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8/10(合計:96件)
みやしろちうこ user
わこwako
ネタバレ
WEB小説を巡り巡って辿り着いたのがこの作品でした。BLはどちらかと言えば苦手で、でも時間があるし評価も高いし…と軽い気持ちで読み始めました。 主人公たち以外の言動や思考も事細かに描写されているので苦手に感じる方がいるかもしれませんが、私はライトノベルのテンポのいいお話より、深く掘り下げてくれる作品のほうがより好きなので(ライトノベルも好きですが)気づけば寝る暇惜しんで最後まで一気に読んでしまい…
カラフル
一冊読んでみて、惜しく感じる点が多かったです。作者の方の文章構成力は非常に秀でていて、淡々とした描写の中にも味があり、大変魅力があるのですが、商業小説に慣れている自分には戸惑う事がありました。 作者の細かい世界観の作りこみや文章の並び方や、何気無く描かれる日常に時折描かれるユーモラスなエピソードに惹きこまれる部分が多く、半分くらいまではとても楽しめていました。 半分くらい…
samsa
評判通り、架空の国の設定は細かい所までつくってあり、他にはいない作家さんだと思います。 ただ、個人的に文章のつくりが好みではありませんでした。 ストーリーの大筋としては山あり谷あり、メリハリがあるはずなのに、読んでいると驚くほど単調に感じるのです。一つのシーンを際立たせようと思ったら、それ以外のシーンをあえて曖昧にしたり、省略したりするものかと思います。でもこの作品はどんな些細なシーンもす…
はるのさくら
昼顔もいいけど、やっぱり夜顔もでしょう、と言う事でもちろんこちらもゲット。 以下、がっつりネタバレしてます。 「タフ」シリーズの2人。 こちらは攻め様の響視点です。嬉しいー。 昼顔のシンゴ視点が響視点からのお話に、そのままその続きへと。 2人で休日を過ごして寝オチしたシンゴをベッドへ運び、自分も隣で寝ていてふと気付くと隣にいたはずのシンゴがいない。 そこへロシアンブルーの猫がす…
「タフ」シリーズの二人にすっかり魅了されて、追いかけたくてゲットしました。 がっつりネタバレします。 二人して忙しく会うのもままならなかった時期が過ぎ、やっと重なった休日。 シンゴが響の部屋へ訪れると、早速のちゅーからの~になりそうな雰囲気を押し止めて、まずはデートへ。 ペットショップで犬や猫を眺めて、響はドーベルマンっぽいよなぁ、と内心思いつつ二人して夕飯の買い物をして部…
かん衛門
33年前に幼くして行方不明になった国王の腹違いの兄を探すため、三十代半~後半の男は都へ上がるよう国全土に通達が出された。 山奥で一人っきり、ほとんど人と関わらず生きていた足弱も、あまり乗り気でないまま都へと赴き、他大勢と共に国王である今世王に拝謁した。 一目見て、今世王は足弱を消息不明の兄だと判じる。 自分を兄と慕い愛を囁く今世王や王族として敬ってくる家臣たち、そして宮殿の生活に馴染めない足…
maruchan
1冊目を受けて、よりドラマティックに展開する続編。ボリュームのある作品ですので、(特に前作では)ちょっと冗長かな?と感じるところも正直あったのですが、今回は伏線を回収したりしつつお話的に盛り上がりました。 ただ、時折顔を出す軽めの表現(文体)は、笑ってしまいはするのですが、個人的にはせっかくこの物語世界に浸っているのに現実に戻されてしまうような感覚もありました。終始かための文体できっちり描写…
もともとWEBの投稿小説であるという作品です。元々の投稿サイトでも読めるようですが、この長さをWEBの画面で読むのは辛そうなので、電子書籍版で。ちょっとしつこいですが、この長さを! WEBで投稿で書き上げたという事実だけでも熱いですよね。作者様の「好き」が伝わってくると思いました。 ストーリーは、いわゆる中華風異世界ファタンジーにBL要素を絡めたもの。BLもお好きなのでしょうが、何よりもこういう…
甘食
面白かった!何と言ってもこのボリュームが神です。読みでたっぷりで夏休み読書にピッタリ。では腐った読書感想文書きます。 とは言ってもこの分厚さで二段書きの量なので上巻の後半には「このエビアレルギーの話必要?」とかちょっと思ってしまったのですが、下巻で納得。結構重要エピソードでした。他にも後から色々伏線がきいてきて、読みながらワクワクさせてもらえます。文芸作品並みにストーリーが壮大で、BLのお楽…
幸成
王室病…この病気のせいで多くの王族が亡くなり1人残されたレシェ。 まさかその病気にかかってしまうとは?! そのせいで2人が離れ離れになってしまうシーンとか、その間に起こる謀反で傷つけられる足弱に涙。 その後本当に2人が抱き合えるまでの期間もつらかったな。 レシェの気持ちに応えようとするも、やはりどこかで引っかかる足弱が自分を王族と認められてよかった。 もっともっとレシェに甘えればいいのにそれができ…