火崎勇さんのレビュー一覧

ケダモノたちの夜に 小説

火崎勇  笹生コーイチ 

不気味で良かった

父の生まれ故郷を訪れた主人公が不気味な村で大変な目にあう話。

土着信仰系(因習村)BLでした。

何もわからないまま山村に閉じ込められる不気味さが良かったです。
村人がよそよそしかったり、崇めてきたり、そう言った雰囲気だけでも楽しく読むことが出来ました。
土着神が実在するタイプのお話でしたが、そこら辺の説明はザックリしています。

かなり冒頭(村に行く前)から主人公が強姦されるので、…

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刑事と花束 小説

火崎勇  夏珂 

あっさり

再読。
気の優しい大型ワンコと、ツンな刑事受け。

そんな激しい求愛行動はしてないのに、ノンケの受けがすんなりと好意を受け入れているところが(あっさりとではなく真剣に悩んだ末というのは書かれているけれど)マジで?と思ってしまう。

大型ワンコ死ぬほど大好き人間なのに、特に萌えることもなくキュンとするところもなく……。
非常に好ましいワンコではあるのに、なんで好きぃ!とならないのか、自分…

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芳醇な恋に 小説

火崎勇  あおいれびん 

受けいれられない

火崎先生の作品は定期的に摂取しています。
クセはありますが、気負わずに読めるところがお気に入りです。
火崎先生が書かれる攻めって、わりとワイルド攻めが多くて好きなのですが、今作品の攻めさんはそういう感じではなく、ちょっと受けいれられないタイプでした。

まぁ、この作品の初版が2009年なので、その時代にはまだ「有り」だったのかもしれませんが。
攻めの麻生は、高校時代、恋人の飛鳥井という存…

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ラブ・プランツ 小説

火崎勇  依田沙江美 

穏やかな触手BL…じゃなかった、××BLのお話でした。

プロトプラストにより植物化してしまった攻めの家に、住み込みの家政夫としてやってきた受け。
攻めのことを何も知らない受けは、優しい攻めに好意を抱いていくのですが、攻めには怖い研究者の同居人がおり、そして何やら 2人は秘密を抱えているようで、、、?!!


お表紙とタイトルからしてなんとなくそうだろうなあとは思っていたけれど、まさか攻めが○○でいたとは!!(伏せている箇所は、ぜひ読んでご自身の…

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罪人たちの恋 小説

火崎勇  こあき 

好きになったひとは

母子家庭で育ち、母が事故で急死してしまって天涯孤独となった景一。
その母の葬式に、男が2人、父親の使いだと言ってやってきた…
…と始まります。
母親は父親の事を一切明かさなかった、それもそのはず、父親はヤクザの組長でした。
やってきた2人は組の若頭の波瀬と大滝。
「父親」が自分を気にかけてくれた事が嬉しくて、言われるままに組の屋敷の離れに住むことになった景一。
波瀬と大滝がそのまま世話…

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旋律に抱かれて 小説

火崎勇  伊東七つ生 

安心安定の品質

なんだかとても安心するんですよねー、火崎先生の作品って。
もちろん、質や好みがありますから「きゃー、コレ最高ー!」ってモノから「…うん、まあ、…うん」ってモノまであるんですけども。
でも、印象がブレないんです。

話は、変に回りくどいところがなくて。
攻めはワイルドで、優しくて甘い。
受けは不器用で頑張り屋さん。
そして、収まるところにキレイに収まるエンド。

それを「マンネリ」…

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その花の馨しき色… 小説

火崎勇  雪舟薫 

あなたに抱かれて私は蝶になる〜BL版

表題作と、その後を描く続編の2編収録。続編の方が長いです。

「その花の馨しき色」
タイトルだけ見て、昭和以前?耽美?文芸?など先入観があったけど、全然違った!
主人公はパッとしない雑誌モデルの富海。
その他大勢から抜きん出るものもなく、野心もなく。
そんな富海が急に呼び出され、今日からマネージャーが変わるから、と言われて見知らぬ男性・敷島のマンションで同居することになる…
…と始ま…

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うたかたの恋 小説

火崎勇  北沢きょう 

不在の存在感

両親の死(自殺)により離れて育つことになった双子の千樫(ちかし)と蛍(けい)。
大人になるにつれて連絡もしなくなり、生き別れ状態に。
そんな時、蛍が事故に遭った、と連絡が。
そのまま蛍は亡くなり、蛍の勤めていたデザイン事務所の同僚から「少しの間だけ社長の前では蛍のフリをして欲しい」と頼まれる千樫。
なぜなら。

社長の東原は蛍の恋人だったから。
蛍が亡くなったと知ったら東原は壊れてし…

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似合わない恋人 小説

火崎勇  榎本 

俺なんか、の頑固さ

受け視点の表題作と、攻め視点のその後「お似合いの恋人」の2編構成。

「似合わない恋人」
「大人の男」になりたい、と思って身なりを整え、老舗バーに挑戦する春弥。
しかしそこでの振る舞いに慣れず、カウンターのグラスに肘をひっかけ、はずみでスツールごと倒れそうに!
そこを助けてくれた大人の織田。
こんなヒネリの無い出会い方も、だし、その後これでもか!と出てくる春弥の卑屈な性格、その原因の元…

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ラスト・コール 小説

火崎勇  石田惠美 

ストーリーは好み。でも…。

んー。
攻めの倉木のキャラが、ちょっと苦手だな、と思ったので、この評価です。
受けの篠森は、カッコ良い自立した美人さんで、とっても好きだったんですけどね。


倉木が、あまり自分について語らないので、付き合い始めても不安で仕方がない篠森。
そりゃ不安になりますよ。
相手に仕事関連の話題を振っても、のらりくらりとかわされるなんて、ただの下手くそな詐欺師の手口みたいじゃないですか。

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