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波真田かもめ
みざき
ネタバレ
波真田先生作品の中で1,2を争うほどフィクションの中にリアルさを感じる大好きなシリーズ。 もしかしたらすぐそこで暮らして居そうな人々を描くのが本当に上手い作家さんだなあと思います。 久慈と朔太郎の日常の中に溶け込んだ、思わず分かるなあと共感してしまう部分を見つけては、絵と言葉で自然とそれを表現してくれる手腕の見事さに脱帽。 しみじみと良さを噛み締めたくなるお話というか、大人2人の名前がない関…
Soukaiwako
これといって大きな出来事は起こらないけど、2人の日常の中でお互いを確かめ合う姿に萌えます! ずっと2人の姿を追っていきたい作品
UーMe
大事に読んでいるシリーズ作品です 日常BLのカテゴリーにはなるとは思うのですがコメディでもど真ん中なシリアスでもない、本当の「日常」に溶け込んだ作品だと思います なので過剰な演出はないけどずっと平坦でもなくって、だからこそ物語の緩急がつくような展開が自然で、、、まるで見知った誰かの経験談のようでもありそれは自分自身でもあったりするような感覚で読むというより見聞きしているような気分で作品に触…
藻とカレー
こういうBLのシリーズ作品が読みたいんよ〜めちゃくちゃいい、好き〜と何度も思いました。 おはようシリーズの時も感動しましたが、本作はその大人バージョンのようでこれまたすばらしい。 4巻の前に3巻を読み返したのですが、やっぱりめちゃくちゃよくて。 なのに私は発売後すぐに読んだ時、なぜ神にせず萌2にしたのか!?大馬鹿者です!すみません!(土下座) 今やBL続編において、当て馬キャラが出…
えすむら
相変わらずすんげー好きでしたので神。 シリーズって巻数重ねるとちょっと中弛みってのがあるはずなんですけど、こちら全然弛まない!周辺キャラが増えても全然ウザくない。それぞれの物語がさり気なくきちんと描かれていてちゃんと人物が見えるっていうのがよき。さらに、ささやかな物語が繰り返されることによる日常の奥深さ豊かさが感じられてきて、総じて人生って尊いんだぜって思える、こういうアプローチって刺さるんです…
Syo13
静の実家は無くなって、じゃあどうする。となって結局朔太郎はまた静のマンションに通う。彼の居場所は静の家=静なんだとハッキリわかる4巻。人間は急には変わらず根っこは全く変わらないと描くのがリアルです。朔太郎の学生時代の話で彼は人の好意は受け入れても、自分の好意には臆病で無意識に深い関係が築けないことがわかる。その根はかなり深い。だから現在でも勇気を持って「久慈と一緒にいたい」と初めて愛の告白に近いこ…
しなちくちく
こちら大好きな作品。4巻心待ちにしていました♪ 攻めの久慈と受けの吾妻、共に40歳。ほとんど恋人のような関係だけど、はっきりそうなってはいない二人を、日常を交えて描いている作品。 3巻ラストでそれぞれ新居で暮らし始めたけれど、吾妻は久慈宅に入り浸っている。正式にお付き合いしているわけではないけれど、お互い大切な存在。 とはいえ日常ではそこまで甘々ではなく、落ち着いた関係性。でもお…
かりんていん
4巻目。 まだ4巻目という感じ、なんだか8、9巻くらい出ているんじゃないかという感じなのはなんだろう。 私たちとたいして変わらないような日常生活を送っている久慈と吾妻。 私たちと書いたが彼らよりずっと変化に富んだ日々を送ってるよ!波瀾万丈だよ!っていう読者だって多そう。 そういう人は緩やかな日々を暮らしている2人で癒されているのだろうか。 「私たち」は自分とたいして変わらないような2…
きいろぞう
1話の間に挟まれるページに、こう書いてあるのを見つけて、私もしみじみと思ってしまいました。 先生の日常を描きながら語られる作風が好きで 改めて考えたことがなかったんですけど、 スモークブルー〜の話は、特にそれを感じられる作品だなぁと。 人生を送るあいだに 他人と関わるということ この自分と付き合うということ 繰り返す出会いと別れに ともすると疲弊していきます。 じゃあ…
ななぎさ
好きーー!と突き進むBLも好きですが、じわじわと染み込む想いが綴られるこのお話が大好きです。 告白ではなく報告だったりそれに対する答えや、世間的にはおじさんだけど好きな人の前ではカッコつけたいホンネだったり、自分の気持ちから目を逸らしがちな、目を逸らし慣れた思考だったり。 40歳になる今まで積み重ねてきた時間が二人の間で上手く馴染んでいく様子に目が離せません。 新刊が出る度に続きが気にな…