akabekoさんのレビュー一覧

四人のにびいろ(1) コミック

akabeko 

まだわからない、だけど…

まだ1巻、この物語には続きがある。
だから、まだ四人がこれからどんな道を辿ってゆくのかはまだわからない。
わからない、けど…
ものすごく惹き込まれてしまっていることだけは間違いありません。

異父兄弟の誠と相はヤクザ一家の息子。
兄の誠は幼い頃に母親から愛されなかったせいか、
女性が苦手で、暴力の塊のような男。

弟の相は一見すると、頭が回って常識的な人間に見える。
しかし、そ…

1

四人のにびいろ(3) コミック

akabeko 

濃縮還元近親相姦に振り回される人々。

作者あとがきに本質がザックリ書かれているので。それを読めば全貌が見え、なんと人騒がせな、という感想しかもはや出て来ないんだけど。
カインコンプレックスを下敷きにしているそうで。親の愛情に飢えていた誠はひたすら羨望で弟の相を見つめていたが、当の相は愛情を受けていたというわけでは無く、孤独で。自分を見つめる兄の存在だけが、自分の拠り所になっていて。それが異常な執着の始まり。
幼ない頃のように、誠に…

5

四人のにびいろ(2) コミック

akabeko 

混濁。きっと鈍い色で輝くそれは。歪んだ愛と性癖と。執着と。

アイとマコト。2人のにびいろなのかも知れない。
作者もあとがきに「おっさんずはラブしません。」と書いているように。
ラブ要素低めの2巻。というより、フツーにヤクザ漫画。それでいてちょっとややこしい。
親父(会長)は実子である誠をバカだと知っていて。目を背けているものの、おそらく可愛いと思っている。
役に立たない誠を預かっていた山之辺だが、一旦は策にハメて放逐しようとしたものの。
バカな子…

3

四人のにびいろ(1) コミック

akabeko 

燻る火種、暴発前夜。

これは完結してから読もうと決めていた。
だってジリジリが止まらないと思っていたから。意外にも早く完結したんだな、というのがまず驚き。
4人の〜と、あるけれど。とかくこの1巻に関しては、誠と相の兄弟に焦点が当たる。
激しい暴力性を隠しもしない誠。誰にも愛されず育った誠に憐憫とも言える気持ちを寄せる相。
「兄貴はかわいそうだ。」誠の暴力も欲情も全て受け止める相のそれは、愛か、哀か。
冒頭、ベ…

4

四人のにびいろ(3) コミック

akabeko 

落果から春うらら好色男の宿まで、私の好みだったのに

いや。。。。これは見るのが辛かった。

4

ぺこと先生 コミック

akabeko 

優しくなりたい

平穏なBLを目指したと書かれている通り、比較的穏やかなお話でした
が、やはりakabeko先生
グチュグチュと傷を抉ってくるような、チミチミ心が痛むお話でした
けど、最後には綺麗に瘡蓋になる感じ

親から適当に名前をつけられたペコ
けど、母親が好きなモノの名前なんですよね
適当だけど、適当にしか出来なかったのかな
ペコ自身は人を好きになれない
好きになりたいけど、なれなかった

0

「春うらら好色男の宿」アニメイト限定セット8P小冊子 特典

泣き顔萌え

アニメイトオリジナル有償特典描き下ろし小冊子8Pです。

B6サイズの表紙と裏表紙はコミックと同じですが、
開くとB5サイズになるカラーイラストは見ごたえあり。

そして、モノクロ漫画6Pの内容は…

美春が藤男の出演していたAV作品をスマホで何気に調べていたら、
かなりマニアックなものもあり、ちょっとだけ観てみると…超絶ハードコア。

藤さんだけど藤さんじゃない、こわいこわい…

1

内容は濃いけど薄い本 四人のにびいろ SPECIAL BOOK #2 特典

誠、頑張る

本編の続きで、意識を取り戻した誠を世話してあげている相。
誠はそんな相に「迷惑かけてるからお礼にお前の不感症をなおさせろ」(要約)と迫ります。
本編とは打って変わってちょっとギャグ調なので面白いです。

いままで傍若無人で、乱暴に抱くしかできなかった誠がなんとか相のことを気持ちよくしてあげようと頑張る話なので、ちょっとだけ献身的な誠が見られます。
気持ち良くなってる姿を見られたくないから…

2

四人のにびいろ(3) コミック

akabeko 

とうとう「完結」

「圧倒的画力」「引き込まれる物語」
1巻、2巻が素晴らしかったが故に、この物語の期末としては尻すぼみな感じは否めません。
予想以上にあっさりとしており、何とも物足りないような、この感覚……
「あぁ、そこに着地するのね」と。

とはいえ……
akabeko先生の描きたかった「体内回帰」というテーマは、ひしひしと伝わって参りました。
相さんと誠さんの歪な愛……愛と呼ぶことが出来るのかさえ…

2

四人のにびいろ(3) コミック

akabeko 

全3巻、ありったけの神をつけたい

1巻をめちゃくちゃ興奮気味にレビューしたのがちょうど2年前。
もし仮にakabekoさんのこれまでの作品をすべて見過ごしていたとしても本作で確実にこの作者には辿り着けただろうなってくらい、私の好きなモノが16倍濃縮出汁ぐらいの濃さで詰まっていたシリーズでした。
終わってしまったなぁ・・・と軽くロス状態です。。

1巻のレビューではちょっと濁して書いたんですが、、、
akabekoさんがこ…

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