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榎田尤利 円陣闇丸
ぐひ
二木の片づけ出来ない、時間を守れない、単純な作業を覚えられない、忘れっぽい、情緒不安定というこれらの特徴、なんだかどこかで聞いたような感じがします。 それだけでなく一定の分野においてはもの凄い集中力を見せたり、独特の感性を持ち合わせていたりと、これは然るべき機関へ行けばそれなりの診断名をつけられてしまいそうだと思いました。本編に直接的な表現は無いですが、榎田先生はある程度そういった知識と見識を持…
hinahina
丸ごと一冊がひとつのストーリー。 短編集「erotica」の中にあった1つのストーリーの 続編となっています。 組長さんと弁護士さんと部下。 この3人がメインのお話です。 組長さんが2人に愛されまくります。 外で見せる顔と別人のようになっちゃいます。 これがかわいいw でもストーリーはいつもの榎田さんの展開で しっかり読ませてくれます。 極道さんなお話なので、怪…
吉原理恵子 円陣闇丸
もこ
ネタバレ
解決していないアレコレは多分にあるにせよ 今回の話はちょっと箸休めな感じでしたね。 ほのぼのな日常が微笑ましくもありと思ってしまいました。 尚ちゃんが学園祭楽しそうにしてたからだな多分(´艸`*) さて、記憶喪失の父から始まる今作。 記憶をなくして、可愛い子供たちには拒絶され 窮地に陥っている感はそこだけ切り取ればかわいそうな感じもしますが これまでの行いを思いかえすと・・・とい…
凪良ゆう 円陣闇丸
yayo
こういう非リアルな内容の、現実感のあまり感じられない内容のお話はどうも苦手で敬遠していたんですが、あらすじ知らずに購入して、読んでみて、自分のなかにあった苦手意識が吹っ飛びました。 面白い。 途中までは「幽霊とかそういう類いのお話なの?」とページを捲るスピードも遅く読んでいたのですが(令だけ幽霊かと思いきや一佳も幽霊になっていて頭のなか???でしたし(笑))、二人して人形に乗り移って令の両親の…
遠野春日 円陣闇丸
麗音
前話『ついの絆』の数ヶ月後。 前巻の後、次は佳人のビジネス上の苦労と多忙さにすれ違う二人の話かなと想像していました。 それから、貴史が図らずも海外でリクルートすることになった千羽のその後が非常に気になっていたので、相変わらずのようですが貴史ともうまくやってるらしいです。 また半人前の以下だった、相当手こずらされた新米秘書の潤が少しは進歩して使えるようになったのかな… そんな気になる部分がち…
今回は1冊を半分ずつで2カップルのお話で、どちらも新キャラ登場です。 佳人の起業した仕事も順調にスタートを切り、秘書との兼業も厳しくなった頃、取引先からの紹介で佳人が引き継ぐ秘書の後継者 潤がやってきました。 しかし、それが茶髪のチャラ男で礼儀も社会常識もなく困惑する佳人。 指導の甲斐なく進歩のない潤。 初めは、軽薄でいい加減な坊ちゃんに疑問を持った佳人でしたが、失敗しても挫けない明る…
習い始めお茶の教室で出会った陶芸家の作品に触発されて販売ルートのモデルケースを企画する佳人。 お父さん譲りの血でしょうかね。 遥と対等に肩を並べて歩きたいという男同士ならではの次へのステップだと思います。 誠実さと才覚で人望がある愛されキャラです。 遥はいつになっても無口で必要なことさえ口にしない人ですね。 多分それは一生治りそうにありませんが、佳人には少ない言葉と表情でちゃんとわか…
「情熱シリーズ」の第二部の開始。 両親の無念を知り悲しむ佳人でしたが、事実を受け止め前向きに生きていこうとする強い精神と支える遥の愛情に感動しました。 悲しみは簡単には癒えないでしょうが心の整理がついてよかったと思います。 佳人の今後目指して行く道を暗示するようなエピソードもあり、新たな物語のスタートという感じがします。 佳人と友人の貴史さんとの場面はどうしてもゆりゆりしく見えて…
これまで同人誌やCDブックレットに書かれていたものや、今回旧版に加えて書きおろされたショートストーリーを含めて短編11編を集めた一冊を堪能しました。 『初春の鼓動』 結晶の直後。 佳人はを苦しめてしまったことを後悔しこれまで以上に愛してる大切にしたいという思いに溢れた短編でした。 不器用で無愛想でそっけないことを反省はしてもそう簡単になおりそうもないのですが、同じように不器用で意地っ張…
色悪から2年半出会いから3年ほど経った頃。 遥 × 佳人のシリーズでいうと結晶で記憶喪失から回復してより一層結びつきが強くなり雨降って地固まるといった事件の一月後、佳人が貴文の家から出た8日後になります。 同居していた佳人が遙の元に戻りふと自分を振り返った時、東原との虚しい関係を考え直したほうがいいと思い直した貴文。 手放す気はないと言いながらもちっとも優しくないし愛情が伝わらないでは…