鹿島こたるさんのレビュー一覧

革命のα コミック

鹿島こたる 

気高い受け好きの皆さんこちらですよ!な逸品

「オメガバース?流行ってるみたいだねえ」
↑これが私の正直なここ最近のオメガバースへの印象でした。
腐界隈に居るものとしてまあ最低限存じているけどイマイチ疎かったですね。
今作もジャンルというより単にフランス革命的お耽美雰囲気、長髪金髪( ゚Д゚)ウマーといったルックス雰囲気重視で購入しました。

ところがなんとビックリ。
主従関係と自分の意志を持った気高い受け!そして背景、服飾品に至…

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あなたはいやらしい人 コミック

鹿島こたる 

日本人設定なのに絵柄が西洋人みたいです笑

そんなにモンゴロイド描きたくないのなら、新作は西洋が舞台だし、これからも座裏屋さんのように西洋舞台にしたらどうですか?笑

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革命のα コミック

鹿島こたる 

同時収録の短編も秀逸

「跪け、本能」抑制出来ぬ心の行く末は…帯が名文句で、簡潔に全てを表現しています。
溜息がでるほど美しい色彩の表紙で、この作品はA5サイズで見たい。
しかも、画が美しいだけではなく、圧倒的なパワーを感じさせるオメガバースでした。
こんなにお耽美なのに、太い筋の通った硬派な内容に驚きです。

そして、同時収録の「軍服のオーダー」が秀逸。
調教覚醒BLに掲載されたアンソロジー作品で既読済みで…

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革命のα コミック

鹿島こたる 

相手を想う深い愛情に萌える

作家買い。

鹿島さんの描くお耽美な絵柄がとても好きなのですが、見てください、この麗しい表紙を!
めっちゃ綺麗。
華やかで、美しく、そして気品漂う服装。思わず目が奪われます。

そして、鹿島作品はその美しい絵柄がいつもストーリーにぴったり合ってるなあといつも思いつつ拝見していますが、今作品もそのイメージを損なうことのないお耽美な作品でした。ほぼ表題作ですが、終盤に短編が一話収録されてい…

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あなたはいやらしい人 コミック

鹿島こたる 

色々盛りだくさん!

外国人風な表紙とページをめくっても主人公が日本人に見えず、あれ?外国のお話?と思ったらトオルが現れやっぱり日本のお話だよね。と最初にまず思いました。

そして宗形の悲しい性癖。そうなってしまった経緯が後からわかりますが悲しいです。

トオルは宗形を尊敬している部下なのですが、宗形の一人自慰配信を見ても引くどころか、危ないから僕の前でヤってくださいって。

そしてエスカレートしていき手柄…

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あなたはいやらしい人 コミック

鹿島こたる 

濡れ場は鹿島先生のタッチがすごく活きている

 鹿島先生の画力には本当に引き込まれますね。西洋人っぽい風貌だけど海外を舞台にするのではなく、敢えて日本が舞台で日本人同士の話であるところが、個人的に盛り上がるポイントの1つでもあります。日本人に夢見たっていいじゃない、と。SMが主軸となっていますが、攻めで年下のトオルは先輩の宗形の性癖に付き合わされるわけではなく、潜在的にSな部分を持っていたため、宗形を慈しみつつ自らも徐々にSMを楽しみ始めるよ…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

タイトル通り、うつくしい!!

こちらのレビューで評判が良かったので購入してみました。
皆さんおっしゃってますが、本当に美しい!
うつくしい体ってタイトルなので、ハードル上がりますが、タイトルに違わず絵が綺麗です。
そして、美しいのです。
刺青を入れるのって白い体に映えますよね。
最初は尊敬する先生の作品として墨を入れにくるんだけども、何度か通ううちに彫り師の夕路に恋するミチル。
最初は泰泉のミューズだったのが、そこ…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

傷付けても尚損なわれることのない麗しさ

 受けのミチルの美しさには本当に見惚れました。彼をモチーフにした絵画の作品の展覧会があったら、心から行きたいと思えるほど。才能ある芸術家のミューズになるべくして生まれたと言っても過言ではないでしょう。私自身は人の体に何かを刻みたいというような趣味がまったくないため、彼の滑らかで真っ白な背中に初めて傷が付けられた時は、本当に残念に思いました。ああもう二度と、何にも傷付けられたことのない、生まれたまま…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

尊い美しさ

うつくしくてうつくしくて、終始美しさに見惚れながら読了しました。
耽美さのある絵で描かれる世界は、美しくてどこか背徳感を感じます。
甘くて幸せなお話でした。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
表紙のしなやかで美しい体。この体に墨を入れていく背徳感は堪りません。

受けのミツルの身体に墨が入れられていくだけでなく、その体を自分自身で傷つけてしまうところもどこかぞくっとした美…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

まさに美しい

彫師と日本画壇の巨匠のモチーフを15年間続けてきた美しい男のお話。

日本画家花田泰泉の依頼で、彼の作品である【創生】を長年彼の作品のモチーフとなってきたミチルの背中に彫る事になるけど、彫師夕路に惹かれたミチルが彫り終わってしまったら夕路と会えなくなると思い背中を自分で傷だらけにしてしまう。
”作品”をダメにされた泰泉の怒りにふれ屋敷を追い出されてしまったミチルは夕路と暮らし始める。

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