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2/16(合計:154件)
本郷地下
こずまる
ネタバレ
感想が難しいけど自分が何者であるか悩む時に読みたい本だなぁ。若い頃は特にあるんじゃないだろうか。「ふつう」ってなんだって改めて問いかける物語だった。深町くんは色々経験して何かを飲み込んで生きてきた感じがするなぁ。 高史があの時あの行動に出てくれて少し胸がスカッとしました。その後の2人の会話が良かったな…。
タテ
非blではありますが、主人公ふたりはとある理由により伴侶の関係です。 清いです。 人魚のヴァン、ほんとうのほんとうにあの人魚でした。人魚姫のごとく声を失い愛しい人に会いに行き、そっこうで拒絶されるという悲しすぎる人魚。 もう海には戻れない、助かる方法もない、ただ人間の世界で消費されて生きている。哀れです。 そこに不思議な青年イェンスが現れます。 ヴァンも元人魚というビックリ設…
setuuuu
webで連載されてたときにこの作品を知り早く単行本にならないかな〜〜!って思ってたのですぐに購入しました。 (本当は紙媒体で欲しかったのですが家族にバレたら気まずいなと思い先に電子書籍を買いました。紙は箔押しらしいので紙で買えるなら紙をおすすめします) 透明感があって澄んだ空気を感じれる作品で疲れた時に読みたい作品かなと思います。 BL!というよりはまだブロマンスに近いかなという…
藻とカレー
1巻だからまだ序章で、ほぼほぼ特殊な舞台設定や状況説明と食べ物の話。 ストーリーとしては、2人が出会い、少し心を通わせ一緒に住むようになったところまで。 物語が動く気配が微かにしたくらい。 ファンタジーなので世界観を大事に丁寧に描かれた1巻という印象です。 のどかな背景が季節感もあり美しい。 そこで採れる食材やそれを調理して食べることの重要さや楽しみが詳しく描かれる。 食べることが大好…
チル76
本郷地下先生、すごく好きな作家さまです(〃∇〃) 新作は電子サイトでは女性漫画カテゴリーに入ってます! 作品タイトルやあらすじからお分かりかと思いますが一方のキャラ、ヴァンのモチーフは「人魚」です 最近富に人魚関連作品が増えたような…?市場の流れ的な所ってあったりするんですかね??? 童話モチーフってその普遍性があるからこそ愛されるし、肉付けや逆に削ぎ落す事で新たな境地に達する事も…
ちろこ
すごく繊細で難しい問題だなと思いました。 好きになるのは女の子だけど、欲情するのは男って相当生きづらい。 実際にそういう方がいらっしゃるのかは分からないけど、自分自身の心と身体の乖離に苦しむ姿は想像に容易いです。 女性を好きになっても子どもは持てないわけですし、キスやセックスをしないままでも良いよ、という女性がいれば良いんでしょうけど、性欲解消は男性としか……ってなると、その辺りの理解を…
わぁぁぁ〜〜〜……(´∀`*) なんて素敵なファンタジーの世界! おとぎ話のような雰囲気と舞台背景が、物語の世界観に非常によく合っています。 人魚姫モチーフが少し入ってはいますが、この作品独自の黄泉がえりや始祖の巨人といった独自設定が盛りだくさん。それに、この1巻の段階ではミステリアスなことばかりです。 元・人魚の奴隷と"呪われた島"に住むただ一人の島民・イェンスが伴侶となる物語。…
まりあげは
ゴールドの豪華な箔押しタイトルが、綺麗な本郷先生の画の雰囲気にぴったりな紙本のお表紙。 呪われた島で唯一の島民として暮らしている青年と、訳あって声が出ず(この辺は人魚の童話の通りと思う)、奴隷として暮らしている元人魚とが出逢い、青年の伴侶となり呪われた島で暮らし始めるというファンタジーな1巻。 冒頭は、現在の幸せそうな2人。 けれど、その先を読み進めていくと、それぞれ…
痴漢が救済へと繋がるストーリーが斬新。 明日への希望も何もなく、無気力に生きる日々に諦めの気持ちを抱いた2人の出会いからエンディングまで目が離せませんでした。 何はともあれ、痴漢行為から始まる愛のカタチに驚きでした。 犯罪行為の加害者と被害者が惹かれ合っていく過程は、実に官能的で背徳的すらあります。が、そのイケナイ事してる感がいい。 心に闇を抱えた者同士、心も身体も全てを曝け出して自分…
なゆnayu
オメガバース。 かつて「運命」に好きな人を奪われたβ(東馬)と、幼い頃会ったきりの「運命の人」を探すΩ(まほろ) ひょんな出会いから、まほろの勤める風俗店の常連となった東馬は、スケッチブックと氏名しか手がかりのないα(蓮)を共に探すことになる。 あとがきを読むと、作者が「こういうものを描きたい」という信念を持ってこの作品を描いたことがわかるし、実際そういう物語になっていると思う。…