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5/12(合計:113件)
冥花すゐ
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 冥花さんはもともとダークな世界観のお話を描かれることが多い作家さまですが、今作品はその中でもちょっと突き抜けた感のあるダークさを孕む作品だったように思います。タイトルからもわかるようにヴァンパイアものですが、BLに多く見られる作品のようにダークながらも甘い、といった体を成した作品ではありません。流血描写も死の描写もかなりありますし、甘々な作品を好まれる方には若干ハードルが高い作品…
ioや
完結してから2巻まとめて買って良かったと、本当に思える作品。 これは、是非読んで欲しいと、おすすめ出来るな。 暗殺者のイトウさんも、男娼のキョウスケくんも、幼い頃からの生い立ちが壮絶で、そんな2人がまた再会して・・・ハッピーエンドをむかえた時には、何度読んでもホッとする。 容赦ない描写があるから、読み応えがある。 イトウさんの上司は冷酷かと思いきや、ちゃんと情はあったんだね。 解放してく…
繰り返し読んでいる1冊。 何度、読み返しても名作だな!と、思える作品だわ。 暗殺者のイトウさんと、男娼のキョウスケくんは恋する事や、人を愛する事を知らない。 そんな2人の純愛物語。 いつも笑顔のイトウさんが、本気出す時の目が怖いし、絵柄も影の使い方がリアルでゾクゾクする。 暗殺者、男娼共に闇の世界が丁寧に描かれていて、話にどんどん引き込まれて行く。 最後、ハッピーエンドは分かっているが…
まりぎん
目玉ネクタイの話。 イトウさん2まで読むとよく解ります。 あの目玉は名前も付けることなく殺された黒い子猫の目。 そしてそれによく似た憐れな子どもの目。 目玉ネクタイの登場は時系列的にはIがゲイバーでキョウスケと偶然再会した時が初出。それまではチェック柄。 その前は黒かな? 彼にとってはまだ意識として認識してなくても、ずっと忘れられない愛しいものであったのでしょう。 それにしても、プロ…
ももよたん
1巻のレビューにイトウさんがボスに仕込まれたのかと思うと萌える…と書きましたが、まさしくその描写がこちらにありました。 本作は"I"ことイトウさんの過去から始まっています。 組織の殺し屋として、ただ任務を遂行するだけの為に生み出された存在の"I"でしたが、ボスは無自覚に愛を与えてたんじゃないかな、と思います。 ボスもまた愛を知らずに育ったから&qu…
有名作なので、あらすじ読まずともちるちるの記事や何やかやでお見かけしていた本作。 なので、多分可哀想な受けが攻めに救済されるお話なんだろうなぁ、とは予想していました。 予想は半分当たりで半分はハズレかな? 実際はお互いが救済されるお話でしたね。 子供の時からウリをやらされ、それだけで生活してきた受けキョウスケと同じく、攻めは任務のためだけに育て上げられた存在でした。 "I&…
カレル
次巻のIも含めての感想。 キョウスケが自分をモノ扱いするのが悲しかった。 イトウさんもイトウさんなりにキョウスケのために行動するが、二人とも不器用すぎてすれ違う部分もあり、やっと幸せになるのかと思いきや…。 不謹慎だがボスにいいように操られるイトウさんという構図が好き。ボスの歪んだ愛情や執着が引き金を引くのを躊躇わせたのだと思うとグッとくる。 名前をつけられたことで自我が芽生え…
とても素晴らしい作品だった。 完成度が高い。1巻が絶版なので紙でも読みたいのに残念。 表紙も素敵だが、背表紙のイトウさんも幼い頃の面影があってかわいい。 イトウさん好きとしては彼の過去が書かれているだけで大満足だった。個人的には主×イトウさんがツボすぎて、二人の不器用さに悶えた。こういうもどかしい関係性が好きすぎる。 メインの二人もなんてかわいい!切ない! ifの話から現実に引き…
碧雲
アダムとイブの楽園追放のアレンジ 狼族の聖騎士 × 蛇族の悪魔祓師(エクソシスト) 獣人の聖騎士が、聖堂で出会った呪蛇(カタラ)のキリエが美しいので天の御使いと勘違い。 キリエは、聖騎士のシグレををからかうつもりで「神はいる、君の中に」と告げて、酒場へ去る 勘違いって、面白い・・と讀み進んでいくと、 最後が、怖かった。
1巻で疑問に感じた謎の答えは、2巻にありました。 「キョウスケ君が持つ何か」とは?・・「誰にも消せない想い」だったようです。 ・・・・そうか! あのチビ猫と似ていたのか。 ★始まりと再生の物語 ▶記憶消去 父親に言われて、訳も分からず身売りをした先で仕事人のIと遭遇。 いつもは非情な仕事を行うIなのに、ボスに処分されたチビ猫に似ているキョウスケを、記憶を消去して助ける。 ▶一…