子供の住んでいる所に行って...という話です。 個人的な話になるんですが、私はそういう漫画の仕掛け…
榎田尤利 草間さかえ
ココナッツ
有名作家さんですから、榎田さんの作品はいくつか読んでいます。 が、今まで読んだ中では苦手でした。 評価はみなさますごーく良いのに、ハマれないなんて…最近こういうことが多くヘコミます。 攻めは大学生のワンコ系、栄田。 体つきは立派ですが、純情です。 受けは准教授の宮隆。 穏やかーで、まさかあんな性癖があろうとは!というギャップありなお方。 ざっくり書くと栄田の初恋相…
榎田尤利 奈良千春
むぼち
榎田先生の本は、どれも面白くて外れがないけれど、何故か何度も読み返したくなったり、登場人物に愛着を感じたりすることがありませんでした。 この本を読み、その理由になんとなく思い当たりました。 からりとし過ぎているのです。 カバーイラストの奈良先生の絵の変遷についての話題が「答えて姐さん」に出たとき、これはより洗練されたと評されるべきだ、との意見に私は納得しました。 そして同時…
榎田尤利 木下けい子
天瞳
クリスタル文庫で発売されていた、2003年『普通の男』、2006年『普通の恋』の新装版です。 新たに2人の5年後をかいた『普通のオジサン』が書き下ろされています。 全部を一冊にまとめてあるので、中の文章も2段構成になっています。 最初は「長い!読みにくいかも⁉︎」と驚かれるかもしれませんけど、ストーリーが素晴らしいので、私は気がつけばお話の世界に引き込まれて、あっという間に読んでました。 …
東雲月虹
「蜜柑の海」番外編、今の時期にぴったりな話題です。 年賀状のCMがテレビで流れ、 今はメールやLINEであっさり済ませる時代だけど (「あけおめ ことよろ」みたいなね) 普段会わない、会えない人達と 一年に一度でも交わす便りが大事なのかもと 上京してから思うようになった継巳。 除夜の鐘を聞きながら切羽つまって書いた昔を思い出し、 亡くなったじいちゃんの事も想い浮かべて つ…
marun
榎田さんコラボ作、榎田さんらしい作風で子供だましなファンタジーじゃないのが 心に染み入る感じで泣けてきます。 20年前の恋、事業に失敗し恋人に逃げられ友人たちは目を合わそうとしない、 そして告げられる病気の事実。 踏んだり蹴ったりで笑いしかこみあげてこない主人公。 そんな時に思い出すのが過去の1番思いで深く後悔をいつもしていた恋の記憶。 恋人の故郷に一緒に海を見に行く約束をしたまま…
榎田尤利 稲荷家房之介
サガン。
友人に借りて読んでみました。 ………最初、ちょっとトンチキ系なのかとさえ思いました。 貧乏貴族っていうのも、そんな侯爵が期間付きの身売り(?)をするっていうのもなんだかちょっと不思議だったというか。 正直、ちょっと読みにくかったというか、自分の好みから外れてたんですよね、最初の方は。 それでも、侯爵の貧乏っぷりっていうか倹約生活とかはなんだか見てて面白くて。 「侯爵」って貴族の称号は持っ…