八千代ハルさんのレビュー一覧

竜の子は婚約破棄を回避したい 小説

成瀬かの  八千代ハル 

思ったより萌えず

大人になれず、竜の力と発情期を狙う貴族たちからたらい回しにされる竜の子のルー。素敵な旦那(王弟)に出会って、今までの不憫さを癒されたり、大人になれない歯痒さや美人が付き纏う嫉妬にかられたりと、読みたいところではあったものの予想通り過ぎるというか、気になるところが多くて萌えは浅かったです。
文章の一文が長かったり、設定盛り沢山な割に其々あっさりしていて想像するのがちょっと難しい。
ルーが大人にな…

0

溺愛御曹司はツンケン部下に熱烈求愛中 コミック

八千代ハル 

可愛い。とにかく可愛い。

小説のレーターさんとしては何度もお見掛けしていた八千代さん。
その可愛らしく美しい表紙についついジャケ買いしてしまうこともある八千代さんの、もしかして初コミックス?ということで発売を楽しみに待っていました。

表紙にちびっこちゃんが描かれていて、ん?子育てもの?と思いつつ手に取りましたが、子育てものではありません。ファンタジーもの、って言って良いのかな。ほのぼので可愛らしいお話でした。

8

スパダリαとは結婚できません! 小説

真船るのあ  八千代ハル 

外堀埋められまくり(泣)

先にレビューされている方々が詳しく描写されているので
私は正直に思った事を述べます
結ばれた夜に姿を消した由弦(受)を何年も探していた惟久矢(攻)
その間に由弦は惟久矢との間に出来た子供・兎惟を産み
保護猫カフェに勤めながら周りの助けもあり
楽しく忙しい日々を過ごしていた
そんな2人の前に唐突に惟久矢が現れるのですが
保護猫しらたまの里親になるていで
由弦にアプローチをする為に惟久…

3

そんなはず、ない 小説

椎崎夕  八千代ハル 

安定感

安定の椎崎作品。お話の中に漂う空気感に惚れ込んでいる作家様なので、読後の満足感はありました。年齢的には攻めが年下ですが、カップリングは作者様の作品イメージを裏切りません。ナチュラルに同性カップルが登場する点もしかり。個人的には安心感と同時に、なんとなくマンネリ感も否めませんでした。

服飾デザインを手掛ける主人公の千紘は、才能と容貌、さらに人脈に恵まれているために、やたらめったら妬まれたり執着…

0

劣情恋鎖 小説

釘宮つかさ  八千代ハル 

恋の鎖

悪徳不動産会社の手の混んだやり口にゾっとし、主人公佳月の頑固さとチョロさに不安になり…。
佳月がいいなと思っていた教室のイケメンリーマン生徒花菱がなんと!

店を売りたくなければ身体を自由にさせろと、いつの時代?みたいな脅迫に従う佳月でしたが、まさかこんなに酷い目にあうなんて!冷酷な花菱、ですが毎日メールしたりしょっちゅう店に顔を出したり、佳月の身体を心配したり…。なんだか嫉妬したり拗ねたり…

1

「倫敦待宵草」コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろしSSペーパー 特典

このお話は良い!

ルイスとサミュエルが攫われた時に、ルイスの叔父のルイスへの本当の思いが明らかになっていました。

そしてドクターが言った一言と、サミュエルがチラッと言った事がどうなったのかとても気になった方もいたと思います。

こちらのコミコミさんのペーパーでは、本編後のその気になっていた事が書かれていました。
かなり感動したので本編より評価を高くしました。

本編でドクターがルイスの叔父に家政を任…

0

倫敦待宵草 小説

夢乃咲実  八千代ハル 

サミィ…立派になって…

「倫敦夜啼鶯」のあのサミィの成長した姿が読めて感無量でした。

でも何ていうか…「倫敦夜啼鶯」の時も受けのルーイが頑なで意固地でしたが、こちらのルイスは更に輪を掛けて意地っ張りでした。
サミュエルは前の学校のいけ好かない貴族のヒューバートとは違うんだから、ちゃんと向き合ってと何度こころの中で叫んだ事か…でも、これも夢乃咲実先生の策にはまってるって事なんでしょうね。

サミュエルことサミィ…

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倫敦夜啼鶯 小説

夢乃咲実  八千代ハル 

ドクターが素敵♡

「倫敦待宵草」が発売されると知り、購入して読んでみました。

とにかく攻めのドクターことハクスリーが素晴らしかったですね。理想の攻めではないでしょうか?

狡い男たちから植え付けられた価値観に、ルーイが雁字搦めになるのが読んでて辛く感じました。読み手からすれば早くドクターに相談してよ!って思うんですけど、ルーイは出来ないんですよね。美徳と言えば美徳なんですが、凄く焦ったくて、またそれがこの…

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天色の瞳は千年の恋を抱く 小説

野原滋  八千代ハル 

退廃と恋、タイムリープの醍醐味

初めに退廃的な雰囲気があって、そこから一途な想いや熱さが広がっていくような流れがとても好きでした。

感情も記憶も忘れて岩に座って佇む半妖シンと、彼に優しい言葉をかけられて森に住み着いた葵。
シンの呪いを解く為過去に戻って人間の彼と旅をする葵。言葉を交わし、涙を拭われ、呪術を教わり、嫉妬させられたり同衾したりもする。
(酒を飲むと大体同衾するのだけど、寝相の悪い翌朝の葵とシンの会話が面白か…

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倫敦待宵草 小説

夢乃咲実  八千代ハル 

あらまあ

なんかこのタイトル見覚えあるような・・と思っていたら「倫敦夜啼鶯」のスピンオフでした。あらまあ大きくなって・・と遠い親戚の子の成長に感嘆する心地。今回の受けの子のぐるぐるがつらかったので中立より萌にしました。本編300Pほど+あとがき。夜啼鶯を読んでなくても問題なく読めますが、読んでいた方が楽しめることは間違いなし。

父を亡くし母と兄弟姉妹で困窮していた中、跡取りを探していた叔父に引き取られ…

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