丸木戸マキさんのレビュー一覧

インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

単行本収録の補遺がよい!

連載で読んでましたが、単行本で、ポルノグラファーの補遺が読めたのが収穫でした。

木島と城戸の過去編。やはり関係があったので、その編は最初に久住くんの話を読んでいるとショックですが、ストーリーがしっかりしているので読めました。

自分も作家をめざすも、木島に圧倒され編集の道に入った城戸。官能小説を扱う会社ということで、婚約者に逃げられた。そんな城戸が、大物作家の遺作をとってこいと新たに担当…

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ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

微弱な毒に蝕まれていく感覚

いやあね、こちらのBL…「おっ、ぽるのぐらふぁあ??エッティなタイトルやんけ!買ったろ♪( ◜ω◝و(و "」なんて気軽に読むもんじゃないですよ。
なんてったって本番1回しか無いのにどエロいんですわ。しかも泣けるんですわ。どういう事って思うでしょ?私にもさっぱりわからんのですよ、ええ。

「さあて、今回の受けくんはどう乱れてくれるのかな~???」と帰宅するなりゲス満開で読み始めたら…

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非BL作品

オメガ・メガエラ 2 コミック

丸木戸マキ 

愛に狂ってどんどん堕ちていくメガエラ…

丸木戸先生のオメガバース一般作2巻です。

一時代昔の旧家の後継者争いを舞台にしている愛憎とりまく複雑な人間関係。
1巻から読まないと、世界観にはついていけないと思います。


英家の次期当主・征十郎(α)の第三夫人である犀門(Ω)は子供を産めなかったメガエラ(ギリシャ神話の嫉妬の女神に由来する蔑称)

犀門は、征十郎とは魂の番だと信じていたのに、駆け落ちに失敗して以来、愛する征十…

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非BL作品

オメガ・メガエラ 1 コミック

丸木戸マキ 

オメガバース版ダイナスティ!

いやー、丸木戸さんすごいです。
これは読み応えのある物語ですね。オメガバースに題材をとっているものの、富豪一家の権力、愛憎劇になっていて、様々な人間の思惑が今後どうなっていくのか非常に楽しみです。

メガエラは、こどもが産めないオメガのこと。今は次期当主である征十郎の第三婦人である主人公、犀門は、征十郎の運命の番だが、メガエラゆえに征十郎本人からも疎遠にされ、静かに教師として暮らしている。最…

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ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

涙に弱い

終始ずっと食えない感じの人だったのにラストで今までのことが溢れ出したかのように涙するところが最高でした。
カバー下のデザインセンスがとても好みです。

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インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

好きです

出てくる人たちがみんな色気があって好きです。

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インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

いや、もう切ない…。

ポルノグラファーを読まずに、間違ってこちらから購入してしまいました。

でも、とても良かったです。こういう長い時間を一冊にまとめた二人の人生の一部みたいなお話、すごく好きです。

気だるげなたれ目が好きなので、城戸さんとっても好みです。
世話焼きなところも、ちょっとクズなところも含めて大好き。

性描写は少ないですが、二人の微妙な関係が最高にエロいです。
蒲生田先生に強制させられて…

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アケミちゃん コミック

丸木戸マキ 

閉鎖的で仄暗い雰囲気の中で紡がれる2人の関係性。

小さな田舎街の閉鎖的な雰囲気が大変良かったです。
物語の最後で明かされる2人の家族ぐるみの関係性に、苦々しい感覚を覚えつつもグッときてしまいました……

倫理的な問題を考えれば、蒼介はクズかもしれません。
しかし、静雄に街や過去の呪縛から自由になるという選択肢があることを気付かせ、背中を押したのも蒼介な訳で……
そう考えると、彼を完全悪として捉えることが出来ないように思える点も良いと感じ…

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目を閉じても光は見えるよ コミック

丸木戸マキ 

生きていく辛さも痛みも。全部「チェリーボンボン」が癒してくれる。

丸木戸先生の物語は痛すぎる。あまりに辛過ぎる。
それを余す事なくこれでもかと我々に見せつける。

決して大っぴらに言えない職業、ゲイビ男優になった経緯はきっとそれぞれ後ろ暗い背景がある。
光のそれはとてつもなく重いものだった…。(仁さんは何だったんだろう?)
半ば諦めた様に淡々と仕事をしている様に見えていた光が、仕事で関わりを持った人たちとの間で心を開き、過去を乗り越えて愛を知る物語。

4

ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

確かにどの場面を切り取ってもドラマになるなぁーと思わせる。

ちるちるさんで時々特集される、怒涛の淫語の羅列に驚かされる。
それをひたすらに音読する、ちょっといけないことを想起させる艶めいた木島先生。
最初に読んだ時は、そのやるせなさと何とも言えない寂しさ、寂寥感に。しばらく再読出来なかったけれど。
どちらかというと、場面転換の無い、緊張感を伴うこのトーンの低い物語をどうしてドラマにしたいのだろうか?と、思っていたけれど。再読したら分かる。
どの場面…

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