波真田かもめさんのレビュー一覧

スモークブルーの雨のち晴れ 7 コミック

波真田かもめ 

朔太郎の“Life”の巻。

前巻、静の失言…からの椅子に座りにいくくだりのside:朔太郎からスタート。静視点から見ていると大らかで明るい朔ばかりに目を奪われてうっかり忘れそうになるけれど、そうだ、朔太郎という人は静よりもナイーブで、脆いところがある人なんだった。
この作品を読んでいると、自分の偏った見方や安直な考え方に気づかされて、ハッとすることが多いです。

環の話も、まさにそれ。
環ってあんなにいい子で二人のこ…

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スモークブルーの雨のち晴れ 7 コミック

波真田かもめ 

この2人の日常から地続きのエロが好き。

大好きシリーズ7巻。
前巻の久慈視点は振り返り含めラブも濃いめだったけど、シリーズ通してラブよりライフ。恋愛面で大きな波が立つわけでなく、人生を歩む中で少しずつすり合せたり調整したりもたれかかったりして…パートナーとして在る2人を今回も楽しませてもらいました。

朔太郎はちょっと悩んでいるときも、嬉しいことがあったときも久慈の家に話に行きたくなって、久慈は朔太郎を玄関で待ち構えて、2人で一緒…

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スモークブルーの雨のち晴れ 4 コミック

波真田かもめ 

アラフォーの二人の日常の細やかなこと色いろ

 二人の関係も安定し、環にカミングアウトも。それぞれの仕事もいい方向に向かいつつあるのは喜ばしくもあり、お話の終わりが近づいていそうで寂しくもあり。

 このスモブルのほかに、個人的に連載を楽しみにしている中年カップルのマンガに未散ソノオ先生の「温泉で秘密のお泊り」があります。
こちらの二人は別々の会社にサラリーマンとしてきっちり勤めつつ、二人の関係は家族にも会社にも誰にも知らせず、ときどき…

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『スモークブルーの雨のち晴れ 7』コミコミスタジオ限定特典 8P小冊子 特典

あたためあう二人の、穏やかで尊い時間

スモブル最新7巻の、コミコミ特典8P小冊子です。
漫画は6P。

朔太郎視点で語られる、久慈宅での平和で、穏やかで、
あたたかな時間。
特別なことは何も起こらないけれど、何かたまらなく
胸にグッとくる、朔太郎の心情が描かれていました。

休みの前や出勤時間がゆっくり目な日の前日、
久慈の家に寄る朔太郎。

まだ仕事がある久慈が部屋にこもっている間に
遅めの夕食をとり、ひとり…

1

スモークブルーの雨のち晴れ 7 コミック

波真田かもめ 

No Title

7巻も良すぎました~~!!
スモブルを読んでいると変わらないものはひとつもなくて
自分も周りも少しずつ変化していくのだな・・と当たり前なことなんですが改めて思いました。
柿沼さんの登場、そして・・・色々と考えました。でもきっとまたいつか・・!
初見で久慈さんと雰囲気似てるな~と思ったんですが
こんな風に繋がってくるとは・・!

環くんへのカミングアウトも朔ちゃんらしくてすごく良かった…

5

スモークブルーの雨のち晴れ 7 コミック

波真田かもめ 

今回もしみじみ良い

家族のことや仕事のこと自分の頑張りだけじゃ
どうしたってままならないことがある中で、全部を頑張りたくて焦って…
そんな時に弱音を吐けてじゃれ合えて、
行く先を照らしてくれる光で温かみを与えられる関係なのが本当〜〜〜に沁みる。
何かあった時にちょっとしたことだけど顔を見たくなるっていうのも良い!
淡々と日常的なふれあいからあっという間に色気を纏うのも良い!
からっとしてるのなんでこんなに…

6

スモークブルーの雨のち晴れ 7 コミック

波真田かもめ 

またひとつ、エモさを重ねたアラフォーの男たちのお話。

もう七巻です。
びっくりです。

そして、もっとびっくりなのが、読めば読むほどにエモが深まっていった今巻。

その今巻は、吾妻の甥っ子環に、久慈との関係をカミングアウトしたことがハイライトのひとつなのでしょうが、
個人的には、柿沼さんとのエピソードがエモく、また致すときの老いの変化を感じつつも、それもすべて愛おしく感じるエピソード、また吾妻の伯父のエピソードなどに、とても胸震えました。…

6

『スモークブルーの雨のち晴れ 7』コミックシーモア限定特典 特典

二人の本棚前談義

スモブル7巻、シーモア限定おまけ漫画のこちら。

なにげない日常の一幕、最後のクスッと笑ってしまうオチに
ほのぼのとするお話でした(*´˘`*)

タイトルは「本棚前談義」、本がいっぱいに詰まった本棚を
前に肩を並べて座り込み、会話する二人。

「これはもういよいよ限界なんじゃないの?」と
指摘する吾妻に、「引っ越してきた頃は
まだもう少し余裕があったんだがな…」と返す久慈。…

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スモークブルーの雨のち晴れ 7 コミック

波真田かもめ 

No Title

2人と世代が近いから作品内で起こるすべての事柄にグッときちゃって新刊が出て読むたびに好きが更新される
家族に対して思うこと、2人の関係、仕事への向き合い方。いくつになってもチャレンジできるんだよねと励まされる物語でもあります☺️

7

スモークブルーの雨のち晴れ 7 コミック

波真田かもめ 

一寸先は久慈

スマートホンがある毎日って、一昔前に比べて情報量が格段に多い。歩きながら(いけません)、料理を作りながら、人を待ちながら情報がどんどん入ってくるし、仕事/私事問わずタスクも入ってくる。でもボタンを押すだけで久慈に繋がってるという利点もあるわけで。椅子にも座りにきてもらえるし、話を聞いてということもできる。この作品の情報量もみちみちなので、もうとっくに10巻超えてるかと思いきやまだ7巻でした。大コマ…

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