おげれつたなかさんのレビュー一覧

ネオンサイン・アンバー コミック

おげれつたなか 

読了後の余韻がエグい


ノンケ×ゲイで受けがチャラいように見えて本当に純粋。
対する攻めは感情が表に出ない、クールな黒髪。遊び慣れている感じはしないのに、女慣れしているけれど真面目。

互いに惹かれるシーンが、まるで映画のようでした。
クラブという喧噪のなか、こんなに素敵な恋の物語が生まれるのかと驚きました。

前半は、どちらかというと攻め視点。
後半は受けの視点、という構成が珍しいなと思いました。

2

恋愛ルビの正しいふりかた コミック

おげれつたなか 

前半後半で2作収録!

表題作は、
高校時代陰キャだったヒロ(攻)が、当時自分に付きまとってきていた夏生(受)と再会し、その挙句夏生(受)はヒロ(攻)だと気づかないまま告白してきます。
当時を黒歴史だと思うヒロ(攻)は当時の腹いせに付き合って惚れさせた挙句捨てて傷つけようとします。ま、惚れちゃうんですけどね〜〜
夏生がアホだけど健気で可愛いかったです。

2作目の「ほどける怪物」は「錆びた夜でも恋は囁く」で受け…

1

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

重くて深い

暗くて重めの雰囲気、アングラな世界に生きる男たち。そのなかに少しの甘さがあるような作品でした。

千紘は最初にそのクズさが目に付きますが
どうしてこんな風になってしまったのか自問するところはすごく切なかったです。
彼自身を見ると真面目だし、夢もあったし努力しようとしていたし…全然悪い人ではなくて。
親が千紘のことを認めてくれていたら。
恋人がちゃんと愛してくれていたら。
カメラマンの…

5

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

ダークなエロ

爽やかさはありませんし、もちろん胸キュンなんてものもありません。だけど読み終わる時にはこの2人には心から幸せになって欲しい、陽の下を2人で歩んで行って欲しいと思わされます。
おげれつたなか先生の作品ですからね、そりゃ一筋縄に行くわけないですし、読者も先生にはどんな世界を見させられるのかダークな中にどんよりしながらも期待してしまうんです。そして最後はなんとも言えない多幸感に包まれるんですよね、ほん…

8

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

読むのはしんどい

おげれつたなか先生の作品は、いつもダークでしんどい話が多いですが、今回もしんどかったです。

色んな闇を見せられているので、気分は段々鬱々としてきます。でもその中で登場人物にリアリティが出てきて、こんなにも作品に惹かれてしまうのでしょうね。

おげれつたなか先生の作品は毎回気分をズーンと沈められて、でも中毒性があって読んでしまうんですよね。

普段甘々好きなんで、正直ダークすぎてきっつ…

6

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

得られるべきものを得られなかった二人の話

今作は雰囲気とあらすじからかなり重そうだなぁと思い拝読しました。
元々こういうお話が得意な方だと思っているのでズドンとやられるのかなと思っていましたが…なるほど。

確かに二人とも痛々しいです。
過去のせいで年齢的には大人なのに大人になれていない二人。
不幸な生い立ちだからとそこにうずくまっているだけなら何も変わらない。
一人ではできなかった事も二人ならやれるかもしれない、不幸だった自…

11

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

期待以上

おげれつたなか先生の作品は全て拝見させて頂いています。今回もとてもわくわくしながらみたのですが、圧巻でした、、、。先生にしかかけない深くて切なくてキュンキュンできる世界観。とても好きです。読んでいると本当に先生の世界に引き込まれます。そして、絵の綺麗さも半端ない。おげれつたなか先生のかかれる涙は本当に美しいです…。とても素晴らしい作品でした。

11

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

最底辺のふたり。

何も持っていないから一緒に居れる、最底辺のふたりの話です。

4年付き合った彼氏が二股しており、突如彼女と結婚式を挙げ、捨てられてしまいます。
そして狂ったように底辺ヒモカス男(受)として生きていますが、ある日、ターゲットにした相手に、暴力を振るわれボロボロにされてゴミ捨て場に捨てられます。
その後その相手(攻)に再び出会い、脅し、居候させて貰うことになります。

クソみたいな世界で、…

8

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

"悲惨"な描写がやや多めなのでご注意を

一般小説の痛々しい表現や描写に慣れてきたせいかそんなにパンチは無かったですが、確かに地雷的要素が多い作品だなぁと感じました。
表紙や売り文句からある程度ダークな作品だと覚悟して読んだからか、個人的には非常に平坦な感情で読了しました。

新宿のあまりキラキラした部分でない闇の部分を舞台としていますが、キャラクターが華やかなので仄暗さや痛々しさがリアルに伝わらないのかも。
まぁBLコミックだか…

9

ハッピー・オブ・ジ・エンド コミック

おげれつたなか 

何もない2人だからこそいい

恥ずかしながら、おげれつ先生の作品をビッチ部しか読んだことがない人のレビュー...というよりはお気持ち感想です。
(ネタバレしまくってるので注意)

私は受けが可哀想な目にあっていればいるほど、萌えるタチなのですが、この作品は凄いです。
読了した後は、まさに私が求めていたものはこれだ...!という気持ちでいっぱいになりました。最高でした。

受けがゲイバレで肉親に勘当されていたり(最高…

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