幸田みうさんのレビュー一覧

HELLO コミック

幸田みう 

ぎこちない必死さに胸がいっぱい

リアリティだとか丁寧な構成とか美しい絵だとか他であげつらうような文句、幸田さんワールドには無要です。透明感とピリつき、可愛さと独特の普通観念があり、その中をひたすら泳いでいたくなります。
幸田さんの作品を読むのは「more than red」「MY SWEET HOME」に続いて3作目でしたが、この作品が一番好きです。二人がどこまでも素晴らしいし、内容も良いのですが作為的に見せないというか、とて…

7

マイスイートホーム コミック

幸田みう 

動と静が紡ぎ合う細やかなやりとり

※念のためネタバレありにしましたがそこまでありません

東京に出てきた大学生とサラリーマンでゲイの従兄弟の恋とは正直、お話に目新しいものはないかもしれませんし、殆どハラハラしません。
それでも丁寧な線の絵柄と気持ちの丁寧な描写、そして二人の愛おしさで、唯一無二の幸田みうさんの世界にほわわ〜んと浸かれます。
「テニスサークル ズッキーニ」とかちょっとした貼り紙など細かいところまで本当に楽しめ…

3

マイスイートホーム コミック

幸田みう 

方言男子にも萌える

ほのぼの日常の癒し系。
「おかえりなさい」と「ただいま」
こんな優しい言葉を言える関係っていいよね。

秋田のおじいちゃんちで起きた、親戚のお兄ちゃんとの事を思い返しつつ、大学生になって都会に出てきて一人暮らしを始めた悠。

事故物件にぶち当たり怖くて部屋に帰れなくなった時。
街中で偶然、大人になった旗彦と出会う。
拝み倒して、どうにか期限付きの同居生活が開始。

その中で悠は…

2

マイスイートホーム コミック

幸田みう 

方言男子!かわいい!

もうとにかく悠の可愛さに尽きます!
なにこのかわいい生き物…
小さい頃もかわいいし大学生の悠もかわいいよー。
こんなピュアなかわいこちゃんに懐かれて絆されない訳がない。
旗彦に好かれようと一生懸命家事頑張ったり自立しようと奮闘したり。

ゲイばれ(バラして)してじいちゃんとぎくしゃくしたまま8年も音信不通な旗彦。
真っ直ぐに想いを伝えてくる悠を「こちら側」に引き込む罪悪感から悠との関…

4

マイスイートホーム コミック

幸田みう 

タイトルに惹かれて

タイトルに惹かれて試し読み、続きが気になり購入しました。悠くんがとにかく可愛いくて。歳の離れたカップルが登場するストーリーが好きな私は、購入して良かった作品でした。
もう少し、2人の色々が見たかったなぁという想いもありますが、後半はちょっと泣けてしまう所もあり、何度でも読み返したくなりました。
イラストも柔らかい感じで、それが作品全体を優しい感じにしていると思いました。BL初心者ですが、そんな…

3

マイスイートホーム コミック

幸田みう 

攻めの涙に陥落

攻めが泣くBLが好きです。
受けの悠が出て行ってしまって静かな空間でポロリと涙を流す攻め旗彦、あのシーントキメキました。遥を手放した瞬間に悠からもらっていた色んなものに気づいたんですね。その後すぐに遥の元に行ったところも良かった。

その後やっぱり悠をゲイの道に引き入れたくないと葛藤がありましたが、その時の悠の
「戻れなくしたいんだよ」
このセリフ強くて好きです。明るくて純粋なだけじゃな…

5

マイスイートホーム コミック

幸田みう 

もっと二人を見ていたい!

これは可愛かった。いい意味で読み足りないと思える作品です。
キャラの表情、切ないプロローグ、秋田の方言、色々な所に注目して下さい。
また、各話の扉絵が二人の関係性の変化を表わしていて、とても素敵でした。


秋田から大学進学を機に上京した悠と、従兄弟の旗彦が再会し、訳あって同居するハートフルラブストーリー。
悠が健気で可愛いく、旗彦のさりげない優しさが胸を打ちます。
〝旗彦のことが好…

10

「十年後にあがった、あの日の雨。」コミコミスタジオ特典リーフレット 「五十嵐くん」 特典

筒抜けw

本編でも鳴海と電話をする仲になっていて、マサに嫉妬されていた五十嵐くんです。

本編で鳴海はマサも五十嵐くんと電話で喋りたかったんだと誤解してました。

今回も部屋で一緒にいる時に五十嵐くんは電話して来たようです。

鳴海は気を使って「今マサと一緒にいるから変わるね!」と五十嵐くんに言って、マサに「五十嵐と喋る?」と聞きます。

するとマサは何で?と返事をします。
鳴海は前に電話…

1

十年後にあがった、あの日の雨。 コミック

幸田みう 

お互いに大好き

10年後に再会してからのお話だと思っていましたが、最初の同級生のウェディングパーティーと最終話が社会人になってからのお話でした。

ほとんどは攻めのマサ視点による高校時代の回想です。

ウェディングパーティーのお話を読むと受けの鳴海の方がマサを好きな熱量が高いような印象でした。

でもマサ視点で鳴海に落ちるように惹かれていく様子を読むと、マサの方が遥かに鳴海に夢中だと思うのです。

4

十年後にあがった、あの日の雨。 コミック

幸田みう 

優しい色彩の表紙がとても素敵。

お話を読んで、「あぁここはあそこか」と分かるともっと好きになりました。
他の人にとっては何でもない街の一角、というのが逆にロマンチック。
ふたりだけの思い出の場所ですね。

さて、今作は再会ものということで、高校の同級生だったふたりがクラスメイトの結婚式で十年振りに再会するところから始まります。

コミック名『十年後にあがった、あの日の雨。』と同タイトルの第一話は、受け・鳴海視点で進み…

7
PAGE TOP