波真田かもめさんのレビュー一覧

たまゆらの日日 コミック

波真田かもめ 

作者さんにハマるきっかけ

作者さんの作品で初めて読んだ作品ですが、すっかりハマって、ほとんど制覇しました(笑)
今は40代でもカッコいい人います!なので自然に読めました。
甥っ子くんの積極性にあたふたして、意識しまくるオジサンみっちゃん。小さい頃からの関係や、運動会でカッコよくて自慢のみっちゃん。お父さんとも血は繋がってないけど、みっちゃんの方を好きになったんだね。微笑ましくて、切なくて、キュンキュンしまくりです。展開…

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スモークブルーの雨のち晴れ 3 コミック

波真田かもめ 

リアルすぎる。

二人の直面してる問題や悩みがリアルすぎる。
ファンタジーではなくもはやリアル。
だから沁みる。気持ちが分かる。惚れた晴れたでキャッキャ甘々とかそう言った作風ではない。
なので余計心を鷲掴みにされる。
名作です!
社会に出てある程度の年齢重ねてきたら余計リアルに感じると思います!

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スモークブルーの雨のち晴れ 4 コミック

波真田かもめ 

大人な二人

こちらのシリーズも4作目。
波真田先生の描くお話はとても日常を丁寧に描かれているので、とても共感できる部分があります。
攻めの久慈と受けの朔太郎。二人共40歳ということで先生の作品の中でもかなり大人な二人。若さと勢いだけで恋愛できる年齢ではないけれども、二人で過ごす時間がとても甘くて暖かくて穏やかな時間が素敵です。
それぞれ自立しているので、それぞれが自分の仕事にも真剣に取り組んで、恋愛以外…

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バイバイ、センチメンタル 3 コミック

波真田かもめ 

日常の描写が秀逸

波真田先生の描くお話は優しいお話が多い印象なのですが、こちらはちょっと過去の辛い思い出があったり、二人が離れたりしんどいところもあるのですが、それでも根底には優しさがあるなと感じられて、大好きな作品です。
温とつばさは互いに相手のことを想っているんだけど、現実は厳しくて。
それでもやっぱり忘れることも出来なくて。
そして月日が経ってまた再会。
やっぱり、収まるべきところに収まる。離れていた…

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ハッピーエンドを約束します コミック

波真田かもめ 

過去を見る男と未来を見る男

高校時代の憧れの先輩に再開したら、クズになっててヒモにしたお話です。シリアス調なのですが、わりと勢いで読ませる感じでした。先輩である下野、そんな言うほどかっこいいやつかー?と思うんだけど、恋は盲目だからか、椿は拗らせに拗らせてて下野一直線。囲って飼って家から一歩も出したくないほどの偏愛です。

下野が、身体で仕事を取ってた(上司に取り入ってた)ってエピソードが、このお話では必要だったんだろうけ…

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たとえばこんな恋のはなし コミック

波真田かもめ 

なんとこれ、実話BL

なんとこれ、実話なんですよ皆さん・・・信じられますか?
今まで数多くのBL作品を読んできましたが、ノンフィクションBLなんて本作以外に知らないです。
(新井祥さんのパートナーである うさきこう さんの「純情少年 僕が男とヤッた理由」というエッセイコミックはありますが、ちるちるではなぜか非BLタグ)
(追記:つきづきよしさんの「僕が夫に出会うまで」もあるようです)

中身はほんっっっとうに…

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スモークブルーの雨のち晴れ 4 コミック

波真田かもめ 

何度も何度も読み返したくなる作品

「バイバイ、センチメンタル」のレビューで「おはようとおやすみとそのあとに」を超えた作品はないと書いてましたが、間違いでした…ごめんなさい。
こちらのシリーズが間違いなく波真田かもめ先生の作品の中で1番好きです。

40歳を迎えた久慈や吾妻というCPはもちろん、その周りの人々の人生の悲喜交々が実に自然に描かれてるのが見事でした。この作品が好きな方はきっと彼等の人生に共感するからなのだと思います…

4

スモークブルーの雨のち晴れ 4 コミック

波真田かもめ 

ずっと続いて欲しい

この二人の何とも言えない優しい空気感。本当に癒されます。お互いを信頼しあい、理解しあい、求めあいーーー意外に濃厚なHはアラフォー二人の魅力を倍増させます。
このままずっと続いて欲しい素敵な作品。

3

バイバイ、センチメンタル 3 コミック

波真田かもめ 

迷ったけど…

1巻で神にして2巻で萌2にし完結の3巻では萌にしてしまいました。あのモラトリアムと言える期間を過ごす若者の不安定さ、ままならない状況に相手を傷付けずにおられぬ理不尽さ、自分の過去を追体験するような秀逸さがある作品でした。

ただ、素晴らしいことは分かるのですが相変わらず情け無い温の行動に嫌悪感を持ってしまい、最後まで読むのが苦痛に感じでしまいました。

辛い状況故に悲劇の中にいるのは自分だ…

1

バイバイ、センチメンタル 3 コミック

波真田かもめ 

センチメンタルにさよならを

いくら好きだ好きだと言ったって、人の心模様というのは晴れの日もあれば雨の日もある。
波真田先生はそういう微妙なニュアンスを描くのが本当に上手い作家さんだなと思うのです。

「バイバイ、センチメンタル」もついに最終巻。
1巻ではまだ学生だった温とつばさたち。楽しいことばかりではない、時にほんのり苦い大人の階段を年若い彼らが少しずつ登っていく姿が非常に丁寧に、とても現実的に描かれていて、ああこ…

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