杉原朱紀さんのレビュー一覧

僕のハートを召し上がれ 小説

杉原朱紀  麻々原絵里依 

めっちゃ怒ってる受け

麻々原先生おっかけで購入。勝手にあまんあまんを期待していたところ、冒頭で受けが火山噴火のごとくお怒りになられて、あれあれあれと自分の気持ちが脱線。シンクロしきれず終わってしまったので、申し訳ありません、中立です。本編270P弱+後日談11Pほど+あとがき。

フランスのブーランジェリーで修行中の和海のもとに、日本の祖父が倒れたとの連絡。急いで帰国したものの祖父は意識を取り戻すことなく亡くなって…

2

僕のハートを召し上がれ 小説

杉原朱紀  麻々原絵里依 

職業物

あらすじは他の方が書いてくださっているので割愛。
和海のパン作りに対する姿勢が真摯で、好感が持てました。
また西城と和海が初めて出会った時の話などもあり、西城と和海が相手を意識するまでの描写などとても丁寧で楽しめました。
周りの人物もいい人達ばかりで、特に同僚の紗々也は性格がサバサバしていてプライドを持って仕事をしているところがとても良かったです。
個人的には彼が一番好きなキャラでした。

1

僕のハートを召し上がれ 小説

杉原朱紀  麻々原絵里依 

ちょっと引っ掛かる部分はあるのですが、全体的には好みでした

しっとり読ませてくれる作風が好みで、作家買いしています。
今回は、祖父のブーランジェリーを継ごうとする主人公と、そんな彼を自分なりの方法で支えようとする攻め。
しかし、とある誤解から主人公は攻めに反発し・・・。
と、いったお話になります。

これ、私の感覚がズレてる気もしますが、ややシリアス寄りな気がします。
と言うより、主人公が悩み、迷う様が丁寧に綴られる為、どちらかと言うと重い雰囲…

7

隻眼の騎士と癒しの花嫁 小説

杉原朱紀  街子マドカ 

本来の世界へ

この方のお話は攻めが受けを溺愛したりお世話しまくったりする甘々なお話が多いと記憶していますが、この話も両想いになるのは最後の方とはいえ、騎士団長の付き人となった受けが騎士団長の世話をしていたはずが、いつの間にか世話される方の騎士団長が付き人を甘やかし世話をする逆転現象となっている甘々な展開です。

<あらすじ>
居場所がなく帰宅せずぐずぐずしていた楓真名(受け)は、ふと誰かに呼ばれたような気…

2

溺れるほどの愛を聴かせて 小説

杉原朱紀  カワイチハル 

少しずつ1歩前へ

【劇団で役者をしている攻め×心にある深い傷に捕らわれたままの元ピアニスト受け】のお話です。

カワイチハルさんの優しくて繊細なタッチは作品の世界観に合っていてとても良かったです。
個人的に小説を読む上で挿絵も重要視しちゃうのでドップリ浸りながら楽しめました。

表紙のイメージで、芯が弱い受けなのかなぁ?と想像してたのですが
繊細さだけでなく強さも併せ持つ受けで好印象です◎
攻めに支え…

1

隻眼の騎士と癒しの花嫁 小説

杉原朱紀  街子マドカ 

ファンタジー3点セットあります

しっかりした王道ファンタジーで安心して読めました。ひねりはなかったのですが、攻めさん受けさんとも好きなタイプだったので萌2より萌です。本編370P弱+あとがき+タイトルなしの後日談SS10Pで、読み応えたっぷりでした。

お話は、夜8時過ぎ、図書館から帰る途中の真名(マナ)が誰かに呼ばれたような気がしたと思ったら白い光につつまれて、さくっと異世界トリップしてしまうところから始まります。飛んだ先…

3

隻眼の騎士と癒しの花嫁 小説

杉原朱紀  街子マドカ 

程よい甘さが良い。

初読みの作家さまでしたが、タイトルとあらすじに惹かれ購入。

内容をざっくりと。すみません、ネタバレ含んでいます。ご注意ください。










主人公はDKの真名。
彼は友人や家族から距離を取り、日々孤独に過ごしている少年。
ある日いつも通り一人で学校からの帰路についていた時、まぶしい光に包まれ意識を失ってしまう。目を覚ました時、今までいたはずの場所ではなく、…

7

傲慢な誓約 小説

杉原朱紀  駒城ミチヲ 

篤紀兄さんの設定が惜しすぎる

ボディガード×何者かに狙われている中堅社員。
空き巣被害に遭った冬貴(受け)の身を心配して、父親が用心の為にボディガード(攻め・久隆)を雇った事から話が進行していく。

冬貴自身の波乱を含んだ身の上や、トラウマが絡んでくるって匂わせからしてサスペンス調の波のある展開かと思っていたが、案外とあっさりしていた気がする。
個人的には、もう少し久隆のアクが強かった方が好みだったかも知れないなぁ。

冒頭か…

0

嘘つきな愛の囁き 小説

杉原朱紀  サマミヤアカザ 

カフェ店長と記憶喪失男(?)



カフェ店長の佳月(受け)はバイトに応募してきた男・柚木(攻め)の顔を見て驚きます。突然いなくなった高校の同級生で初恋の相手・奥野にそっくりだったからです。
本人は記憶喪失で1年より前の記憶がないと申告しているため、名前は違うけどもしかしたらと思いながらも本人の強い希望により採用することにします。
一緒に仕事をするうちに、本人ではという疑いがどんどん大きくなっていくのです。

両方の…

2

嘘つきな愛の囁き 小説

杉原朱紀  サマミヤアカザ 

しっとり読ませる大人の恋愛

推理サスペンス要素も踏まえつつ、しっとり読ませてくれる大人の恋愛でした。
大人になると互いに距離を探り探りで、なかなか踏み込んでいくのは難しいですよね。そんな距離感みたいのが上手に書かれておりまして、いい意味で焦れさせてくれる・・・。
派手さはありませんが、しっとり系のお話が好きなら楽しく読めるのでは無いでしょうか。


こちら、謎めいた記憶喪失の男・柚木と、喫茶店オーナーでサバサバした…

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