華藤えれなさんのレビュー一覧

ジャガー神の愛妻教育 ~カリブ編~ 小説

華藤えれな  周防佑未 

むしろ花嫁がジャガー神を教育?

あらすじ:
コロンビアに住む朔良(受け)は、パイロットを目指す日系の青年。
ある日、通っていた航空大学校が突如倒産。他の生徒と共にカリブの名門士官学校に招待される。
そこの生徒総監・アルベール(攻め)になぜか気に入られ、彼の側近に任命され…

獣人系ファンタジーに花嫁モノと学園モノがくっついているような作品。
いろんな要素が盛り沢山ですが、一つ一つのエピソードの描写が物足りず、ちょっと…

3

虎王の妻恋い婚 小説

華藤えれな  小山田あみ 

設定もストーリーもツボなのだけれど

小山田さんの美しすぎる表紙につられ、手に取ってみました。で、華藤さんの小説は初読み(コミカライズされたものは読んだことはありますが)。

文体って好みがあると思うのですが、ごめんなさい、個人的にすごく読みづらかった…。説明文的な感じ、っていうのかな。なのに時系列とかが分かりづらくて時々「?」と思ったりしてしまいました。まあこれは私の理解力が低いからなのだと思うし、完全に好みの問題だと思います。…

3

虎王の妻恋い婚 小説

華藤えれな  小山田あみ 

ピアソラの調べと共に

あらすじ:
舞台はブエノスアイレス。
麻薬取締官の依吹(受け)は、バンドネオン奏者としてタンゴバーに潜入。
その店を経営するマフィア幹部・レックス(攻め)と出会った瞬間、10代の頃から夢でよく見る「黒い虎」の気配を感じ…

外国モノ、マフィア、溺愛攻め、タンゴ…と、華藤さん作品お馴染みの要素がギュッと詰まった一冊。
一応モフモフ系ファンタジーでもありますが、「虎」ということで、モフモフ…

10

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

華藤先生らしい気がする

華藤さんって、ロシアとか雪とか好きなんでしょうか?
なんとなくそんな印象が。
当本はサマミヤ先生の挿絵狙いでget。相変わらず美麗。

ザルツブルグが舞台。
おかしいなーもちょっと音楽音楽した(少し明るめなワルツの印象)街だった気がするけど
当本を読んでると、なんかめっちゃドロドロしい街な印象を受けました。

そんな厳然たる社交界がちゃんと残ってる街で 
ルックス東洋人まんまな受…

1

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

青く透き通っていて冷たい

硝子の城、貴族社会、仮面舞踏会、ワーグナーの曲、人魚姫・・・もうね、これでもかってくらい耽美にして退廃的です。
ヨーロッパのギムナジウムが舞台の話なので、それはそれは華美に装飾された雰囲気ではありますが、ストーリーとしてはBLにしては寒々しかった気がします。
と、いうのも二人ともまだ二十歳そこそこだというのに、妙に人生を達観してて感情が分かりにくいのなんの。
義母や同級生に虐められ、初めて好…

4

愛される狼王の花嫁 小説

華藤えれな  yoco 

昔から好きだった狼王の話になぞらえた、
なんともファンタジーなお話なのであります(*´▽`*)
独特の世界観がとても面白い。
過去と未来とパラレルと。
交わっているようで、交わらない。
未来でみた内容と同じようで同じではない。
主人公である受の立ち位置が不憫だっただけに、
最後に幸せな道を見つけてくれてとりあえず良かったですね。
故に、見せ場の獣姦はもう少し丁寧にいただきたかったか…

6

スレイヴァーズ キス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

だめだったー残念

華藤先生好きで、有名な作品ぽかったので、今さらながら手に取ってみました。
失敗した。
他のお姉さまがおっしゃっていたとおり、突っ込みどころ満載すぎて
だめだった・・・・・・・

それはおいておいたとしても!
受けがだめ!
清廉潔白らしいですが、その描かれ方がどうにも性に合わなかったようで
けっ ってなってしまいました・・・先生ごめんなさいー(TT)
やっぱ男子たるもの、そんなに何…

0

あなたは僕を愛していない 小説

華藤えれな  小山田あみ 

不器用な二人

攻めのミハイルがあまりにも冷たすぎて読むのが辛かったです。
あとがきの後の書き下ろしを読んでようやく心が満たされた気がします。

天才脳外科医の海堂は事故に遭い生死をさまよったのをきっかけにずっと忘れられない過去の恋人に会いにいきます。

海堂は事故のせいで二度とメスを握れない体になってしまったわけですが、詳しい事情は知らないにせよミハイルの態度があまりにも酷いと思いました。本人が一番辛…

5

蜜月~マフィアの恋~ 小説

華藤えれな  周防佑未 

あまり…

いまいち萌えられなかった…あまり読みやすいとは言えない。エロもあまり萌えず…

1

銀狼の婚淫 小説

華藤えれな  yoco 

狼の王様はもふもふ

現代を生きる狼王の呪いは、愛の力で解けるのか?
プラハの郊外、広大の森の中のお城に住む侯爵ルドルフと、孤児院育ちの愛生。
ルドルフはその身に掛かった呪いを隠して愛生を遠ざけようとするのですが、愛生は呪いに立ち向かうことを選び、ルドルフの全てを受け入れようとします。

華藤作品ではおなじみの健気受けですが、この作品では攻めのルドルフの方が尊大に振る舞っているものの内心はヘタレで臆病、ルドルフ…

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